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「魅せる男」のつくり方、レビュー|男性のプロの洞察力

「魅せる男」のつくり方

今回は珍しくおすすめの書籍を紹介します、その本のタイトルが『一流のビジネスマンは知っている ダマっていても人に評価される 「魅せる男」のつくり方』です。

この本を書いた大峰麻友さんは何と元宝塚の男役です、宝塚を退団後は女優や歌手の他に、様々な企業を対象にコミュニケーションアドバイザーとして活躍されている方です。

当サイトでは、数年前に宝塚の男役から学ぶ男らしさについて紹介したことがあるのですが、

参考宝塚の男役は女性の理想の男性像

まさに男役の方が指南する本が『「魅せる男」のつくり方』です、待ってましたとばかりに即購入してしまいました。

具体的な魅せる男の着こなし例が紹介されているわけではないのですが、多くのファッション好きの男性が参考になる内容になっているので、是非おすすめしたい本です。

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「魅せる男のつくり方」レビュー

この本で得られる気づきというのは、「魅せる男」は総合力で決まるということです。

何か高級なアイテムを手に入れたからといって魅力がアップするとは言っていません、100万円のスーツを着ても安物に見える人と、1万円のスーツでも高級そうに見える人の違いを紹介しています。

カッコイイスーツ

姿勢や仕草、表情や目線、笑顔や声色、叱り方や聴き方まで、あらゆる角度から頼もしく見える男らしさを、男を演じるプロの男性として解説してくれます、もちろん洋服や靴や小物についての情報もあります。

歌舞伎役者の女形が演じる女性が、一般の女性よりも女らしいように、宝塚の男役が演じる男性は、一般の男性よりも男らしさを感じるものです。

歌舞伎の舞台

本来男らしくない女の身体で男らしさを表現できるということは、一般男性が少し取り入れるだけで効果は絶大ということでもあります。

普段の姿勢や足を開く角度など、僅かな違いで男らしさ、頼もしさというのが大きく違うということが理解できるようになります。

『「魅せる男」のつくり方』は、たくさんの僅かな違いを気づかせてくれました、これらは洋服の着こなし以前に知っておくべきことです。

この本を読んだからといって、直ぐにオシャレになるわけではありませんが、男としての総合力を引き上げるきっかけになると思います。

女性が理想とする男らしさ

男性が考える男らしさと、女性が理想とする男らしさは違います。

得てして男が考える男らしさは度が過ぎます、武闘派や汗臭さになってしまいます、それよりも女性が理想とする男らしさを取り入れた方が、女性に好かれることになるのは間違いありません。

そしてこの女性が理想とする男らしさ、頼もしさというのが、現代のビジネスマンにとっても有効になります、それが「魅せる男」ということです、著者の大峰麻友さんが実際に様々な企業で効果的な指導できるわけです。

女性が考える女らしさが、必ずしも男性が理想とする女らしさではないように、少なからず男女によるズレがあるものです。女性が考えるセクシーな下着と、男性が期待する下着は大きくかけ離れているものです。

女性を魅力的にするカリスマ美容師と呼ばれる方は、ほとんどが男性です、男性目線で女性らしさを表現できるので、男性にモテる髪型に仕上がりやすくなります。

女性をカットする男性美容師

ファッション好きの男性の中には、自分の世界に入り込んで女性目線を無視している方がいます、あくまでも自分が主役になる着こなしなので周りの評価が高いとは限りません。

どこそこの珍しい高級生地、本数限定の腕時計、本場○○の縫製など、一部の男性はそのような希少価値にこだわってしまうのですが、それがその男性の体型や容姿に合うこととは全く関係ありません。

そして女性も男性に対して、そのような目立つ格好を全く望んでいません、デートで行く場に相応しい清潔感のある格好で笑顔で迎えてくれることを望んでいます。

そしてその姿は女性だけではなく、周りの男性にとっても頼もしくうつります、同僚にも取引先にも好影響を与えるものです。

人間も仕事も中身が大切なのは間違いありませんが、見た目で違和感を感じさせてしまうと不利に働きます、これはもったいないことです。

これは見た目にもわかりやすいスーツや髪型だけのことではありません、どんなに立派なスーツを着ても姿勢が悪ければシワだらけになってしまいます。

皺の多いスーツの後ろ姿

前日に飲み過ぎてお酒の匂いがすれば、契約をもう一度考えたくなるものです。

大事な資料をボロボロの鞄から出されると、契約をもう一度考えなくなるものです。

折り目のついた契約書を出されると、契約をもう一度考えたくなるものです。

ボールペンが景品で貰えるような安物だと、契約をもう一度考えたくなるものです。

見た目に違和感を感じると、気持ちよくなっていた相手が現実に引き戻されます、僅かなスキから相手が冷静さを取り戻すことがあります。

これは女性でも取引先でも同様です、せっかく楽しい会話で盛り上がっていても、鼻毛が出ていることに気づいた途端に覚めるものです。

完璧な人間などいませんが、知らず知らずのうちに相手を不快にさせてしまうようなスキは見せないようにしたいものです。

『「魅せる男」のつくり方』は男性を演じるプロが、女性目線で様々なポイントのスキを教えてくれる素晴らしい本です、カッコよくなりたい男性の教科書と言ってもいい内容です。

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まとめ 魅せる男とは

この本の中でも少し触れられているのですが、昔「人は見た目が9割」という本が流行りました。

この9割という数字は、アメリカの心理学者のコミュニケーション時における研究で、相手に対して違和感、矛盾などを感じている場合、

55%が「外見による視覚情報」を頼りにし、

38%が「声色などの聴覚情報」を頼りにし、

残りの7%が「内容などの言語情報(文字情報も含む)」を頼りにするという研究が元になっています、9割どころか93%なのかも知れません。

誰もが冷静に損得を判断できるわけではありません、合理的な判断をしているようで、あらゆる視覚情報、聴覚情報に左右されています。迷ったり、違和感を感じると93%が内容以外の要素を元に判断するということです。

これは恐ろしいことです、どんなに優れた内容でも見た目に違和感を感じると弾かれてしまうかも知れません、落ち着きのない声や貧乏ゆすり、背中を丸めてスマホを覗く姿から嫌われることは珍しくないということです。

想像以上に人は見た目で判断しています、野菜を選ぶ時でも虫喰われが少ない形の良いものを選びます。

積み上げられた野菜

冷静に考えれば虫に食われている野菜の方が、農薬の影響が少なく安全だと判断できるのですが、いざ目の前に並んでいるものから選ぶとなると、やはり色艶のいい虫喰われの少ない綺麗な野菜を手に取るものです。

改めて人は見た目で判断しているということを理解してください、「人は見た目じゃない」という考えが強いと、見た目の隙を意識することが出来ません。

見た目といっても容姿や高級ブランドのロゴのようなことだけではなく、信頼できる表情や姿勢、自信満々の声色や笑顔、身体にフィットした清潔感のあるスーツ、これらの総合点で見た目は評価されます。

どんなに優れた製品を開発しても、デザインが悪ければ敬遠されます、パッケージや広告がダサいと敬遠されます、売り込む営業マンがだらしないと敬遠されます。

パッケージのデザインを変更しただけで売り上げが倍増したケースは珍しくありません、人は知らないモノ、新しく出会うモノほど外見で判断しています。

人間性や製品の中身を正しく判断してもらうためにも、外見を整える必要があります、外見で違和感を感じられると中身を試してもらうことも出来ません。

『「魅せる男」のつくり方』を読んで外見の総合力を磨いてください、女性が理想とする頼もしい男性を知ってください。

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僅かな気づきがあなたの魅力を確実に引き出してくれます、今まで気にもしてこなかったポイントで減点されていたこと気づいてください。

流行のファッションや高級ファッションを身につけても加点は知れています、しかもその加点がずっと続くとは限りません、流行は諸刃の剣です。半年も経てばダサいという烙印が押されるかも知れません。

一方で様々な減点を減らすことができると、それは一生モノの魅力になります。

頼もしさが増すと仕事に好影響がでます、女性から好かれることになります、子供に好かれるようになります、お年寄りから頼りにされます、人として魅力がアップします。

魅力がアップすると周りの反応が変わります、コンビニ店員の女の子から「ありがとうございました」と笑顔で両手を添えてお釣りを渡してくれます、食堂のおばちゃんに話しかけられてサービスしてくれます。

あなたの魅力が上がると、周りの人は話しかけやすくなります、表情や姿勢から気持ちのいい受け答えが返ってくると想像できるからです。

仏頂面で腕組みをしている人に話しかける人はいません、ここまでわかりやすくなくとも、無意識にそのようなマイナスの印象を周りに与えていると、あらゆる成功率が下がるものです。

『「魅せる男」のつくり方』は何度も読み返す価値があります、知らず知らずのうちに減点してしまっているポイントを気づかせてくれます。

ファッション雑誌の新製品で加点を狙う前に、まずは減点を減らしてください、ファッションにお金をかける前に男性が知っておくべき知識が詰まっています。


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