女性受けが悪い財布を避けよう!大人の余裕を見せるなら長財布

ファッションコラム

女性受けが良い財布などない!

財布に限らずファッションに絶対的な正解があるわけではないのですが、譲れないこだわりがないのであれば、基本的に余計な事はしない方が良いです。

しばしばファッション雑誌やネットで「女性受けが良い財布!」といったものが紹介されていますが、これらはあまり重要ではありません。

あくまでも好みの問題なので、どんな女性からも好かれる財布などありません。

ブランド物に憧れが強い10代の若者や流行に敏感な世代であれば、有名ブランドの分かりやすいデザインの財布や、流行しているブランドの財布を選ぶ事でプラスに働く事があるかも知れませんが、流行には流行遅れのリスクも伴うので、数年後にはマイナス要因となってしまうかも知れません。

全ての女性に受けが良い財布などありませんが、一方で女性受けが悪い財布は存在します。

これを回避する事が大切です。

財布のように大切なお金を入れて置く物にまで、流行を求める女性は多くありません。むしろファッションや髪型がチャラくても財布ぐらいは誠実な印象の物の方が安心材料になります。

女性受けが悪い財布を回避した上で、ちょっとした個性を取り入れるぐらいであれば悪くないのですが、女性受けの良い財布のおかげでモテるような事はないので、しっかりと本質を見極めて選ぶようになりましょう。

女性受けが悪い財布

女性受けが悪い男性の財布、その代表格はウォレットチェーンです。

ウォレットチェーン

財布というよりは、このチェーンが問題です。このスタイルがとにかく女性受けが悪いので避けた方が無難です。中年のおじさんなら尚更です。何もメリットありません。

またウォレットチェーンはスーツやジャケパンスタイルとも相性が最悪です。ジーンズのようなファッションであれば相性は悪くないのですが、ファッションに合わせて財布ごと替えられる男性は多くないですし、女性受けが悪いのにわざわざ選ぶ理由がありません

男性のシルバーアクセサリーが女性に不人気なように、このような主張は一部の女性にしか刺さりませんし、むしろ避けられる要因となってしまいます。

よほど財布を落としやすいという男性であれば、機能として意味があるのかも知れませんが、そのようなズボラな男性を好きになる女性はいません。

そしてなるべくならウォレットチェーン対応していない財布を選んでください。財布に余計な装飾は必要ありません。

(このようにチェーンを通すためのリングや穴があります)

女性は面と向かって「その財布がイヤ!」とは言いませんが、男性の苦手なファッションのアンケートで必ず上位にランクインするのが「ウォレットチェーン」なので、女性受けを気にする男性こそ避けてください。

チープな印象の財布

安っぽく見える財布も女性受けが悪いので避けてください。たまに「財布なんかどうでもいい!」という考え方なのか、マジックテープの折りたたみ財布を使っている男性がいるものですが、これは学生でもない限り女性受けが最悪の財布です。

「物持ちがいいのね、きっと堅実な人なんだわ♪」

と思う女性はいません。ただただ無頓着でケチな男の烙印を押されることになるので、マジックテープの財布は今すぐ買い替えてください。どんなに有名ブランドでもダメです。

マジックテープの「ベリベリ」という音は女性を幻滅させます。

アウトドアやウォーキングのような格好をしている時であれば、相性も悪くないのですが、メインの財布にしてしまうと安っぽい印象になってしまうので避けてください。

私の尊敬する段田一郎(俺のダンディズムの主人公)も、うだつの上がらない時はマジックテープの財布を使用していました。

ドラマでも使われるように残念な男の代表的な財布として、マジックテープの財布が用いられるぐらいなので、女性受けを狙うなら避けましょう。Gの代表格なので問答無用で避ける必要があります。

マジックテープの他にも子供っぽい印象や安っぽく見える財布もNGです。大学生ぐらいまでなら問題ないかも知れませんが、社会人だと何もメリットがありません。

財布の価格というよりは、安っぽい印象に見えるのが問題なので、ここは間違えないでください。高価なブランド財布でも子供っぽいデザインの悪目立ちする財布があるので要注意です。

目立つ財布

目立つ財布というのは主張が強い財布という意味です。分厚くて大きな財布だったり、奇抜なデザインやカラーだったり、これ見よがしな財布は女性受けが良くありません。

迷彩柄の財布のような分かりやすいデザインは避けている男性も多いと思いますが、ごつい財布もあまり女性受けは良くありません。

財布の外周にチャックがある財布ほど、大きくてごつい印象になるので、女性受けを狙うならあまりお勧めしません。

これもファッションとの相性の問題ではあるのですが、ファッションに合わせて財布を替えるぐらいの事をしないと難しいので、メインの財布にはするべきではありません。

他にも意味がありそうな財布も避けるべきです。風水好きの人ほど黄色い財布を好みますが、そのようなものを信じていない人にとってはマイナスの印象にしかなりません

女性が金運アップの為に黄色い財布を使うのは可愛げもありますが、男性の財布には向いていません。

またレシートやポイントカードでパンパンになっている財布も印象が悪くなります。お金にだらしのない印象になるようなことも避けてください。

キャバクラのようなところであれば、分厚い札束が入っていそうな、これ見よがしな分厚い財布が喜ばれることがあるかも知れませんが、一般的な状況で女性にモテることに繋がるとは限りません。

そもそも財布で女性にモテるような事は滅多にありませんが、財布のせいで嫌われてしまう事はあるので気をつけてください

ネットで紹介されている女性受けの良い財布を参考にしても、滅多にプラスになる事はありません。これを意外と多くの男性が理解していないのですが、十代後半の女性のようにブランド物に憧れが強い世代でもない限り、いかにもブランド丸出しの男性の財布が評価される事はありません。

ブランド物の財布が悪いという事ではなく、いかにも丸出しの財布がNGという事です。

誠実そうな結婚相手を探している女性にとっては、むしろ金遣いの荒い印象やチャラついた印象を与える事もあるので、主張の強い目立つ財布を選ぶメリットはほとんどありません

清潔感を保ちにくい財布

女性が男性の財布に期待しているのは、あくまでも誠実そうな印象ぐらいです。これさえ間違えなければ印象を損ねる事はないのですが、中途半端にこだわってしまったばかりに損をしている男性は珍しくありません。

シンプルで無難なデザインの財布を使っている男性も多いのですが、もう一つ気をつけてもらいたいのが清潔感の保ちやすさです。シンプルな革財布といっても革の素材やカラーによって、この清潔感の印象が変わってしまいます。

白い革財布が汚れやすいのはイメージできると思いますが、ブラウンの財布でも薄汚れていたり、すり減っていると清潔感が失われてしまいます。

これぐらい擦り切れていれば分かりやすいですが、男性の中にはこれが「いい味だ!」と勘違いしてしまう人もいます。

きちんとメンテナンスされた革であれば、独特なツヤや深みのある色でカッコいいのですが、このカッコ良く感じる加減が男性と女性で差があるので注意が必要です。

これぐらいの色褪せでも微妙です。男性からすると渋い感じがするかも知れませんが、女性の清潔感の基準は男性よりも圧倒的に高いので、不潔な印象になってしまうかも知れません。

財布はポケットや鞄の中で乱雑に扱われる事が多いだけに、革の質やタイプによって清潔感の保ちやすさが変わります。布製の財布でも上品なデザインの物があるのですが、汚れの付きやすさや擦り切れやすさを考えると、あまり良い選択肢ではありません。

大切なお金を扱う財布が汚れていると、どうしてもズボラな印象になってしまうので、清潔感が保ちやすいという視点も意識してみてください。

おすすめの財布とは?

ここまでは女性受けが悪い財布について紹介してきましたが、だったらどんな財布を選べば良いのかというと、余計な装飾のないシンプルで薄い財布という事になります。

これも絶対的な正解があるわけではないのですが、誰からも嫌われない財布という意味です。

スーツやジャケットを着る機会が多い男性であれば、薄い革の長財布がおすすめです。

長財布のメリットは傷みにくさにあります。二つ折りの財布が悪いわけでもないのですが、折れ曲がった箇所が傷みやすく、ズボンのポケットの中で乱雑に扱われる事が多いだけに、先端が折れ曲がったり擦れてしまうので、清潔感が保ちにくい傾向があります。

カジュアルなファッションが中心の男性であれば、二つ折りの財布でも良いのですが、その場合でもなるべく薄いシンプルな物を選んでください。

もちろん目立つデザインや安っぽい印象になる財布は避けてください。予算の都合もあるとは思いますが、なるべくなら良質な革や縫製が良い財布を選ぶと良いかと思います。

最近は合成皮革でも安っぽい光沢ではない物もあるので、実際にお店で確認しながら選んでみてください。ネット通販で革製品のような財布を購入してしまうと、想像と違うという事が珍しくないので気をつけましょう。

まとめ シンプルイズベスト

最近はキャッシュレス決済が浸透してきているだけに、ファッションアイテムとしての財布の重要性は高くありません。

はっきり言ってしまうと、期待しているほどの効果(女性受けが良い)は得られません。

それだけに女性側も男性の財布に期待しているわけでもないので、女性受けが悪くなってしまうポイントを避けるだけで、十分だとも言えます。

女性受けが良い財布を調べている人にとっては物足りない情報だったかも知れませんが、財布でモテるような事などほとんどないので、あまりこだわない方が良いのではないでしょうか。

ファッションでも同じなのですが、こだわりが強いファッションほど相手の好みに影響されてしまうので、可能性を狭めてしまうものです。

相手の好みとバッチリ一致すればプラス評価につながるかも知れませんが、その他多くの女性からはマイナス評価になってしまうので、あまり目立つ事はするべきではありません。

女性受けなど気にせずに好きなファッションや財布をもつのは自由ですが、女性からモテたいと考えている男性であれば、誰からも嫌われないシンプルな財布を選んだ方が良いかと思います。

安っぽい印象や子供っぽい印象の財布を避け、ウォレットチェーンや迷彩柄のような男っぽい印象も避け、清潔感を保ちやすいシンプルな財布を選んでください。

札束が入る分厚い財布がモテた時代もあったのですが、現在でそれがモテるのは飲み屋さんぐらいですし、モテるといっても金づるとしてだけなので、多くの男性は望んでいないのではないでしょうか。

大切なお金を扱う財布に個性を求めている女性は多くありませんし、中途半端なこだわりのせいで損をしてしまうリスクもあるので、シンプルイズベストですよ。

誠実そうな紳士的な男性ほど、ジャケットの裏ポケットからスマートに長財布を取り出すのはイメージできるのではないでしょうか。

逆にポケットの中から乱雑に直接お金を出すような男性だと、自堕落なギャンブラーのようなイメージになると思います。

お金に対する扱い方というのは、その人の内面を表すものなので、清潔感のない財布や安っぽい印象になる物を避けましょう。

個人的にはチャックですらない方が良いと思っているので、現在の私は長財布と小銭入れの組み合わせで持ち歩いています。

最近はキャッシュレス決済ばかりなので、小銭入れを取り出す機会はほとんどありません。

ただ私はキャッシュレス決済でもスマホではなく、SuicaやEdyのようなタッチ決済(非接触決済)を用いており、長財布ごとあてがう事が多いので、長財布の質にはそれなりにこだわって選びました。

といってもタッチ決済だけなら、カードケースだけでも良いのかも知れません。おそらくそう遠くない未来に財布そのものが必要なくなっていくので、財布選びを楽しめるのも今だけなのかも知れませんね。

そう考えると女性にモテる財布も嫌われる財布も無くなっていきますが、スマホカバーといった物でも悪目立ちする物や子供っぽい印象の物だと、今回紹介した目安が参考になると思うので、誰からも嫌われない紳士的な男性に見えるような物を選んでみてください。

といってもスマホカバーをつけない方が、誠実な男性っぽいかも知れないので、あまり意味がないのかも知れませんが。

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