男性トイレの手洗い場で感じること。女性は見抜いている?

ファッションコラム

手を洗わない男性たち

当サイトを訪れてくれる男性の多くは、ファッショに対する意識も高く清潔感も意識していると思うので、トイレで用を済ませた後はしっかりと手を洗っていると思います。

ですが、意識の低い男性の中にはトイレのあとでも手を洗わない方が少なくありません。

男性のトイレの後の手洗いについてネット調べてみると様々なデーターが見つかったのですが、アンケート形式だと「全く洗わない」と答える男性は一割程度なのに対し、実質調査だと半数を超えているケースが多く見られました。

実際に私も意識してみてみると、まったく手を洗わずに通り過ぎていく男性が少なくありません。

これについて何人かの女性と話したことがあるのですが、「信じられない」と驚く女性がいる一方で「そういう男はすぐわかる」と答えた女性もいました。

その理由は身なりでわかるのだそうです。

女性のチェックポイント

多くの女性は手を洗うと同時にメイクや髪型をチェックします。これをしないで素通りする方が珍しいわけです。

女性同士であればトイレのあとに変化(整える)することは当たり前であり、他の女性がメイクを直してくるとすぐに気がつきます。

この習慣があるので、男性のトイレの後の変化も敏感に感じ取ることができます。

男性はメイクを直すことはありませんが、ちょっとした髪型の崩れやフケを落としたり、ジャケットとシャツの合わせなどを整えたり、ネクタイを整える方は印象が良くなって当然です。

これが男性同士だとトイレの鏡の前で身だしなみを整えている男に対して「自意識過剰」「ナルシスト」などと言うのかもしれませんが、女性はこのような男性に好感をもちます。

特にデート場合だと「私の為にきれいにしてくれた」と感じるものです。多くの女性にとってトイレで身だしなみを整えることが当たり前のことだけに、それが出来ているかどうかの判断がしやすいのだと思います。

これは自分で靴磨きをしている男性ならわかる感覚だと思います。自分と同じように靴に対して意識している男性がいるとすぐに気がつきます。

一方で靴磨きなどを意識したことがない男性は全く気になりません。踵を踏みつけてくたびれているスニーカーを平然と履いているものです。

多くの女性がトイレで化粧直しをしているだけに、男性のわずかな変化にも敏感に気がつくことが出来るのだと思います。

トイレの後に手を洗うのは当然のことですが、その時に鏡をチェックする習慣も取り入れてほしいと思います。

数秒の投資

トイレで鏡をチェックすると言っても、時間をかけて前髪の角度を細かく調整しろと言っているのではありません。

パッと全身を眺めて違和感がないかどうか気を付けるだけです。鼻毛が出ていたり、肩に目立つフケがないかチェックしてください。

またトイレで用を足した後は、きちんとシャツを整えることも重要です。ズボンのチャックだけを下す方もいますが、できればベルトを緩めてきちんと整えてほしいと思います。

今まで意識してこなかった方にとっては面倒なことかも知れませんが、トータルでも数秒で済むことです。このようなちょっとした習慣の違いで、身だしなみの印象は大きく左右されます。

また髪型や着崩れをただすだけではなく、汗が多い方はウェットシートで拭いたり、デオドラントケアをしたり、顔の皮脂が多い方は油取り紙で抑えたりなど、人前ではやらないことがトイレの個室なできるものです。

参考油取り紙の正しい使い方

また男性の中にはハンカチを持ち歩いていない方もいますが、せめてデートの時には用意しておいてください。

全てのトイレにジェットタオルやペーパータオルがあるとは限りません。きちんと手を洗っても濡れたままの手では印象が悪くなってしまいます。

ハンカチはデート中でのちょっとしたトラブル(こぼしたり)に役立つこともあるので、なるべく持ち歩くようにしてください。

またハンカチで手を拭きながらトイレから出ていくと、女性にハンカチをきちんと使う男性だとアピールできることにもなります。

まとめ 清潔感の男女差

今回紹介したことをまとめると、男性はトイレのあとにきちんと手を洗い、その時に鏡で身だしなみをチェックしましょうということです。

ちょっとしたことですが、これらが一日に何度か積み重なることで大きな違いになります。ちょっとしたフケも積み重なると大変なことになります。

これらの「ちょっとしたこと」を日頃から意識している多くの女性には、きちんと伝わるものです。逆にトイレのあとに手を洗っていない方は、女性にバレて「不潔な男」という烙印を押されているかもしれません。

多くの男性が考えている清潔感と多くの女性が考えている清潔感には差があります。その差を埋めることで、女性との距離も近くなるのではないでしょうか。

どれも時間のかかることではありません。あくまでも意識の差です。改めてトイレに行ったときの習慣を見直してみてください。

別のところでファッションセンスのない男性の家には姿見(大きな鏡)がないと紹介したのですが、鏡を見ないで身だしなみを整えるのは難しいものです。

また鏡で自分の顔をチェックすると、疲れ具合なども判断できるようになります。気力で踏ん張っていても顔色が悪くなっていれば、やはり適度な休憩をとるべきです。その方が結果的にも好転するのではないでしょうか。

出社前やデート前に清潔感を意識している男性は多いと思いますが、一日に何度も訪れるトイレのあとの手洗いという習慣を上手に活かしてほしいと思います。素通りするなんてもったいないことですよ。

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