中年男が白髪を染めすぎると余計老けて見えます!ほどほどに・・・

ファッションコラム

思春期に白髪

男性女性に限らず誰もが年齢を重ねる毎に、多かれ少なかれ白髪が目立ってくるものです。

白髪の男性

はっきりとした白髪になっていなくても、若かりし頃から比べると髪の色素が薄くなっていきます。

実は私は、小学生の頃から白髪がありました。

それを発見したスネ夫のような同級生のK君は、ご丁寧に私の白髪を抜いて黒板にセロテープで張り付けてくれました。そのおかげでクラス中のみんなに白髪が知れ渡ってしまいました。ものすごく悔しくてコンプレックスになったものです。

ただ中学生になると「若白髪は頭がいい証拠だ!」と言ってくれた先生がいて、あっさりとコンプレックスから解消されましたが、思春期の青年にとっては白髪は悩みの種でした。

そんな白髪のデメリットをメリットに変えてくれた先生に感謝です。

全く同じ白髪という存在でも考え方一つで解釈は変わります。白髪に対する認識を変えた途端に、コンプレックスから自慢にすらなるということです。

これは若白髪に限ったことではありません。中年にとっても解釈次第で武器にもコンプレックスにもなるのが白髪です。

しばしば不自然なぐらい黒々とした髪の中年男性がいますが、白髪の染めすぎにはデメリットがあるので気をつけてほしいと思います。

実年齢以上に見えてしまう白髪を染めることが悪いわけではありませんが、何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

白髪のデメリットをプラスに

学生の白髪はデメリットだとしても、中年男性の白髪はそうでもありません。

童顔の男性にとっての白髪は、大人っぽさや落ち着き、貫録を纏えることにもなる場合もあります。俳優が役に合わせてあえて白髪にすることは珍しいことではありません。

堂々とした男性

白髪の程度にもよるのですが、ちょっとした白髪であれば、それほど気にする必要はありません。

むしろ白髪を気にし過ぎて真っ黒に染めてしまうと、余計に老けて見えることもあります。

よく芸能人の中にもいますが、顔の皮膚がたるんできているのにも関わらず、黒々とした髪で不自然になっている男性がいるものです。白髪を染めることが必ずしもプラスに働くとは限りません。

白髪染めのデメリット

白髪染めがダメだというわけではないのですが、バランスよく仕上げるのはかなり難しいと思ってください。年相応にバランスの取れた白髪に染められればいいのですが、実際にはそうではない男性が多く見受けられます。

一般の人でも、いかにも「白髪を染めています」という感じの、真っ黒な髪の中年男性をしばしば見かけます。

肌の衰え具合と髪の色のバランスが非常に悪く、髪だけ黒々していると頭が浮いてみえてしまいます。

文字通り、髪が浮いて見えてしまうと、

 

「あの人、ズラじゃない?」

 

と噂されるかも知れません。たかだか白髪でズラ疑惑です。デメリットが甚だしいです。

さらに白髪染めによっては頭皮へのダメージがある場合もあります。これも薄毛に悩む中年男性には大きなデメリットになりえます。

参考薄毛に似合う髪型を見つける方法

白髪も美容室や理容室のプロに染めてもらえば、綺麗にバランスよく染めてもらえるとは思うのですが、女性と違って男性の髪型は短いので、どうしても髪の生え際の白髪が目立つものです。

なので、頻繁に染め直す必要があり、お金も時間もかかってしまいます。

生え際の白髪

このように考えると、中年男性の白髪染めはメリットよりもデメリットの方が多く、バランスよく保つのは案外難しいのだと思います。

中途半端に生え際が見えてしまうと益々際立ちますし、黒々し過ぎていても悪目立ちしてしまいます。

ハゲを隠そうとバーコードヘアやすだれのような髪にするとハゲが際立つような事です。

最近の白髪染めは黒々と染めるだけではなく、自然なグレーヘアに染める商品もあるので、白髪染めを検討されている中年男性は、そのような商品の方がおすすめです。それでも少しずつ使っていくような慎重さが必要です。

自力で白髪を改善する方法

髪の毛が白髪になる原因というのは、実はよくわかっていません。

なので、はっきりとした対処法があるわけではありません。

ですが、私の祖父は真っ白だった白髪がかなり改善したことがあります。

その理由は施設に入ったからです。

病気がちな祖母の看病に疲れ果てていた祖父は、60過ぎから髪が真っ白だったのですが、祖母がなくなって施設に入るようになると、顔を出す度に髪が黒く戻っていきました。

おそらくストレスや食生活の改善が理由です。

要するに健康的な生活習慣を取り入れることで、白髪が改善する可能性があります。

苦労している人ほど白髪のイメージがありますが、まんざら嘘ではないのだと思います。

生活習慣を改めたらといって、必ずしも白髪が改善するとは言えませんが、健康に悪いわけではないので、チャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。

ワカメや黒ゴマを食べたからといって白髪が改善されるわけではないのですが、ワカメや黒ゴマの成分のおかげで栄養バランスが良くなると、白髪や薄毛が改善されるかも知れません。

食べ物だけでなく、睡眠環境といった総合的な健康を意識してみてください。

まとめ 白髪のバランスとは

たまに50代ぐらいのおばさんが補正下着を身につけ、20代のモデルみたいなスタイルをしているのを見かけることがあるのですが、非常にバランスが悪く、違和感が満載で不気味にすら見えてしまいます。

スタイルの良いモデルの上半身

ツンと上を向いたバスト、引き締まったウエストや小ぶりなお尻、そこにたるんだ二重あごが乗っかっています。ほとんどコントの着ぐるみのような違和感が漂います。

バランスを無視するとこのようなことになってしまいます。これは白髪染めでも同様です。

そもそも若く見える人というのは、若作りをしているのではなく、年相応のファッションや身だしなみをしている人のことです。

参考若作りが失敗する理由

多くの人が年相応のファッションすら出来ていないので、中途半端に若い頃のファッションを引きずって残念な若作りに見えてしまいます。

これは多くの中年男性が悩む薄毛についても同じことが言えます。極端な薄毛対策や増毛、カツラには、どうしても違和感が出てしまいます。

参考本当の薄毛対策はシンプル!

薄毛を隠し通すのも大変ですし、毎日のセットも大変です。そもそも周囲の人は鏡の前のように正面から見てくれるわけではありません。あらゆる角度から見られるので、そうそう隠しきれるものではありません。

白髪染めも同じようにバランスがすごく大切です。安易に真っ黒には染めるべきではありません。

どうしても白髪が気になる男性は、プロの理容師さんに相談してバランスを取ってもらってください。自分で染めるにしても、一度バランスの取れた状態(正解例)を知っておいた方が良いかと思います。

どうしても自宅で白髪を染めたい男性は、少しずつ染まっていくシャンプーなどが良いかも知れません。大きな失敗にはならないと思います。

ただ白髪染めが頭皮の肌荒れの原因になることもあるので気を付けてください。白髪を気にし過ぎて薄毛になってしまってはもったいないです。

白髪が増え過ぎると老けて見えるのは事実ですが、全く白髪がないのも不自然なものです。

白髪に対する認識は人それぞれなので、必ずしも正解があるわけではありませんが、極端に染めて不自然な髪にならないように意識してほしいと思います。

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