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セニョールピンクの過去に涙、最愛の人の為の究極の着こなし

ワンピースのセニョールピンク

今回はいつもと毛色が違うのですが、国民的な漫画「ワンピース」のキャラクターの着こなしについて紹介させて頂きます。

この「ワンピース」の77巻の表紙の真ん中の下で、サングラスとおしゃぶりをしている男「セニョールピンク」の着こなしについて、今回は紹介させて頂きます。

ワンピースという漫画の内容については割愛しますが、セニョールピンクがこのようなふざけた格好になった経緯、過去に思わず涙してしまいました。

セニョールピンクの過去

過去のセニョールピンクは凄くダンディな着こなしをしていました。

WS000000引用元:http://matome.naver.jp/odai/2142259886533503801

海賊団の一員として活躍していたセニョールピンクは、ある日一人の女性と出会います。

その女性が海賊嫌いであることを知ったセニョールピンクは、銀行員と偽って結婚、そして子供が生まれました。

ある日、銀行の出張と偽り一週間家を空けて帰宅すると、泣き崩れる妻の姿が。

最愛の息子が高熱で亡くなっていました。

銀行に何度も電話をした妻は、夫が銀行員でないことを知り、騙されていたと知った妻は夫を罵り、嵐の中を静止を振り切って家を飛び出します。

そしてセニョールピンクが妻と再会を果たしたのは病院の中でした。

妻は嵐の中で土砂崩れに巻き込まれてしまい、表情のない植物人間になってしまいます。

責任を感じて泣き崩れるセニョールピンク、それから何度も病院に花を持って通い続けました。

いつものように病院に向かう道中、息子が被っていたボンネット(赤ちゃんの帽子)を見つけ、妻を笑わせようと付けてみると、表情のないはずの妻がかすかに微笑みました。

それからというもの、セニョールピンクはダンディなスーツを脱ぎ、さらにおしゃぶりまでして妻を笑わせようとします。

そして病室内だけではなく、常にボンネットを身につけるようになりました。

道行く人や海賊団の仲間からは、変態扱いされ笑われますが、

「俺にとっては・・・どんな高価なスーツより値打ちがあるんだよ、ルシアン(妻)。

この服を着ている間だけ・・・君が微笑んでくれるから・・・!!」

といったセリフで、思わず涙がこぼれてしまいました。

その後、最愛の妻は亡くなったようですが、セニョールピンクはそのような過去の経験から、その後も変態の格好を続けていたわけです。

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洋服を着飾る意味

私はこのサイトで洋服を着こなす意味、着飾る理由について色々語ってきたのですが、セニョールピンクほどの境地には至っていません。

 

どんなに洋服にこだわっても自分ではあまり見えません。

 

洋服選び、着こなしというのは周りの人のためにすることです。

女性にモテるための格好というのも、女性が理想とする男性像(威厳や頼もしさや優しさや力強さ等)に近づけるための着こなしということです。

清潔感のある格好は相対する人への敬意です、お世話になった大切な人と会うのに部屋着で向かう人はいないでしょう、お葬式にスエット姿では行きません。

そのような相手への敬意を日ごろから実践している人は、洋服のセンスが良いとも言えます。

女性が彼氏に求める頼もしい格好だったり、友達同士の和やかな雰囲気にあった気軽な格好だったり、お店の雰囲気を壊さない紳士的な格好だったり、そのような洋服の使い分けが出来るということが、オシャレな着こなしの定義でもあるわけです。

 

「人は中身で勝負だ」

 

というと聞こえはいいのですが、それだけだと相手への敬意が少し足りません。

極端なことを言えば結婚式やパーティーにTシャツ、ジーパンで出席するようなことです、ここまでわかりやすいものではないにしろ、オシャレなお店の合コンにスエット姿で現れたら男友達も女性も店側も嫌がります。

高級腕時計や有名ブランドのスーツで自分を良く見せようとすることだけではありません、これ見よがしな成金の格好が偉いのではなく、その場の雰囲気を壊さない洋服の選択が出来る人が、人としても中身が素晴らしいと思います。

ですが、セニョールピンクの着こなしの場合は全てを超越しています。

凄みを効かせる必要があるはずの海賊団で、相手から笑われてしまう格好がいいわけありません、洋服を着こなし役割を無視しています。

妻の前だけあの格好でいいはずなのに、妻が亡くなった後も常にあの格好を貫いているわけです。

最愛の妻、息子を亡くした悲しみ、嘘をついてしまった自分への戒め、妻の笑顔、色々な意味が交錯して、セニョールピンクは過去を背負い込む覚悟を決めたのではないでしょうか。

洋服を着飾ることは自分を良く見せるためだけではありません、相手への敬意です。

愛する妻への最大の敬意が、あの変態の格好だったのだと思います、過去のセニョールピンクが凄くダンディでオシャレだったからこそ、その意味の深さを感じてしまいます。

なぜに漫画のキャラクターの設定であるはずのセニョールピンクに、ここまで惹かれるのかと言いますと、私の住んでいる街にはリアルセニョールピンクがいたからです。

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リアルセニョールピンク?ピンクおじさん

私の住んでいる街では数年前まで通称「ピンクおじさん」なる人物がいました。

おそらく年齢は70を過ぎ、全身ピンク色で街を徘徊していました。

洋服はもちろん、鞄や靴、雨の日は傘や長くつまでピンクでした。

かなりの有名人なので多くの市民が彼の存在を知っており、初めて見かけた時はタクシーの中だったのですが運転手さんと盛り上がったことを覚えています。

運転手さんいわく、「毎日どこかしら歩いているよ」とのこと。

そのピンクおじさんは数年前から目撃情報が無くなりました。

すっかり存在を忘れていたのですが、ワンピースのセニョールピンク(私はアニメで見ました)の話を知り、あのピンクおじさんを思い出したわけです。

その当時のピンクおじさんに対する気持ちは、いわゆる痴呆症やボケの一種としてとらえていたと思います。

「ピンクおじさん」と検索してみると、それっぽい人が全国にたくさんいるようで驚いたのですが、私の街にいたピンクおじさんはピンクのフレームの眼鏡をかけていたので、どの人も違うようでした。

もうピンクおじさんについて確かめる術はないのですが、もしかしたら彼の中にもセニョールピンクのように何かしらの想い、過去があったのかも知れません。

今まで奇抜な格好をあえてする人の気持ちを考えたことがなかったのですが、セニョールピンクのおかげで、少し見え方が広がったように感じます。

 

「着るものなんてどうでもいい」

 

という意見はあまり好きではありませんが、変わった格好にこだわる人がいれば、是非仲良くなってその想い、経緯、過去を聞いてみようかな、と思えるようになりました。

あなたの周りにもそのような格好の方がいませんか?

ピンクおじさんほどわかりやすい格好でなくても、常識がありそうな人なのに場違いなアイテムを身につけている場合は、何かしらの過去があるのかも知れません。

  • 古ぼけた靴
  • バランスの悪い鞄
  • 流行遅れの指輪
  • ネクタイピン
  • etc

単純にファッションに無頓着なだけという場合も考えられますが、常識ある人のそのような違和感を見つけたら、何かしらの過去や意味を込めているのかも知れません。

昔のセニョールピンクがオシャレでダンディだったように、そのほかの着こなしが決まっているのにも関わらず、変わったアイテムを取り入れている人は、可能性が高いと思います。

常識的なファッションや流行のファッションだけではなく、そのような選択をした方の意見も尊重できるようになりたいものです。

機会があればワンピースという漫画を読んでみてください、様々な学びが得られると思います。


コメント

  • 僕もセニョールピンクが好きです!男気がありますよね

    by ツーピース €2016年4月4日 21:52

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