爪を切ってはいけないタイミング?
夜に爪を切ると「親の死に目にあえない」といった迷信があります。
これはあくまでも迷信なのですが、テレビで紹介されていた説によると、昔はろうそくの灯りで揺らいで薄暗かったので、「手元が見えない中で爪を切ってケガでもしたら危ないよ」ということのようでした。
さらに昔は爪を切るときに現代のような便利な爪切りではなく、小刀のようなもので爪を切っていたようで、実際に夜に爪を切ってケガをした人がいたそうです。
暗いからという理由だけであれば、照明で明るい現代は関係ないと思われますが、実は現代でも爪を切ってはいけないと言われているタイミングがあります。
爪を切るべきタイミング!
現在、爪を切るのに最適だと言われているタイミングは「お風呂上り」です。
お風呂で爪が柔らかくふやけているので切りやすくなっています。さらに爪が欠けにくいとも言われています。これが「お風呂上り」が爪を切るタイミングのベストと言われる理由です。
基本的には良質な爪切りで間違った切り方でなければ、それほど爪は欠けません。良質な爪切りは「パチン」という音ではなく「サクッ」とした感触で切れます。長年古い爪切りを使用している方は買い替えを検討してください。
特に爪が欠けやすい方は、爪が柔らかくなるお風呂上りを意識してください。
爪が欠けない方はそれほど気にしなくてもいいと思います。
実は爪を切るべきタイミングよりも大切なのは、爪を切ってはいけないタイミングを意識することです、これはすべての人に当てはまります。
爪を切ってはいけないタイミング
昔のように暗さや爪切りの質の問題ではなく、科学的に爪切りを避けた方がいいと言われているタイミングがあります。
それは「お風呂の直前」です。
その理由は爪切りで肌(皮膚)が傷つく可能性があるからです。
血が流れるようなわかりやすいキズでなくても、爪切りをする時に僅かでも刃が皮膚に触れると、目に見えないほどの細かなキズがついてしまうことがあります。
その僅かなキズ口から「ばい菌」が侵入する可能性があります。
お風呂場は湿気が多く、自宅の中で最もカビなどの細菌が蔓延しているところでもあります。高温多湿なお風呂場や脱衣所などは、ばい菌にとって好都合の環境です。
爪を切った直後のキズ口に、それらが触れてしまう可能性があります。
実際に爪切りあとのキズ口からばい菌が侵入し、爪を剥がして治療しなければならなくなったケースもあるほどです。最悪のケースでは脳にまでばい菌が回ってしまったこともあります。
これは僅かな可能性ではありますが、お風呂前の爪切りにはリスクがあるということを覚えておいてください。
爪を切ってヤスリをかけた後に、お風呂やシャワーに入りたくなる気持ちもわかりますが、なるべくなら入浴後に爪は切るようにしてください。
どうしても入浴前に爪を切りたい方は少し時間を空けてください。目に見えないような僅かな皮膚のキズは、数十分で自然に塞がってくれるので、少し時間を空ければ問題ないかと思います。
特に銭湯や旅館の大浴場だと不特定多数の方がいます。中には水虫の方もいるかも知れません。やはりお風呂前に爪を切るべきではありません。
まとめ 爪の手入れを軽視するな!
男性は爪切りを適当に済ませている方が非常に多いものです。自分が女性の爪に色気を感じないからと無頓着な男性が多いので、よく見ると爪の間に汚れが挟まっている男性は珍しくありません。
不潔な爪は女性に嫌われます。
せっかく「素敵だな」と思う男性と出会えても、手を見て幻滅してしまう女性がいるものです。
世の中には爪に無頓着な男性が多いからこそ、周囲の男性と差をつける為にも、改めて爪の手入れの重要性を意識してほしいと思います。
- 良質な爪切り
- 正しい爪の切り方
- 爪を切るタイミング
これらを意識してください。どれも難しいことではないはずです。
ピアニストのような細くてきれいな指が良いのではありません。無骨な男らしい指に憧れる女性も多いです。
ですが、流石に不潔な状態ではお手上げです。日頃から清潔感のある爪を心がけてください。
「毎週何曜日に爪を切る」などのタイミングを決めるのも効果的です。爪が伸びてから切るのではなく、伸びる前に爪を整える習慣を身につけてください。
最後に爪が欠けやすい方や乾燥しやすい方へ、ワンポイントアドバイスを紹介します。
それは自分の皮脂を爪にまとまわせる方法です。
爪が欠けやすい方というのは、爪の油分が不足して乾燥している傾向があります。お仕事などで石鹸や洗剤をよく使う方にも当てはまります。
爪の乾燥を防ぐためにハンドクリームを使用される方もいますが、自分の油分で補った方が妙なベタつきもなく自然な仕上がりになります。
髪やおでこの皮脂に爪を当て、反対側の手で軽く馴染ませてください。これだけで爪の潤いを取り戻すことができます。自分の皮脂なので副作用もありません。
これは肌が乾燥しがちな方にもおすすめです。手の水かきの部分が白く乾燥している方がいますが、自分の皮脂で簡単に潤いを与えることができます。
私は石鹸で手を洗った後や食器洗いの洗剤で手の油分が奪われた後に、いつもおでこや髪に触れて皮脂を手全体に馴染ませています。
わざわざハンドクリームなどを使わなくても、綺麗な手を維持することが出来るものです。しっかりと爪にも馴染ませてあげてください。
このようなちょっとしたことで、綺麗な爪を保つことができるものです。江戸時代の女性は月に一度ぐらいしか髪を洗わなかったそうなのですが、櫛で髪を梳かすことで髪の汚れを取りながら、頭皮の皮脂を髪全体に馴染ませて綺麗な状態を保っていました。
一方で現在は石鹸やシャンプーで皮脂を根こそぎ取ってしまうので、化粧水やリンスーやコンディショナーなどで油分を補わなければなりません。
爪の乾燥は生活習慣が問題ということもあるので、なるべくなら健康的な生活を意識してほしいのですが、仕事の都合などで頻繁に石鹸や洗剤を使うという方は、自分の皮脂で補うテクニックを活用してみてください。
日頃から爪を綺麗に整え、女性から幻滅されないようにしましょう。
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コメント
おでこの皮脂って・・・と思いながらやってみたらホントに潤ったw
臭くなるかと思ったけど、そうでもないね
by 匿名 2018年6月23日 23:30
自分の皮脂いいね
ささくれとか甘皮の状態も良くなった気がする
ツヤもでるし
by 匿名 2018年8月17日 09:21
私は女ですが初対面の男性の手は見ちゃいますね、綺麗な爪の男性には色気を感じます
by 匿名 2018年12月15日 16:09