男性がオシャレを学ぶことの副産物!褒めるチャンスの増加

ファッションコラム

オシャレ好きのメリット

一般的に多くの男性は、オシャレに興味がありません。

大抵オシャレを意識するきっかけは女性にモテたいという動機です。私もそうでした。

実際にオシャレになれば女性からの好感度も上がり、モテることにつながるのですが、メリットはそこだけではありません。意外な副産物があります。

それは他人のオシャレに気づけるようになることです。

他人のオシャレに気づくメリット

男性でも女性でもオシャレをしたことを褒められると嬉しいものです。

あからさまに目立つファッションをすれば多くの人に気づいてもらえますが、その場合は褒められるとは限りません。

一方でさりげないオシャレの場合、わかる人にはわかるといった感じになります。

当然オシャレに興味のない人には気づかれません。変なやっかみを受けることもありません。

ですが、同じようなオシャレに興味がある人には確実に伝わります。

必ずしも伝わった相手が言葉にして反応(褒める)してくれるとは限りませんが、好感をもたれる可能性は高まります。

極端なファッションだと敵をつくる可能性もありますが、わかる人にはわかるといった感じのさりげないオシャレは、味方が増える可能性が高まります。

そこでさらに実際に言葉に出して褒められると、まるで同郷の人に会ったかのような親近感が得られることもあります。

褒めるチャンスの増加

当たり前のことですが、誰だって褒められると嬉しいものです。褒めてくれた相手に好感を持つのは当然の流れです。

オシャレに興味のない男性がオシャレを学ぶことは、自分自身の魅力が上がるだけでなく、他人のオシャレにも敏感になれるということです。

たとえば美容師さんであれば、常に他人の髪形を無意識にでもチェックしています。髪型に関する知識が豊富なので、わずかな変化にも気がつくことができます。

同じように自分自身のオシャレを意識するようになることで、他人のオシャレにも目がいくようになるわけです。

よくモテる男性は、女性の髪形の変化を褒められるものです。

髪型だけではなく、さりげなくネイルやアクセサリーを「お!それ可愛いね」と言ってあげられます。

これだけでも女性から好感をもたれやすくなります。

容姿やスタイルを褒めることが必ずしも悪いわけではありませんが、それらはもって生まれた要素であり、女性自身が選択できたものではありません

一方でファッションや髪型というのは、本人の意思によって選択したものです。そこを褒められると、自分のセンス、感性を褒められたということなので、自分の内面を褒められたと感じやすくなります。

内面を褒めてもらうと、人は自分に対する充足感が増します。要するに自信がつきます。

自信をつけてくれる人に対して好感をもつのは、当然の流れです。

まとめ 副産物の活かした方

さりげない日常の行動や発言から内面を褒めるのも素晴らしいのですが、初対面でいきなりそこを褒めることは不自然です。

へたに褒め過ぎても「何か下心があるのではないか」と警戒されてしまうかもしれません。

一方で外見の細かなポイントを褒めることは、それほど相手は警戒しません。見たままの印象を語られただけだからです。

女性同士はよくお互いのオシャレを褒め合っていますが、男性同士だとオシャレを褒め合うことなど滅多にありません。

だからこそ男性はオシャレを褒められる快感を知りません。ゆえに褒めてあげる効果も知りません

仕事の成果などであれば、多くの男性が褒められる快感を体験していますが、それは時と場所を選びますし、いつでも褒めてあげられるわけではありません。

女性のオシャレに敏感でいられるということは、女性を褒めてあげるチャンスが劇的に増えるということです

男性がオシャレを学ぶということは、自分の外見の魅力を上げるばかりではなく、女性を褒めて仲良くなりやすいという副産物が含まれています。

また同じように褒められたとしても、オシャレな男性とそうではない男性からでは、女性側の喜び具合も変化します。当然オシャレな男性に褒められた方が女性側の快感は増します。

これは女性に対してのモテにつながるだけではなく、男性が相手の場合でも同じことが言えます。

全く知らない人から褒められるより、尊敬している上司や仲間か褒められると嬉しいように、好感度が高い人から褒められた方が、全く同じ褒め方だとしても嬉しさに差がでるものです。内面がわからない初対面ほど、外見の要素は影響力を持ちます。

要するに自分自身がオシャレになって外見の魅力が上がると、今までと同じ行動だとしても、相手側が受け取る印象が大きく変わるということです

この変化はコンビニ店員や食堂のおばちゃんの反応からでもわかります。無精ひげでボサボサ頭で部屋着でいった時と、清潔感のあるオシャレをしていった時では、「ありがとうございました」の声色は全然違うものです。

そこでさらに相手がこだわっているオシャレに気づいて褒めてあげると、一気に親近感がうまれやすくなります。

女性のコンビニ店員に「よくここに来るんですけど、髪切りました?」と言ってあげるだけで喜んでもらえます。素敵な笑顔で「ありがとうございました」と言われるものです。

褒めることが良いことなのは誰もが理解していると思いますが、意外とどこを褒めていいのかわからないものです。

誰の目から見てもわかりやすい結果(仕事の成果など)が出た時だけ褒めるのではなく、些細なことから褒めてあげられる人は間違いなく魅力的です。女性だけではなく、男性からも好感をもたれます。

オシャレに興味がない男性がオシャレを学ぶことには、このような副産物があるというお話でした。

ただし、自分がオシャレになったからと、そうではない人を蔑むようなことはしないでください。それは相手を自尊心を傷つけることになり、嫌われることにつながります。

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