あぶらとり紙は使わない方がいい!?使い方の問題です!

自分磨き

あぶらとり紙とは

あぶらとり紙とは、主に顔の皮脂を抑える為に開発された便利なグッズです。

多くの女性にとってあぶらとり紙は一般的なアイテムですが、男性だと一度も使用したことがない方も珍しくありません。

ですが、一般的には男性の顔の方が分泌される皮脂の量は多いとされています。男性用のあぶらとり紙も徐々に普及してきました。

皮脂の分泌量には個人差がありますが、皮脂でテカっている状態というのは、やはり清潔感が感じられません。

年齢を重ねるごとに肌のツヤは失われて清潔感も失われていくものですが、顔の皮脂だけは過剰に分泌されて不潔に見えるしまっている方も珍しくありません。

午後の商談で相手側に女性が多いと、顔がテカっているだけでマイナス評価を加えられるかも知れません。そんな時に活躍してくれるのがあぶらとり紙です。

そこで今回は正しいあぶらとり紙の使い方を紹介します。多くの男性が使いなれていないせいか、間違った使い方をしているものですよ。

あぶらとり紙の使い方

あぶらとり紙の使い方といっても決して難しいわけではありません。皮脂が目立つ箇所に優しく抑え込むように使えばOKです。

正しい使い方というよりは、間違った使い方を避ける必要があります

あぶらとり紙の間違った使い方というのは、こすりつけるように使うことです。

本来は軽く抑えるだけで十分に皮脂を吸着できるのですが、皮脂が失われて肌のガードが少なくなった状態でこすりつけてしまうと、皮脂を分泌する毛穴を傷つけてしまうことがあります。

無防備になった皮脂から汚れや細菌が入り込むと、化膿したり吹き出物ができてしまうこともあります。

顔を洗うときも強くこすりつけることはNGですが、男性の中には力任せにこすりつけてしまう方がいるので気を付けてください。

これさえ守れば、あぶらとり紙は安全に使用することができます。

あくまでも汚れをこすり落とす感覚で使用するのではなく、そっと過剰に分泌された皮脂だけを吸着させるようなイメージです。

またあぶらとり紙の綺麗な箇所を使って何度も強く抑えてしまうと、皮脂を根こそぎ取ることになります。すると皮脂のガードが失われた毛穴は、大急ぎで再び皮脂を分泌させてしまいます。これがあぶらとり紙の使用にリスクがあるといわれる理由でもあります。

Tゾーンのように皮脂の分泌が多い箇所は問題にならないのですが、目の周りや頬などは適度に皮脂が残っている方が良いので、深追いはしないでください。

女性はあぶらとり紙をメイクを崩さないようにそっと使いますが、慣れていない男性ほど強くこすりつけたり、何度も抑えて根こそぎ皮脂をとってしまうので、気をつけてほしいと思います。

皮脂の分泌が多い箇所

皮脂の分泌が多い箇所は、Tゾーンと呼ばれているおでこから鼻にかけての箇所です。

基本的にはTゾーンにだけに使用するのが望ましいのですが、あぶらとり紙の皮脂のついていない余った箇所で、ほかの箇所も拭いてしまいたくなるものです

皮脂は肌を外敵(空気中のホコリや細菌)からガードする役目があるので、皮脂の分泌が少ない箇所(頬など)は、なるべくなら皮脂を取らないほうが良いと言われています。

これも個人差があるので何とも言えないのですが、あくまでも必要以上に分泌された皮脂だけを取り除くことを意識してください。だからこそ、そっと抑えるだけで十分です。

またTゾーンのほかに盲点になりやすいのが「耳の裏側」です。

耳の裏側は湿りやすくベタついていることがあります。お風呂で顔や髪を洗っていても見落とされることがあります。

私は自宅で音楽を聴くときにヘッドホンを使用するのですが、ヘッドホンのカバーを拭くとかなり汚れているものです。

あぶらとり紙でTゾーンの皮脂を抑えたあとに、あぶらとり紙のスペースに余裕があれば、耳の裏側を軽く抑えて使い切るのがおすすめです。

まとめ 日常に潜む皮脂

スマホやタブレットを使用していると、意外なほど手の皮脂がこびりついているものです。

定期的に掃除をしているのであればいいのですが、長年の皮脂汚れが染み込んでいうスマホは、家電製品の中でも最も不衛生だともいわれています。

あぶらとり紙の中には、眼鏡に付着した皮脂を取り除けるタイプもあるので、定期的にスマホや眼鏡の皮脂汚れも掃除しておくことをおすすめしておきます。

Tゾーンの皮脂汚れを抑えるには、基本的にどのようなタイプのあぶらとり紙でも問題はないのですが、眼鏡やスマホとなるとフィルムタイプの柔らかいあぶらとり紙が向いています。

あぶらとり紙の中には、使用後の皮脂の分泌を抑える成分(パウダー)が追加されているタイプもあるので、そのようなタイプは眼鏡やスマホは避けてください。

皮脂の分泌量は年齢や食生活によって左右されるので、健康的な生活習慣を心がけることも大切ですが、改善させるのは簡単ではありません。やはり見た目の清潔感を整えるためにも、鞄の中に一つあぶらとり紙があると良いのではないでしょうか。

ただし、男性があぶらとり紙を使用することに嫌悪感を抱く方もいるので、あまり人前では使用しないほうが良いかと思います。

これはリップクリームなども当てはまりますが、あくまでも自然な清潔感になるように心がけてください。人前を避けて使い過ぎにならないように意識してください。

あぶらとり紙は皮脂の分泌が多い若者だけではなく、ホルモンバランスが崩れてくる中年男性にとっても有効なグッズです。状況に合わせて(商談前、デート前など)使用すると、強い味方になってくれると思いますよ。

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