男の顔のたるみは実年齢より老けて見えさせます
大人の雰囲気と老けは別物
一般的に年相応や落ち着いた雰囲気という言葉は褒め言葉になりますが、単純に実年齢よりも年齢を上に見られるのは「老け」に当たります。
その「老け」の代表格は白髪や薄毛のような衰えだったり、ファッションや髪型だったりするのですが、
それ以外にも老けを感じさせるポイントがあります。それは顔の皮膚の「たるみ」です。
顔ほど相手の印象に残るポイントはないので、ちょっとした「たるみ」でも印象を大きく左右します。
男性がたるみに無頓着な理由
女性であれば日頃からメイクをしているので自分の顔と向き合っていますが、多くの男性は無頓着なので、自分の顔の皮膚がたるんでいることに気がついていないものです。
女性はフェイスラインのわずかな違いでも、印象が大きく変わることを理解しているので、様々な対策をしているものです。
最近はこの手の商品でも男性向けが増えてきました。男性が顔のたるみを気にしていると女々しいと感じる方もいるかも知れませんが、その油断が実年齢よりも老けて見えてしまう原因になってしまいます。
ある俳優さんは役柄に合わせる為に、歯を四本抜いて頬をこけさせた方がいるほどです。
渋さの光るベテラン俳優さんは、白髪はあっても顔の皮膚はたるんでいないことが多いです。おそらく役者さんの表情豊かな演技には、顔の筋肉、表情筋を上手に動かす必要があるので、一般の男性よりもたるまないのだと思います。
役者さんは仕事柄、表情豊かに顔の筋肉を意識して動かしますし、テレビや映画などの画面を通して客観的に自分の表情を確認することが出来ます。しかも過去の作品から現在の自分との違いを感じられるので、顔のたるみにも敏感なんだと思います。
ある別のストイックな役者さんは、実年齢より上の配役を演じるにあたり、あえて顔を老けさせるために、撮影の数週間も前から日常会話を徹底的に減らして、表情を硬くすると言っていました。
病弱な役を演じるにあたって一か月で10キロも体重を落としたり、逆にマッチョな役を演じることになり、短期間で肉体を仕上げてしまう役者さんもいます。
これは一流の役者さんだからこそ出来る芸当ではありますが、わずか数週間で変化することの裏返してでもあります。一般の人も努力次第で改善することは可能です。
たるみは覇気を感じない
顔の皮膚がたるんでくると、やる気がないように見えてしまいます。そして顔の筋肉、表情筋が硬くなっていると、日常で会釈をしたときなどの印象も硬く、引きつったような笑顔になってしまいます。
ぶっきらぼうと言われやすい男性は、顔の筋肉が固まっている可能性があります。
いつも笑顔をキープしていろということではなく、普段は真顔でも笑顔の時は全力でとびっきりの笑顔を出来たほうが、周りからも信頼され、女性からも好感をもたれることになります。
ムスっとした顔で「どうもすいません」と言うのと、パッと明るい表情で「どうもありがとう」と言うのでは印象は全然違います。
ぶっきらぼうな渋い男性がタイプの女性もいますが、そういう女性は自分にだけは笑顔を見せてくれることに魅力を感じるので、やはりその時にとびっきりの笑顔があるほうがいいわけです。
強面の男性がモテるのも同じ理由です。「私にだけとびっきりの笑顔を見せてくれる」という落差に女性は魅力を感じます。
終始ぶっきらぼうな表情がいいのではありません。それを渋さと勘違いしている男性を、しばしば見かけます。そんなことが許されるのはイケメンの有名人ぐらいです。
ファンはその男性の背景を知っているので渋さに惹かれるものですが、初対面の男性の渋さは、単なる不愛想と受け取られてしまうものです。不愛想と渋さを混同しないでください。
顔の筋肉が凝り固まっていると、表情の変化が少なくなります。皮膚がたるんでいると、せっかくの笑顔でも口角が上がらずに残念な印象になってしまうので、是非とも改善していってほしいと思います。
特に中年男性ほど顔の皮膚がたるんでいる傾向があるので、改善していってほしいと思います。
次は:中年男性こそ表情筋トレーニングを!手っ取り早く効果が出ます
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