口臭対策は難しい!?危険を見極めるためにも改善しよう
口臭対策は難しい・・・
自分自身で口の中が臭いと感じたのであれば、すでに相当周りの人に迷惑をかけていると思ってください。
自分で自覚があるのは相当な口臭です、直ぐに対策をしてほしいと思います。
簡単な口臭対策としては「口で呼吸をしない」ということです。
とりあえず口を閉じることで周囲への迷惑を減らすことが出来ます、特にエレベーターなどの個室では口呼吸にならないように気を付けてください。
また鼻呼吸になれば口の中の乾燥を防ぐことが出来ます、さらに唾液が十分に分泌されて口の中が潤っていれば、雑菌の繁殖も抑えられて口臭を減らす効果もあります。
他に簡単な口臭対策として、ブレスケアやフリスクなどに頼る方法もあります。
これも即効性があります、根本的な口臭の原因の解決とは違いますが、前日にニンニクなどを食べた時などの一時的な口臭には、このような商品に頼るのも良いと思います。
ちなみに日頃からフリスクをよく使っている人は、自分の口臭対策だけではなく他人の口臭も凄く気にする人達ということを覚えておいてください。
そのようなタイプの人は口臭がある人に嫌悪感を抱きます、好きな女性だったり大切な取引先だったりすると、僅かな口臭でもマイナスに働くので、特に口臭ケアを気をつける必要があります。
口臭の種類
口臭には色々な原因があります、単純に歯のケアを怠った場合、歯を磨かない人は口の中から悪臭が出ます、これが原因であれば歯をきちんと磨くことで解決出来ます。
他の原因として食事の内容も大きく関係してきます、例えば焼肉や餃子、キムチをたくさん食べると、次の日ぐらいまでニンニクの匂いを引きずることになります(約16時間残るそうです)。
これらのように口臭の原因が明確な場合は対策は難しくありません、大切な日の前日の食事を気を付けて、しっかりと歯を磨けばOKです。
病気で口臭
問題なのは口臭の原因が病気の場合です。
代表的なのは歯周病です、これは素人がどうにか出来る問題ではないので、歯医者さんで治療してもらうしかありません、過去に経験があるのであれば日ごろから歯周病予防の歯磨き粉を使うのもいいと思います。
このような病気が原因の口臭の場合は、ブレスケアやフリスクで誤魔化している場合ではなく、一刻も早く治療にかかるべきです。
そして歯周病の他にも気をつけてほしいのですが、内臓が病気に侵されていると、独特の口臭がすると言われいます。
私の知り合いに看護婦さんがいるのですが、その方は内科の入院病棟を長年担当していまして、重病患者は独特の口臭がすると言っていました。
その看護婦さんいわく、初対面の人でもなんとなく内蔵がやられているのがわかるそうです、それぐらい独特の口臭がするそうです。
私がその看護婦さんに会うと、わざと口臭を吹きかけて「大丈夫?」と聞くことが習慣になっています(嫌がられますが苦笑)。
その看護婦さんだけが特別なのかと思っていたのですが、まさにそのような研究をしている方が先日テレビで紹介されていました。
その方の研究では、犬の嗅覚を使って人間のがんを判断するのだそうです、将来的にはがんの早期発見につなげたいのだそうです。
一言で口臭と言っても原因は様々です。
個人で出来る簡単な対策だけではなく、病気の可能性もあるということも覚えておいてください。
ガムで口内環境改善
ちなみに私は食後にキシリトール系のガムを噛むことにしています。
キシリトールの効果による虫歯予防もあるのかも知れませんが、それよりも唾液を出すことに意味があります。
唾液は口の中を正常に保つ作用があります、世の中には普通の人よりも唾液の成分が強力で、歯を一切磨かなくても虫歯一つなく口臭も全くしないという人が存在します。
残念ながら私はそうではないのですが、せめて普通の唾液でもなるべく多く出そうと食後にガムを噛むことを習慣にしています。
既に10年以上続けていますが、ガムを噛むようにしてから虫歯には一度もなっていません。
ちなみに、お釈迦さまに弟子入りした僧侶の持ち物は、衣服と楊枝だけだったそうです、昔から歯のケアは凄く重要だったのだと思います。
食後すぐの歯磨きは危険?
歯磨きのタイミングについても色々な意見がありまして、必ずしも正解があるわけではないのですが、テレビで紹介していた方法に納得したことがあります。
食後は口の中が酸性に傾いている状態なので、歯の表面が溶けて柔らかくなっており、そのタイミングで歯を磨くと、歯の表面が削れて薄くなってしまうそうです。
要するに「すきっ歯」になりやすいということです、なので食後は30分ぐらい空けてから歯を磨くと良いそうです。
私の場合は食後にガムを噛むので、すぐに歯を磨くことはなく、すきっ歯でもないので、その時は「ふーん」程度に思っていたのですが、ある時に親戚の集まりがありまして、数十年ぶりに会った従妹が食事の後すぐに歯を磨いていました。
その従妹の歯が見事な「すきっ歯」だったので、テレビの通りだと驚きました。
戻ってきたあとに「いつもすぐに歯を磨くの?」と聞くと「そうだ」と答えました、小さいころからの習慣なんだそうです。
歯や唾液の質は人それぞれので、必ずしもこのタイミングが正しいとは限りませんが、私は食後のガムで唾液を出して、酸性に傾いた口の中を中和してから歯を磨くことにしています。
すきっぱの方は意識してみてはいかがでしょうか。
自然界の動物に歯を磨く習慣などあるはずもなく、本来の生き物は歯を磨く必要はないはずです。
ですが、人間が作った加工品を食べるペットは虫歯になる時代です、やはり食事の内容が自然のものとは違うので、気をつけなければなりません。
まとめ
スメルハラスメントととして最も気をつけたいのが口臭です。
加齢臭や体臭ケアは専用石鹸などでケア出来ますが、口臭は日ごろの生活習慣の改善が大切です。
そして病気による口臭の変化を見極める為にも、口の中のケアはしっかりとするべきです、普段から口が臭いと変化に気づくことができません。
素人が口臭で病気を判断することは難しいですが、明らかに普段と違う口臭がした場合は気をつけてください、続くようであれば病院で調べてもらいましょう。
口臭対策をまとめると、食事の内容に気をつけて、しっかりと歯を磨いて口内環境を整えることです、またフリスクや食後のガムも適度に取り入れてください。
口臭ケアは周りの人への配慮だけではなく、自分の健康の為にも重要なことです、僅かな変化を見逃さない為にも、日頃から口の中を正常に保つことを心がけてほしいと思います。
ちなみに歯磨き粉にミントなどの作用でスッキリするタイプが多いですが、このスッキリ感にも気をつけてください。
ろくに歯を磨かなくてもスッキリとしてしまうので、それなりに磨いた気になってしまいます、しっかりと歯を磨けば歯磨き粉は必要ないというお医者さんもいるぐらいです。
歯磨き粉を使うなとは言いませんが、しっかりと時間をかけて歯を磨いて口内環境を清潔に保ってください、それが最も口臭対策として有効だと思います。
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