男性がリップクリームを塗る姿に幻滅!?でもガサガサ唇もイヤって

ファッションコラム

リップクリームは女性のもの?

冬場は湿度が下がって空気が乾燥してしまい、暖房器具がある室内だとさらに乾燥しているので、肌や唇が乾燥して荒れてしまうものです。

この辺に敏感な女性ほど日頃からケアをしているのですが、肌荒れに無頓着な男性だと、ガサガサな唇のままという事が珍しくありません。

やはり空気が乾燥する季節というのは、女性と同じように男性の唇もケアしてあげる必要があります。

若い頃は舌で舐めておけばなんとかなった唇の乾燥も、年齢と共に新陳代謝が悪くなると荒れやすくなってしまいます。

昔は「男がリップクリームなんて・・・」と私も思っていたのですが、唇が荒れに荒れてしまい、そうもいかなくなってきたので数年前からリップクリームを愛用するようになりました。

当時は適当にリップクリームを選んで使用していたのですが、ある時驚くべき情報に出くわしました。

それは女性は「男性がリップクリームを塗っている姿が気持ち悪い」というものです。

男性がリップクリームを塗る姿

確かに男性から見ても気持ちのいいものではないですが、女性は物凄く嫌悪感を抱くのだそうです。

女性が電車で化粧をしているのを見かけると、やはり男性から見ても気持ちのいいものではありません。おそらくそれ以上に女性は男性がリップクリームを塗る姿が気持ち悪いのだと思われます。

男性である私も中年のおじさんがリップクリームを塗って、唇をちゅぱちゅぱさせている姿は、やはり気持ちが悪いものです。

おそらくおばさんが同じようなことをしても気持ち悪いのですが、これはあまり見かけることがありません。おそらく多くの女性は、それが周りに失礼な行為だということを自覚しています

この辺は男性が少し無頓着な部分でもあります。まるで清潔感のないおじさんだと人前でも平気で鼻毛を抜いたり、痰を吐いたり、くちゃくちゃと音を立てながら食べたりするものですが、この辺の許容範囲が男性と女性では随分と差があるので、リップクリームを塗るような姿でも、気持ち悪いと感じられるのではないでしょうか。

なので人前でリップクリームを塗る事だけは避けてください。これさえ守れば男性がリップクリームを使用してもとくに問題ありません。要するに周囲にリップクリームを使用しているとバレなければいいわけです。

女性に嫌われたくないからとケアをしないのも問題です。男性の荒れた唇に色気を感じる女性はいません。

ただガサガサの唇は誰でもイヤなものですが、不自然に潤っている男性の唇も問題です。あくまでも自然な状態を保つ為に適切にケアしてあげる必要があります。

この辺のバランスは筋トレグッズと似ているかも知れません。女性が男性の部屋に訪れた時に、本格的な筋トレグッズがあるのがイヤだというのですが、これはモテようと思って必死な姿に引いてしまうからです。

リップクリームを使用する男性に対する嫌悪感も似ているのかも知れません。荒れている唇の男性が良いわけではありませんが、必死にケアしている事が伝わってしまうのもイヤなわけです。

あくまでも自然な唇が理想なので、人前でリップクリームを塗るようなことは避け、不自然に潤うようなタイプも避ける必要があります。

リップなしで唇をケアする方法

ちなみにちょっとした唇の乾燥のケアであれば、おでこや鼻の皮脂を指につけて唇に塗ってもOKです。

自分の皮脂なので副作用なく唇に油分を足す事ができます。そもそも新陳代謝が活発な若い人というのは、わざわざ化粧水やリップクリームに頼らずとも肌の潤いを保てるわけですが、それは自然と自分の皮脂で補えているからです。

どうしても年を重ねると新陳代謝が落ちてきますし、あまり汗をかかない冬場ほど新陳代謝も落ちてしまうので、皮脂の多い箇所から乾燥した唇に油分を移してあげることで、直ぐに潤いを取り戻す事ができます。

実はこれはある美容家が勧めていた方法です。「油とり紙で皮脂を取り除くなんてもったいない!」とまで言っています。自らの油分を乾燥しているところに補う方法は、覚えておいて損はないかと思います。

指の間の水かきが白く粉を拭いて乾燥している男性は、おでこの皮脂をつけてみてください。直ぐに潤ってくれるはずです。

ただ唇の場合は口の中に入ると苦味を感じてしまう事もあるので、個人的にはリップクリームでケアをした方が良いと思います。リップクリームがない時の対処法として覚えておいて損はないと思います。

リップクリームの種類

多くの男性は化粧品に対する知識がありません。

たかが「リップクリーム」と言っても、大きく分けて二種類あります。

一般的なリップクリームは唇の乾燥予防目的です。メーカーによってはそこに見た目の潤いや香りなどをプラスしています。

もう一つのリップクリームは、乾燥して荒れたしまった唇の治療薬です。これは「第3類医薬品」と書かれているリップクリームになります。

こちらはコンビニではなくドラッグストアなどで売られています。お値段も一般的なリップクリームよりも若干高めです。

どこでも手に入るお手軽価格(100円前後)のものは、乾燥予防のリップクリームなので、唇が荒れる前であれば、そちらでもケアは十分だとは思います。

一方で既に唇がひび割れて荒れている場合は、医薬品のリップクリームで治療することをおすすめします。

また症状によってリップクリームの種類も違うので、ドラッグストアの薬剤師さんに相談してみてください。

私の使用体験ですが、初めてリップクリームを購入した時は、どれも同じようなものだろと思って適当にコンビニで購入してしまったのですが、唇がプルプルに潤って妙なツヤまで出てしまいました。

いかにも「リップクリームを塗りました」といった感じの唇になったわけです。

若い女性であれば艶めかしい唇は魅力的ですが、男性の場合は気持ち悪がられるのでおすすめしません。

特に最近は色付きやラメ入りのリップクリームもあるので気をつけてください。男性が使用すると違和感しかありません。

治療目的のリップクリームだとツヤはそれほど出ないと思いますが、乾燥予防のリップクリームの中には、ツヤや潤いを重視しているものが多いので、間違っても男性はキラキラのラメ入りリップは選ばないでください。

唇の乾燥予防が目的の場合は、必ず女性向けではないリップクリームを選ぶのがポイントです。よく分からない人は緑色の容器に入っている王道のリップクリームを選んでおけば間違いありません。

男性は唇に無駄なツヤを出す必要はありません。周囲にばれてしまうほうがリスクになります

ここさえ意識すれば基本的に男性がリップクリームを使用しても問題はありません。周囲の人にバレないところで塗って唇が荒れないようにケアしてください。

次は意外と知られていないリップクリームの正しい塗り方について紹介します。多くの男性は知らないことなので、正しくリップクリームを塗り込んで唇の乾燥をケアしてほしいと思います。

次は:男性こそリップクリームの正しい塗り方を理解しよう