自信をつけるには洋服と向き合え!他の方法論にはない効果
自信をつける方法とは
私は一度人生に絶望しており(苦笑)、多くの自己啓発書、スピリチュアル的な精神論の書籍を読み漁っていた時期があるのですが、ある時にそれらの共通点に気づきました。
あくまでも私なりの解釈ですが、多くの自己啓発や精神論というのは「自信のつけ方」の方法論です。
解釈や手法は様々ですが、どのように自信をつけさせるかがポイントになっていると感じました。
スピリチュアル的な例で言うと、ある人にとっては「ご先祖様が見守ってくれているよ」という言葉で凄く安心するのかも知れません。
育ってきた環境や文化や教育によっては、ご先祖様という言葉ではなく、神様だったり、仏様のほうが安心感が増すわけです。その人にとってよりリアルにイメージできる内容だと相性が良いわけです。
他にも自分の内なる力に求めるパターンだと、気功だったり、レイキだったり、チャクラだったりと、また様々な解釈があります。
五感に訴える方法だとオーガニック食品だったり、灼熱の砂漠のアロエだったり、アロマだったり、神秘的な音楽だったり、パワースポットだったりするわけです。
また論理的な解釈のパターンも多く存在します。脳の仕組み、身体の仕組み、様々なデーターを元に解説されているパターンもあります。またそれらが組み合わさっていることも多いです。
これらはどれが正しいという問題ではなく、あくまでも相性の問題であり、その方法論に強く感銘を受けたり、納得できる解釈に出会えるとスッキリするので、気持ちよく前向きになれるわけです。
「そうか」「そういうことか」「なるほど」「だからか」
など自分にとって気持ちのいい解釈が見つかると、これは素晴らしい情報だとなります。
ただし、これらの手法で身につけた自信は長続きしない傾向があります。よほど感銘を受けない限り、実際の行動が変わらないからです。
内面の変化の時間差
本人は気持ちよく納得しても、それが周りに伝わるには時間差があります。
ある素晴らしい考え方を得たとしても、その効果が出るまでに時間差があります。
もちろんそれぞれの方法論には、長期的なスパンで考えられたものも多く、効果が出るまでの反応に対する上手な解釈までカバーしていることもありますが、一人で行動し続けるというのは難しいものです。
世の中には様々な塾や教室、セミナーなどがありますが、あれらは一人で続けることが難しいからこそ成り立つシステムです。本を読んだ瞬間に変えられるのであれば必要ありません。
筋トレをすれば筋肉がついて痩せるなんて誰でも知っています。それでも高額なジムが流行するのは一人での継続が難しいからです。
また内面の変化は本人が実感するのが難しいので、客観的に外部の人からの評価が得られると、自信をつけやすいということもあります。
筋トレのように見た目が変化する場合は、自分でも判断できますが、筋肉が大きく発達するには時間がかかるので、初心者は続けることが難しいわけです。
一方で時間差が全くない方法論があります。それが洋服を着飾ることです。
外見の変化
洋服を着飾ると内面の変化に関係なく、手っ取り早く外見を変化させます。
先に周囲の人の評価が変わります。
多くの精神論は自分の内面と向き合い、時間をかけてそれらが成熟してくると、表情やしぐさや言葉遣いとして外に出てきます。これが時間差です。
筋トレも外見の変化としてあらわれるには、ある程度の時間が必要です。
一方で洋服を着飾ると、その瞬間から外見が変化します。
むしろ内面の変化を置き去りにしてしまいます。
周囲の人からの評価(素敵、カッコイイ、ダンディですね)に引っ張られるように、内面まで向上していきます。
まるでゴムで引っ張られたように、瞬間的に持ち上げられ、さらにその先に勢いがついて到達します。
その居場所が心地よいと洋服を着飾ることが楽しくなりますし、ますます外見が磨かれ、それに伴って内面まで磨かれます。要するに自信がつきます。
洋服を着飾るというと、外見ばかりを気にする「いけすかない奴」と感じる方がいると思いますが、実は洋服を着飾ることは、そんなに簡単なことではありません。
特に年齢を重ねている男性(容姿や体型が崩れている)ほど、しっかりと自分と向き合わなければなりません。
単純にお金をかけてブランド服をみにつけても似合うとは限りません。またその場にそぐわない格好でも意味がありません。
しっかりと自分の体型と向き合い、ほどよく体型のデメリットを隠し、TPOに相応しい洋服を身につけていると、周りの評価はうなぎ登りになります。
内面と外見の違い
ものすごく当たり前のことですが、内面と外見は違います。
自分の内面と向き合い、考え方をガラリと変化させられることが理想ですが、やはりそれは簡単なことではありません。
多くの方が長い時間をかけて、ゆっくりと内面を向上させていくのだと思います。
また内面の変化は自分では気がつきにくいものです。理論としは納得できても行動にうつせないことが多いです。わかっちゃいるけどやめられないわけです。
これが逆に働いてしまうと、「どうせ俺はダメなやつなんだ」と自信を失ってしまいます。判断する基準を知ってしまっただけに、自分の評価をさげてしまうリスクもあります。
一方で外見の変化には、わかりやすさというメリットがあります。
時間差がないと言いましたが、それは周囲の評価という意味であり、外見からの働きかけによる内面の変化にも、やはり時間差はあります。
ただし、その時間の長さが圧倒的に短いということです。
家を建てるときに基礎から骨組み、そして内側から丁寧に仕上げていくと、それなりの時間が必要です。
もちろん時間をかけて全て完成すれば、周りの人からの評価も上がると思います。
一方でツーバイフォー住宅のように、完成した外壁を持ってきて組み上げると完成は早まります。
外側が整うと内装や設備が完成する前から、ご近所さんから「素敵な家ね~」と評価されます。
このたとえが良かったのかどうかは微妙ですが(苦笑)、外見から変化させるほうが手っ取り早いということです。
他の自信をつける方法が悪いわけではありませんし、もちろん同時進行も可能です。
ただ外見をおろそかにしてしまうと、時間がかかるということは覚えておいてください。内面の変化が周囲の人に伝わるほど自然ににじみ出るには、かなりの時間がかかります。
自信をおとす人の存在
自信をつけるのに正攻法で攻めると様々な障壁にぶつかるものです。
多くは周囲の人の反対です。
家族や友達が変化していくあなたに向かって悪気もなく「それは怪しいよ」「騙されているよ」と言ってきます。
それでも初めの頃は「わかっていないな~」と受け流せるのですが、どうしても効果が出るまで時間差があるので、「やっぱり怪しいのかな」と心が揺れ動いてしまいます。
ここで元の自信のない自分に戻るか、もしくは他の方法論を探し求めたりします。まさに過去の私もそうでした。
よほど悪質な業者や宗教でもない限り、多くの方法論は素晴らしいものですし、実際にそれらの方法論で自信をつけた方もたくさんいると思います。
あくまでも解釈の仕方の相性の問題であり、本質はそれほど大きくは変わりません。
これはダイエットの方法論とも似ているのではないでしょうか。どのダイエット方法でも痩せることは可能です。相性の問題があるだけです。
一般的な内面から自信をつける方法というのは、カロリーを消費させるための運動のようなことです。決して間違いではありません。ただし無駄な贅肉が落ちて、筋肉が引き締まるまでには時間が必要です。
一方で外見から変えるというのは脂肪吸引のようなことです。その瞬間から変化します。自信がつきます。
もちろん洋服を着飾ることに脂肪吸引のような生体的なリスクはありません。あまりにも突飛な格好をすればマイナス評価になることはありますが・・・。
そして脂肪吸引で痩せた方が、周囲の人から褒められると益々自信がつきます。その体型を維持することが気持ちよくなるわけです。
この気持ちよさの正体が、自信とおおいに関係しています。
まとめ 自信とは気持ちよさ
自信のつけ方は色々ありますが、自分の内面と向き合って自力で引き上げる方法よりも、外見を整えて周囲の人に引き上げるのを手伝ってもらう(褒めてもらう)ほうが、手っ取り早いと思います。
あなた現在行っている自信のつけ方と同時進行で構わないので、今までよりも外見に意識を向けてください。
これは高級ブランドの洋服を購入するということではなく、洋服のメンテナンスだったり、整理整頓をすることも含まれます。お金だけの問題ではなく、外見に対する意識の問題です。
自宅に人を招く前に掃除をするように、掃除をすると人を招きたくなるものです。
大切な行事や人に会う前に新しい洋服を購入したり散髪をするように、新しい洋服を購入したり散髪をすると人に会いたくなるものです。
これらの行動は自信がついたからです。失われていた自信を取り戻したからです。
いつも以上に外見と向き合うということは、いつも以上に自信をつけることにつながります。
デートの前日にはムダ毛の処理や爪の手入れをするものです。
逆に普段からこれらを怠っていると、たまたま素敵な人と知り合っても、その後の行動にストップがかかってしまいます。
せっかく白馬に乗った王子様が現れて誘ってくれても、ムダ毛の処理を怠っている女性は誘いに乗ることができません。そして自信を失ってしまいます。
一方でいつでも準備万端な女性(永久脱毛など)は常に「イケメンはどこ?」とばかりに、男センサーがフル稼働しています。
イケメンと触れ合うことだけが気持ちいいわけではなく、そのための行動にも気持ちよさを感じるようになります。
すると食事制限や筋トレという行動も楽しくなります。それらの行動がイケメンとの出会いに繋がっていると感じられるからです。
これはパブロフの犬と同じです。実際に食べ物が目の前になくても、ベルの音=食べ物がもらえると脳が確信しています。
自信がない状態というのは、この確信の度合いが低いからでもあります。どこかに引っかかっていると気持ちよくなれません。よだれは流れません。
これが自己啓発書や精神論の初期段階です。解釈に納得はしても確信度が低いので、気持ちよさを感じるほどではないわけです。だから行動につながりません。
一方で筋トレやダイエットが異性にモテることにつながると確信している人は、その行動が気持ちよくなります。確信度が低いとそれらは努力や苦痛になります。
自己啓発書や精神論は内面から確信度を高めようとしてくれますが、洋服を着飾ることは外見から手っ取り早くこの確信度を高めてくれます。イメージしやすいということです。
好きなあの子が「筋肉質な男子が好き」という噂を聞くと、筋トレのモチベーションは上がります。これが確信度が上がるということです。
変化や行動の結果が具体的にイメージしやすくなるようなことです。頭の中でイメージができるとパブロフの犬のように、事前段階から気持ちよくなります。これが自信になり行動につながります。
洋服と向き合って外見が変化すると、周囲の人からの評価が変わります。褒められる度に確信度が高まります。
すると褒められる前からでも気持ちよさを感じるようになります。
これが自信の正体でもあります。確信度が高まると結果が出る前の行動そのものに気持ちよさを感じるようになります。
結果が得られるかどうかはあまり関係がありません。既に気持ちがいいのです。不安要素がないので自信がないという感情にすらなりません。既に満たされています。
先に外見を変えるということは、この褒められる気持ちよさを先に受け入れる方法論です。パブロフの犬のように、
洋服を着飾ること=気持ちいい
というサイクルが脳に出来上がると、どんどん魅力的に外見になっていきます。またその為の努力、行動というものが気持ちよくなります。
これで自信がつかないわけがありません。
女性が肌の化粧のノリがいいと機嫌が良くなるように、綺麗になって褒められる前から気持ち良くなります。
逆に化粧ノリが悪くて機嫌が悪いと、積極的に行動しようとは思えないわけです。気持ちがよくありません。これが自信につながる理由です。
小難しい説明をしてしまいましたが、要するに洋服と向き合うことに気持ちよさを感じるようになると、自然と自信がみなぎるようになります。
自信がみなぎるといいますが、自信をつけるという段階の先に到達します。ご飯を食べるのに自信が必要ないように、ゲームをするのに自信が必要ないように、気持ちがいいことをするのに自信は必要ありません。
人と出会うこと、その為の準備に気持ちよさを感じられるようになれば、自信のなさから行動を抑制されることがなくなります。自信をつける必要すらなくなります。
一部の精神論に外見は関係ないとありますが、内面が大切なのは当たり前なんです。その立派な内面を正しくみてもらう為にも、外見を整えておく必要があります。
どんなに美味しい料理を提供しているレストランでも、入り口に清潔感がなければお客さんは入ってきてくれません。
「人は外見じゃない、内面で勝負だ!」と言うと聞こえはいいですが、汚いレストランが「味で勝負だ!」と言っても一部の人しか反応しません。
味が大切なのは当たり前なんです。味だけが良くても意味はありません。
自信をつけるのも少し似ています。
稀に妙な自信だけをもち他者の批判ばかりしている人がいます。どんな話をしても他者を引きずり落とす言葉しか出てこない人もいます。
中途半端に精神論にはまってしまうと、このような間違った自信をつけてしまうので気をつけてほしいと思います。
だからこそ複合的な自信のつけ方である「洋服と向き合う方法」をおすすめしたいと思います。ぜひ洋服と向き合う気持ちよさを知ってください。
ほかの自信をつける方法と同時進行で構わないので、普段身につけている洋服と真剣に向き合ってみてほしいと思います。
そこで得られる様々な気づきが、あなたの内面を大きく成長させてくれると思います。
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