おすすめは男用のリップクリーム!正しい塗り方を理解しよう

ファッションコラム

リップクリームは女性用?

あくまでも一般的なリップクリームのターゲットは女性であり、女性の心に刺さるような効能や謳い文句、パッケージのデザインという特徴があります。

女性用のリップクリームは唇の乾燥を防ぎながらも、プラス唇にうるおいを与えたり、良い香りが漂います。そして見た目もツヤツヤ、プルプルになり、中にはラメまで入ってキラキラさせているものもあります。

香水

そのようなリップクリームを男性が使ってしまうと、物凄く違和感が出てしまいます。極端なことを言えば「オネエ」っぽく見られるわけです。

職場でこのような唇になると、あらぬ噂が立つかも知れません。

男性の荒れた唇も清潔感がなくなってしまうので問題なのですが、中年男性のプルプル、ツヤツヤの唇も違和感があるということを忘れないでください。あくまでも自然な唇に仕上げる必要があります。

男性用リップクリーム

そこでおすすめなのが、男性用のリップクリームを使用することです。

メンソレータムのような一般的なリップクリームを選んでおけば問題ないのですが、最近は男性向けのリップクリームを増えてきました。

女性向けのリップクリームと比べると余計なツヤが出ることがありません。そしてパッケージが男っぽいことも意外と重要です

基本的に周囲にリップクリームを使用していることは知られない方がいいのですが、何かのきっかけで周囲にバレたときに、いかにも女性が使っていそうなリップクリームだと「女々しい」という印象になってしまいます。

リップクリームの王道である緑色のパッケージですら、周囲の男性からは「男なのに~?」という目を向けられることがあります。

それをわざわざ周りの女性に言いふらす男もいるぐらいです(経験有り)。

なるべくなら人前で塗らないでバレないのが一番ですが、バレてしまった時に男性用のリップクリームであれば、多少は言い訳もたつということになります。

さらに医薬品のリップクリームであれば、唇の荒れの治療のためと言い返すこともできるので、精神的なダメージも受けずに済みます。

メンソレータムのような一般的なリップクリームが悪いわけではありませんが、ドラッグストアなどで売られている男性向けのリップクリームであれば、余計なツヤや香りも少ないので個人的にはおすすめです。

リップクリームの正しい塗り方

男性は口紅を塗るわけではないので、リップクリームの正しい塗り方を意識したことがないのではないでしょうか。

私自身もそうだったのですが、実は多くの男性がやってしまっている塗り方は間違いです。見よう見まねで口紅を塗るようにリップクリームを塗ってはいけません。

口紅をする女性

リップクリームは横に伸ばすように塗るのは間違いです。唇が乾燥してひび割れてしまうポイントというのは唇の皺の奥であり、表面ではありません。

唇の皺は縦に入っています。リップクリームを横に引いて塗ってしまうと、唇の表面は潤うのですが、肝心の乾燥しやすい皺の奥には届いてくれません。

 

リップクリームは縦に塗る必要があります。

 

と言っても、唇に縦に塗るスペースはあまりないので、スティックの先端をポンポンと置いて塗る感じでOKです。

その後に上唇と下唇を「ん~」と合わせて、皺の奥に入り込むように馴染ませてください。これが正しいリップクリームの塗り方です。

コツは塗り過ぎないことです。唇からはみ出るぐらいたっぷり塗ると妙なテカリだけ残ってしまいます。唇の両サイドは皺が少ないので乾燥のしやすい中心あたりをポンポンと押さえつけるように塗ればOKです。

リップクリームをたくさん塗り込むよりも、こまめに少量塗り込んだほうが治療や乾燥対策として効果的です。この塗り方を意識してください。

ちなみに手で塗り込むタイプのリップクリームもあり、

こちらの方が唇が乾燥する皺の奥まで届けやすい特徴があるので、治療用のリップクリームはこちらのタイプという事が多い傾向があります。

ただこれは小まめに塗る事が難しく、使い勝手という意味ではスティックタイプの方が便利です。周りの人に気づかれないようにサッと済ませる為にも、スティックタイプのリップクリームを正しく塗る方法を覚えておいてください。

まとめ 男性はあくまでも自然な唇

最後にしつこいようですが、男性は決して人前ではリップクリームを塗らないように気をつけてください。これが一番重要です。

女性だけではなく同僚の男性にですら、リップクリームを使っていることがバレない方がいいです。

「あいつ男のくせにリップクリームなんか塗っているよ」

と余計なことを、わざわざ女性の前で言う奴がいるものです。

リップクリームに限った話ではありませんが、男性のお洒落というのは女性と違って全面に押し出してしまうと野暮になることが多いので、あくまでも目立つような事は避けてください。

目立つファッションアイテムを身につけている男性がお洒落な印象になるのではなく、ダサいポイントがないファッションの男性がお洒落な印象にうつります。加点アイテムよりも減点箇所を減らしていった方が、結果的にバランスが取れてオシャレな印象へ近づきます。

男性が使用するリップクリームも同じです。不自然なほどプルプルに潤ってしまうのが良いのではなく、自然な状態に近づける事がポイントなので、唇の乾燥を防ぐ程度の距離間で付き合うのが得策です。

空気の乾燥している冬場に唇が荒れてしまう男性は、荒れる前にツヤのないリップクリームを縦に少量だけ塗ってください。基本的にはこれだけでOKです。

また前の記事で紹介した自分の油分で補う方法も覚えておいてください。リップクリームがない時に役立ちますし、余計な保存料や香料も含まれていないので安全です。

このようなテクニックが一般的に普及していないのは、テレビや雑誌で紹介するのが難しいからです。私が知ったのもある美容家の書籍からなのですが、彼女はテレビに出演する事はありません。

このようなテクニックが普及してしまうと、テレビのスポンサーである化粧品メーカーの商品が売れなくなってしまうので、大々的には伝わらない情報です。

ただし、こちらもリップクリームと同様に人前ではやらないでください。何を言われるかわかりません。知識のない人には不潔だと思われてしまいます。

江戸時代の女性は髪を滅多に洗うこともなく、リンスやコンディショナーなどがなくても艶やかな髪をしていたのは、まさに自分の頭皮の皮脂を櫛でとかしながら髪全体に馴染ませていたからです。

自然界の動物の毛が綺麗なのも同様です。現代人はわざわざ石鹸などで必要な油まで落としてしまうので、補う必要があるだけです。

唇の乾燥も本来はリップクリームを使わなくても乾燥しないものなのですが、どうしても洗顔や歯磨き粉などの影響で油分が失われてしまうので、新陳代謝が落ちてきた中年男性ほど、リップクリームや自分の油分で補ってあげましょう。

自分の油分を唇に塗り込むのに抵抗がある人も多いと思いますが、あくまでも一時的な裏ワザとして覚えて損はないと思います。

肌や唇の乾燥を放置したり舌で舐めていると、ますます症状がひどくなるので、適切に対処してほしいと思います。若々しい肌は見た目の印象に大きな影響を与えるので、中年男性ほど正しいリップクリームの塗り方を覚えて適切にケアをしてほしいと思います。

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