学生服をカッコよく着こなす方法!着崩すとは違います!
当ブログでは主に成人男性向けのファッション情報や、洋服の着こなしテクニックを紹介しているのですが、思いのほか若者が訪れてくれているようなので、今回は学生さん向けの制服の着こなしテクニックについて紹介します。
学生服をカッコよく着こなす方法とは?
学生服をカッコ良く着こなしている高校生を見ると、私は本当に嬉しくなってしまいます。長年学生服を着続けた事で生地が体型に見事に馴染んでおり、素晴らしく似合っている学生を稀に見かけることがあります。
残念ながら本当に「稀」です。
滅多に学生服がカッコよく似合っている学生はいません。なぜかと言うと学生服は成長著しい思春期に購入するので、そもそもサイズが合うのが稀だからです。
特に成長が激しい中学生は難しいです。半年で学生服を買い替えるぐらいのお金持ちの家庭でもなければ、サイズをきちんと合わせることは不可能です。
上着の袖やズボンの裾の長さを合わせるのであれば、詰めて隠してある生地を出すような事もできますが、全体的なフィット感を求める事は出来ません。
ただ高校生ぐらいになると、ある程度は成長も落ち着き、高二、高三ぐらいで制服のサイズがピッタリになる場合があります。
またその頃には学生服の生地の硬さも取れて身体に馴染んでいるので、見事にカッコよく着こなすことができます。
学生服に限った事ではないのですが、新しい洋服というのはどうしても生地に硬さが残っているので、あまりフィットしません。お洒落にこだわる男性の中には、一年ぐらい室内着として洋服を着て身体に馴染ませてから、外出着として着用する人がいるぐらいです。
カジュアルなファッションだと生地が柔らかいものが多く、大きめのサイズをダボっと着る人も多いので、この馴染むという感覚はイメージできないかも知れませんが、スーツや学生服は張りのある硬い生地をガッチリと縫製されているので、どうしても新しいと硬さが残っています。
この硬さは着用していくうちに馴染んでいくのですが、メンテナンスが適当だと、せっかく身体に馴染んできた頃にボロボロになってしまうので、あまり良い印象になりません。
これは学生服も同じで鞄の中に強引に押し込んでしまうような雑な扱い方をしていると、どんどん生地が傷んでヨレヨレになってしまいます。
洋服をカッコ良く着こなす為には、サイズ合わせが凄く大事なポイントになるのですが、成長期で難しい学生にとっては不可能なポイントなので、ヨレヨレにならないような扱い方が重要なポイントになります。
私自身も学生時代はファッションに興味が無かったので、全くできていなかったのですが、学生服をカッコ用着こなす為には、適切なメンテナンスをしながら良い状態を保つ事が重要です。
お金持ちの家庭でなけえば3年ぐらい学生服を着続ける事が多いだけに、このメンテナンスの差が大きくなります。
残念ながら誰にでも学生服をカッコ良く着こなせる方法などありません。まずはこの事をしっかりと理解しておいてください。
学生服の着崩しテクニックは別
おそらく学生服をカッコ良く着こなす方法を調べて、このブログにたどり着いた学生が期待しているのは、いわゆる「着崩しテクニック」なのだと思います。
引用元:http://ameblo.jp/cochaz/entry-10655613402.html
ズボンをずり下げて履いたり、ジャケットの袖をまくったり、上着やシャツのボタンをはだけたり、ネクタイを緩く結んだりといった方法がありますが、これらは正攻法の着こなしテクニックではなく、あくまでも変化球のような着崩しテクニックです。
このような着崩しテクニックというのは、サイズが合わない箇所を上手く隠せる事もあるので、人によってはバランスが良くなるケースもあるのですが、いわゆる不良のファッションになってしまいます。
そういった雰囲気の学校なのであれば、それはそれで悪くはない着こなしなのかも知れませんが、そうではない学校だと先生に目を付けられてしまいますし、女子生徒にモテるようになるとも限りません。
昔はヤンキーほどモテたような時代もあったのですが、現在はそのような時代ではないので、あまり極端な着崩しテクニックはおすすめしません。
好きな女の子がヤンキー好きなのであれば、良い結果につながるかも知れませんが、そうでなければメリットは何もありません。悪目立ちするだけなので、あらゆる人から嫌われてしまいます。
これも覚えておいてほしいのですが、特定の目立つファッションというのは、相手の好みと一致した時はプラスに働く事があるのですが、それ以外の人からはマイナス評価になってしまいます。
学生服をカッコ良く着こなしたい目的が、特定の好きな女の子にだけ好かれたいのであれば、その子の好みに合わせる事が悪いわけではないのですが、多くの女子からモテたいのであれば、好みが分かれる着崩しテクニックよりも、きちんと着こなす正攻法で攻めた方が良い結果につながります。
学生服はきちんと着こなしている男子生徒が多くないだけに、かなり伸びしろがあります。
きちんと着こなす効果
過去の私も含めて多くの男子学生はファッションに興味をもっていないだけに、様々な粗(ミス)をさらけ出してしまっています。それらを改善した方が全体のバランスが整い、あらゆる人から評価されるようになります。
いわゆる着崩しテクニックというのは、クラスの中でも目立つタイプやイケメンでないと許されないものなので、誰もが取り入れたからといって、プラスに働くとは限りません。
性格やクラスの中のポジションによっては生意気だと判断されてしまうかも知れませんし、髪型や持ち物も含めてヤンチャな方向に合わせないとバランスが取れないので、中途半端に取り入れてしまうと、ただただ清潔感のないだらしのない印象になってしまいます。
これは逆で考えてみると分かりやすいはずです。ちょっと失礼な言い方ですが、顔もスタイルも良くない女子がスカートを短くしたり、ボタンをはだけていたり、髪を染めていたからといって、それほど評価は上がりませんし、むしろ生意気だといった低評価につながってしまいます。
これは大人のファッションでも当てはまる事なのですが、世の中には残念ながらイケメンや美人でないと許されないファッションという物が存在します。
彼らは個性的なファッションのおかげでモテるのではなく、先にモテるからこそ許されるのであり、一般の人が真似たところでプラス評価にはつながりません。
私自身もファッションに興味を持ち出した頃というのは、ファッション雑誌のイケメンモデルの恰好を真似てばかりいたのですが、全く良い結果になりませんでした。
一方で普通のファッションを丁寧(サイズ合わせやメンテナンスなど)に着こなすようになると、自分でもビックリするほど評価されるようになりました。
その事に気がつくのに何年もかかってしまったのですが、誰からも嫌われない丁寧な着こなしというのは、それほどお金が必要なわけでもなく、それでいて効果抜群です。
ずば抜けた高評価は得られませんが、「悪くはない」といった評価になり、そうでもない多くの周りの男性と比べて高評価をしてもらえるようになります。
女性が好きな男性のタイプのアンケートなどがありますが、「優しい男性」と並んで必ず「清潔感のある男性」が上位にランクインするのは、それだけ多くの男性の清潔感に不満を覚える女性が多いからです。
それだけに学生服も清潔感のある丁寧な着こなしが出来るようになると、そうでもない周りの男子学生と比べて高評価につながりやすくなります。
私がおすすめする学生服をカッコ良く着こなす方法というのは、あくまでもきちんと着こなすという方法です。
いわゆる着崩しテクニックではなく、王道のテクニックによってファッションに無頓着な周りの男子生徒と差をつける方法です。
この方法であれば先生に目を付けられる事もなく、先輩に目を付けられる事もなく、男子よりも圧倒的にファッションに興味がある女子にだけ、好感をもってもらえる可能性が高くなります。
男子と女子のファッションの違い
私自身も学生時代はファッションに大して何も興味が無かったので、男女のファッションレベルの違いなど気にした事が無かったのですが、女子というのは小さな頃から容姿(ルックス)による差別を受けてきているので、クラスの中で自分の容姿がどの辺に位置しているのかしっかりと理解しています。
おそらく男子だとよほどモテるイケメンでもない限り、自分のレベルは平均より少し上ぐらいだと思ってしまっているのですが、それだけに何も努力をしてきていません。
女子は幼稚園や保育園の頃から、可愛い子だけが特別扱いをされてきた現実を目の当たりにしているので、少しでも自分を可愛く見せる方法と向き合ってきています。
鏡の前で笑顔の練習をしたり、似合う髪型を探したり、前髪の長さを調節したりと、涙ぐましい努力をしてきています。一方で多くの男子は鏡の前で自分と向き合ってきた経験など、ほとんどないのではないでしょうか。
この経験の差が男女のファッションレベルの差です。多くの女子は学生服を可愛く着こなす為に鏡の前で向き合ってきています。リボンの結び方やスカート長さや靴下の長さなど、どうしたら少しでもバランスが良くなるのかと経験を積んでいます。
この男女のファッションレベルの違いで何が言いたいのかというと、女子は男子の恰好でも僅かな差を敏感に察知できるという事です。
今まで何となく制服を着ていた男子が、王道の着こなしテクニックを取り入れてスマートに着こなす事が出来るようになると、周りの男子はいっさい気がつきませんが、ファッションレベルの高い女子はその違いに気づいてくれます。
これも大人の男性のファッションにも当てはまる事なのですが、男女では圧倒的に洋服を着こなすテクニックに差があるので、同じような容姿のレベルの男性が着ているスーツ姿でも、一瞬で似合っているかどうかを判断できてしまいます。
おそらく多くの男子学生は、スーツ姿の大人を見ても似合っているかどうかは分からないはずです。せいぜいイケメンで高身長だから似合っている程度の分析しか出来ません。
一方で女子は違います。圧倒的に経験値が高いので、僅かな違いを敏感に察知し、
「最近○○君、なんか良い感じだよね♪」
と噂されるようになるかも知れません。
知識も経験もない男子生徒がファッションを意識するようになると、誰にでも分かる目立つ要素ばかりを取り入れてしまうのですが、大抵は悪目立ちして評価が下がってしまいます。
王道の着こなしテクニックとは?
王道の着こなしテクニックというのは、きちんとサイズを合わせた洋服を選んで身体にフィットしている事がポイントになるのですが、サイズ合わせが難しい学生服に限っていうと、その他のポイントで底上げしていくしかありません。
いくつかポイントがあるのですが、どんな学生でも参考になるポイントを紹介すると、
- 姿勢
- 正しく着る
- 清潔感
- 子供っぽさの排除
の4つです。
簡単に説明すると1の姿勢というのは、洋服を着こなす上で姿勢は凄く重要なポイントであり、姿勢が悪いだけでシワが増えてだらしなく見えてしまうからです。
最近はスマホの普及もあり、猫背になってしまっている男性が凄く多いです。背中が丸まっていると制服が似合わなくなるだけでなく、身長やスタイルまで悪く見えるようになってしまいます。
そもそも洋服の上着というのは肩で着るものなので、猫背で背中が丸まって肩が前に入ってしまっていると、上手く肩にのらずにおかしなバランスになってしまい、余計なシワも増えてしまいます。
姿勢を意識に上げてを改めるだけで、洋服や学生服がグッと似合いやすくなる人は珍しくありません。逆にどんなにカッコいい洋服でも姿勢が悪いだけで台無しになってしまっている人も多いです。
2の正しく着るというのは、適当に袖を通してボタンを留めるような事ではなく、余計なシワが出ないような着方があるという事です。これも多くの学生が理解できていません。
正しく着るは靴で考えると分かりやすいのですが、靴も正しく履かないと部活で激しく動く事など出来ないように、適当に靴紐を緩めていたり、踵を踏んづけるような履き方をしていると、まともに歩く事ができなくなってしまいます。
スリッパや長靴のようなフィット感のない靴で歩く時というのは、誰もが普段と歩き方が変わってしまいます。靴が飛んでいってしまわぬように、足の持ち上げ方や地面を蹴るような動作ではなくなってしまうので、歩き方や姿勢にまで悪影響があります。
体育や部活の前に靴を履く時は、きちんと踵に合わせてから靴紐を結びなおすものですが、普段の靴を適当に履いているとスリッパほどではないにしても、姿勢や歩き方が崩れる要因になってしまい、洋服にも余計なシワが出てしまいます。
洋服の着方というのも同じで、正しく着ていないとフィットしないので見た目の印象が悪くなったり、生地が引きつって肩や背中が疲れてしまうような事にもなってしまいます。
3の清潔感というのは学生服のメンテナンスの事です。これも女子と男子では大きく差が出るポイントだけに、日頃の扱い方次第で周りの適当な男子と差をつけることができます。
男子同士だと学生服の清潔感など気にならないものですが、女子はその違いを敏感に察知します。女性の身体には生理があるので体臭の変化にも敏感であり、男子よりも圧倒的に清潔感を心掛けている傾向があります。
学生服は毎日のように洗濯を出来ないだけに、日頃の扱い方次第で清潔感は大きく差がでるので重要なポイントになります。
4の子供っぽさの排除というのは、学校内のカップルを見てみると分かりやすいのですが、年上の男子と付き合う女子はいても、年下の男子と付き合う女子がほとんどいないように、女性というのは男性に大して頼もしさを求める傾向が強いです。
年上の大人っぽい男子に惹かれる女子は多いですが、逆に子供っぽい印象の男子に惹かれる女子は多くありません。
精神年齢といったものも同い年の男女では女性の方が高い傾向があるので、同級生の男子に大して子供っぽい印象を持っている女子は少なくありません。
これは性格なども関係してくる要素なのですが、学生服に組み合わせるファッションアイテムや小物などに子供っぽい要素が含まれていると、女子に避けられる要因となってしまいます。
これらの4つのポイントを改める事こそが、私が考える学生服をカッコ良く着こなす方法です。
イケメンや不良にだけ許される着崩しテクニックとは全く別物なので、そのようなテクニックを期待して当ブログに訪れた男子生徒は、ここで離脱してください。
目立ちたいだけの個性的な着崩しテクニックとは全く違うので、そのような情報を期待している男子生徒は、この先を読む必要はありません。全く期待に沿える情報は紹介していません。
一方で本質的に洋服が似合うという事を理解したい男子生徒は、この先をしっかりと読みこんで理解する価値があると思います。
ここからはそれぞれのテーマに分けてより深く解説していくのですが、どれも大人になってからも通用する着こなしテクニックであり、プライベートのカジュアルなファッションをカッコ良く着こなす上でも役立つ情報です。
ファッションレベルの高い女子からすると、当たり前のように意識している事ばかりですが、多くの男子学生は気づいてもいない事ばかりなので、同レベルの周りの男子と比べてスマートな着こなしになり、頭一つ抜きん出る事ができるようになります。
どれも難しい事ではないのですが、本気でカッコ良く学生服を着こなしたい男子は参考にしてみてください。
学生向けの着こなしテクニック
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