たまたま私の薄毛が改善した理由!健康の大切さを実感

自分磨き

今回はたまたま私の薄毛が改善していった経緯について紹介します。

直接ファッションと関係のある話ではないのですが、現在薄毛に悩んでいる男性だけでなく、将来的な対策としてもに参考になるかと思うので、よかったらお付き合いください。

薄毛の始まり

中年男性で全く薄毛に悩んでいないという人は少数派だと思います。

薄毛を気にする男性

程度の差こそあれ、髪が細くなってきたり、張りやコシが失われてきたり、それこそハゲてしまっている人もいると思います。

私の髪が薄くなってきたのは、そう、あれは忘れもしない(苦笑)、20代の中頃でした。中年とは呼べないほど早い時期から私の髪は薄くなり始めました。

久しぶりに実家に戻った時の事です。母親に衝撃の一言を浴びせられました。

 

「あんたずいぶん髪が薄くなったわねー」

 

と、さらっと言われてしまいました・・・。

この時の衝撃は凄かったです。それまで全く髪を意識していなかっただけに物凄くショックでした。父親が全くハゲていなかったせいもあり、薄毛の事で悩む事などないと決めつけていたので、本津に衝撃でした。

「は?そんなわけねーよ」

と反発してみたものの、おそるおそるお風呂上りに鏡の前で頭頂部を確認してみると・・・確かに地肌がはっきりと見えてしまいました。

これが物凄くショックで速攻で薬局に行き、とりあえず有名なサクセス(笑)を購入しました。他にもサクセスのシャンプーやリンスやブラシも購入しました。

サクセスはスース―とした清涼感や香りがあるので、何となく効いているような気がしますが、サクセスだけで薄毛が解決するなら誰も苦労はしません。

そしてしばらくすると、これといった改善効果が見られないだけに、サクセスの近くにある高価な育毛剤の存在が気になるようになり、どんどんお金が掛かっていってしまいます。

おそらく多くの薄毛に悩み始めた男性も同じような道のりをたどるのではないでしょうか。

私はこのような育毛生活を4~5年続けていたのですが、30代に入った頃に全く改善効果が見られないだけに、色々と調べるようになりました。

そこからです。私の髪の毛、薄毛対策についての探求の日々が始まりました。

薄毛関連の本を読み漁る日々

まずは地元の図書館の中にある薄毛治療や髪についての本を読み漁りました。

図書館の本棚

地元の大きな図書館だけではなく、小さな公民館にまで足を運び、さらに気になった著者の本は最新版をネットで探して購入しました。

さらにネットサーフィンで個人の体験談などもリサーチしました。

そして髪の毛に良いとされている食べ物をたくさん食べ、より高額な育毛剤に育毛シャンプー、さらにサプリメントも購入し、運動不足や頭皮マッサージなど、髪に良いとされている様々なことを試していました。

それでも一向に薄毛が改善する気配がなく、月日が流れていきました。

そして究極ともいえる髪の本に出会いました。

それは「育毛物語」という本です。

著者の双田譲治さんは非常に頭脳明晰な人で、あらゆる薄毛対策に対しての矛盾点を客観的に指摘していき、さらに自らが実験体となって薄毛対策と向き合っていました。

双田譲治さんは東大卒とのことで、しかも記者の経験があるジャーナリストでもあるので、説明も本当にわかりやすく、とても勉強になる名著でした。

様々な薄毛関連の本を読んでいると分かるのですが、結構な確率で特定の薄毛商品を扱う会社の内部の人が書いています。それっぽい説明が続いたあと、その解決策として自社の商品をアピールするような本が珍しくありません。

その一冊しか読んでいないと、それしか解決策がないと思えてしまうのですが、様々な薄毛関連の本を読んでいると、ツッコミどころが満載になっていくので、「育毛物語」の客観的な分析にはとても感銘を受けました。

薄毛治療業界の大御所に自ら潜入、体験し、その数々の矛盾を的確に解説してくれています。

「目から鱗が落ちるとはこのことか!」というぐらいの内容です。かなりおすすめの本なので機会があればご覧になってみてください。

現在では入手が難しいそうですが、amazonだと中古である場合もあるので時々チェックしてみてください。

【amazon】育毛物語―実録潜入ルポ

ちなみに私が特に衝撃を受けたのが、

「毛穴は詰まらない」

という情報です。薄毛業界の商品の多くは、いかに毛穴の詰まりを無くすか、ということが常識になっており、CMでも常套手段で毛穴の詰まりや脂を問題視しているわけですが、育毛物語では見事に覆しています。

あまり本の中身について話すとネタバレになるので、この辺にしておきますが、毛穴の詰まりが薄毛の原因ではないという事をだけでも覚えておいてください。

もし毛穴の詰まりが薄毛の原因なのであれば、インフラが整備されていない途上国ほど薄毛の率が上がりますし、必死になって毛穴の詰まりを取り沿いてきた薄毛の中年男性の多くに、何かしらの効果があるはずです。

そして様々な薄毛対策と向き合ってきた双田譲治さんの最終結論がまた衝撃でした。あらゆる育毛法やデータを検証した結果、

 

「何もしない!」

 

という衝撃の結論に落ち着きました・・・。

究極の薄毛対策?

とにかく髪に余計なことをしないで、基本的には「湯シャン」のみ、お湯だけで髪の汚れを流すのが最も髪に負担がないと結論づけていました。

この本は2005年に出版されているので、その後に認可された薬や治療法については分かりませんが、頭脳明晰な著者が「髪のために何もしないのがベスト」という選択をした事を、私は重く受け止め、それからあまり余計な事をしなくなりました。

流石に湯シャンだけにするのには抵抗があったので、化学物質を一切含まない純石けん分99%の「しゃぼん玉石けん」で髪を洗うようになりました。

この石鹸で髪を洗う事が薄毛対策に有効だと言いたいわけではなく、あくまでも負担にならない物を選んだだけです。

さらに馴染みの床屋さんに薄毛に似合う髪型のアドバイスを受け、髪を短くすると地肌も目立たちにくくなりました。

髪に負担になる事を避け、薄毛が目立ちにくい髪型にする事で、薄毛に対しての悩みも薄れていき、精神的にも落ち着いていきました。

ストレスも薄毛の原因の一つと言われているので、そういう意味では薄毛に対して悩まなくなる事も、薄毛対策として重要なのかも知れません。

ちなみに石鹸で髪を洗うとごわつきます。シャンプーで髪を洗うと指通りが滑らかになりますが、石鹸だとその逆で、ごわつくだけに髪にボリューム感が出てくれます。

髪のごわつきは、女性のような長い髪だとボサボサになってしまいますが、薄毛に合う短めの髪型だとほとんど気になりません。

育毛物語と出会えた事で薄毛に対する悩みが大きく和らぎ、そして薄毛を気にしなくなって一年ぐらい経ち、久しぶりに実家に帰って母親に会うと、またまた衝撃の一言を言われました。

「あら随分肌のツヤがいいわね!髪も黒々しているし、髪も増えたんじゃない?」

まさかの薄毛改善!?

久しぶりに会った母親からすると、髪が増えたように感じたようでした。

私が育毛物語で学んで取り入れていた事というのは、あくまでも髪に負担になる事を止めて現状維持を目指すといった感じであり、薄毛が目立たない髪型や石鹸によるごわつきのおかげで、見た目の印象も少しはマシになったと感じていたのですが、どうもそれだけの効果ではないようでした。

そこで改めて自分の髪をチェックしてみると、確かに薄毛が酷かった頃よりは状態が良くなっており、髪の張りやコシも増していました。

すると思い当たる節がありました。少し前から寝ぐせがつく機会が増えてきていたので、細く柔らかかった髪質が徐々に戻ってきたのかも知れません。

育毛シャンプーや育毛剤に含まれている防腐剤や着色料や香料といった添加物のせいで、薄毛が進行していたのであれば、純石鹸に変えたことで状態が良くなってきたとも考えられるのですが、薄毛になる前は普通のシャンプーやボディーソープを利用していましたし、そのような物を使っていても全く薄毛にならない人も多いので、なんとも判断しかねます。

薄毛が目立たない髪型や石鹸によるごわつきだけでは、髪質が改善した事にはならないわけです。

そこで改めてここ一年で何か変わった事がないかと思いだしていると、乳酸菌サプリメントの存在が浮かび上がってきました。

腸内環境改善の副産物

私が乳酸菌サプリメントを飲み始めたのは、単純に腸内環境を改善したかったからです。30代に入った頃からお腹の調子が崩れる事が増え、便秘や軟便になってしまう事があったので、乳酸菌のサプリメントを飲み始めていました。

腸内環境を整えるには、漬物のような発酵食品を取ったり、腸の中の乳酸菌のエサになる食物繊維が多い食品を取る事が理想ではあるのですが、理想的な食生活にコントロールするのは難しいので、サプリメントに頼っていました。

日頃からメイクをする女性だと、便秘が続くと肌が荒れるような事を実感する機会があるのですが、男性は筋肉量が多いだけに腸を動かす能力も優れているので、腸内環境の悪化による影響を感じる人が多くありません。

男性だって腸内環境が悪化すると肌の状態が悪くなるのですが、メイクをするわけでもないので実感する機会が多くありません。

ただ私はカミソリ負けをする事が多く、床屋さんで髭を剃ってもらうと、よく血が出てしまっていました。自宅では電気シェーバーで髭を剃るので問題ないのですが、ある時から馴染みの床屋さんの店主に、

「カミソリ負けしなくなったね、健康に良い事でもやっているの?」

と聞かれ、乳酸菌サプリメントの話をすると、

「なるほどね、便秘は肌の大敵だからね、髪にだって良い影響があるよ」

と教えてくれました。

考えてみれば、髪の毛が生えている頭皮も肌の一部ですし、様々な薄毛関連の本を読み漁っていた時に、髪の成分と肌の成分が同じものだと知っていたので、頭の中で私の薄毛が改善していった経緯がつながりました。

私はたまたま腸内環境を改善を意識した事で、肌質や髪質にも改善が見られたのだと考えられます。

もちろん薄毛の原因は様々なので、全ての男性の薄毛に対して効果があるとは言えませんが、もしかしたら私と同じように腸内環境の悪化によって肌や髪が荒れてしまっている人がいるかも知れないので参考にしてみてください。

まとめ 健康的な髪を取り戻そう

髪の毛の主な成分であるタンパク質をたくさん摂取したからといって、薄毛が改善されるとは限りません。

筋肉や臓器がタンパク質を求めていればそちらが優先されるかも知れませんし、そもそも食べた物を上手く消化吸収できないと活かせるものではありません。

胃腸の状態が良くないと、同じ物を食べても同じだけの栄養を吸収できないかも知れません。

髪の毛に良い栄養といったものがあるぐらいなので、それらが不足して薄毛になるケースもあるのかも知れませんが、成人病の多くは飽食が原因であるように、髪の毛に必要な栄養が足りていないケースなどそれほど多くないのではないでしょうか。

髪の毛に良いと言われる事だけに囚われるのではなく、身体の内側から健康を取り戻していけば、結果的に身体の外側である肌や髪の状態も改善される可能性があるので、改めて健康と向き合ってみてください。

最近はお医者さんが書いている薄毛対策の本が増えてきましたが、どれも健康の事ばかり紹介されているものです。

不摂生な生活習慣のままでは新陳代謝も悪化しますし、それこそ肌荒れや髪質の悪化にもつながってしまうので気をつけてください。

私の場合は薄毛に対する悩みが少なくなった(気にしなくなった)事によるストレス減少と、たまたま腸内環境を改善した事が有効に働いたのだと思います。

薄毛が気になりだした前までは、それこそ薄毛に対する悩みなどもなかったですし、年齢も若かったのでお腹の調子が崩れるような事もなかったわけですが、便秘や軟便のような分かりやすい症状が出る前から、不摂生な生活習慣のせいで少しずつ身体の内側から蝕まれていたのかも知れません。

乳酸菌サプリメントも腸内環境が良い人には必要ないですし、漬物のような発酵食品をよく食べている人にも必要ありませんが、もし私と同じような状況で薄毛に悩んでいる人であれば、もしかしたら薄毛改善にも役立ってくれるかも知れませんよ。

ちなみに私が飲んでいる乳酸菌サプリメントはこれです。

これは私が苦手な納豆菌も入っているので選びました。他にも乳酸菌やビフィズス菌や紅麹菌や酵母菌といったものが入っているので、どれと相性が良かったのかはよく分からないのですが、乳酸菌は相性の問題があるので、一つの菌だけたくさん入っているタイプより、色々入っているタイプの方が良いかと思って選びました。

↑のはamazonなので三ヶ月分の物だと送料が掛かってしまう(prime会員は無料)のですが、取りあえず試してみたいだけなら一ヶ月分を選んだ方が良いので、その場合は楽天の方がお得な価格になっていました。

【楽天】菌のチカラ 約1ヵ月分

あくまでもこのサプリメントが薄毛に効くと言いたいわけではないので、そこは勘違いしないでください。私の腸内環境の改善には相性が良かったというだけです。

乳酸菌サプリは様々なメーカーから販売されているので、色々と試してみるのも良いかと思いますが、一部の育毛剤のようにとんどもなく高価な物もあるので、そこは気をつけてください。

お金に余裕があるのであれば、病院でAGA治療でも受けた方が効果が出やすいと思うので、高価な育毛剤や育毛シャンプーといったものにお金を掛けるより、専門医を頼った方が良いかと思います。

私のように毎月何万円もお金を掛けられない人であれば、身体の健康といった根本的な問題と向き合う方が良いと思うので、改めて自分の身体と向き合ってみてください。

ちなみにファッションに興味を持つようになると、普段の姿勢や歩き方にも意識が向くようになり、フィット感や生地の素材の違いなども分かるようになるので、身体の疲労も軽減していきますよ。

特に靴のフィット感や履き方などは、健康にとってかなり重要なポイントになるので、お洒落を意識する事も巡り巡って身体が健康になっていき、新陳代謝も活発化されて肌ツヤや髪質にも好影響があるかも知れませんよ。

これらのように様々な事が関係しているので、髪の毛の問題だけと考えるより、総合的な魅力をアップするように意識してみてください。

もしかしたらし私の薄毛がたまたま改善していったのも、腸内環境の改善だけでなく、お洒落の為の健康やモテたい為の筋トレなどが間接的に役立ってくれたのかも知れません。女性にモテたいという気持ちが強くなれば男性ホルモンにも影響がありますし、全く無関係だとは言えないのではないでしょうか。

そういう意味でも「モテたい!」という気持ちを認めて努力する事も、薄毛改善にとって重要なポイントになるのかも知れません。

「どうせ俺はモテないから何をしても無駄だよ・・・」

と諦めていると、どんどんやる気も削がれて元気も失われてしまいます。活力が失われると見た目もどんどん老けていきますし、健康な身体から遠ざかるのもイメージできるのではないでしょうか。

元気なお年寄りほどやりたい事がたくさんあるように、気持ちの強さが身体の健康へ影響があるのは当然の事なので、薄毛だからと諦めるのではなく、全力で健康を取り戻して魅力的な活力も取り戻してほしいと思います。

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