眼鏡が似合わない男性の特徴!自分の好みで選ぶのはNG

ファッションコラム

眼鏡が似合わない男性の特徴

世の中には眼鏡が似合っていない男性が珍しくありません。私自身もそうだったのですが、眼鏡が似合っていない男性にはある特徴があります。

一般的にはよく「丸顔の男性には○○眼鏡が似合う」「面長の男性には△△眼鏡は似合わない」といった事があげられていますが、そのような条件に当てはまっている男性でも、似合う事もあれば全く似合わない事があるように、あくまでも目安でしかありません

誰にでも似合う眼鏡などありませんし、あくまでも相性があるだけです。むしろそのような目安を参考にするばっかり、本質を見落としてしまう事も珍しくありません。

これはファッションにも当てはまる事なのですが、眼鏡が似合わない人に欠けている特徴というのは、

自分の基準だけで選んでいるからです。

お洒落な人が伊達メガネを選ぶのであれば、しっかりとバランスを見極めながら選ぶ事ができますが、視力が悪い人が自分で眼鏡を選ぶとなると、視力が悪いだけに鏡の前でしっかりと確認する事ができません

これが一番の問題です。度付きレンズが組み込まれた眼鏡が完成して初めて確認する事になるので、

「思っていたのと何か違う・・・」

という事になってしまいます。これが多くの男性が似合わない眼鏡をかけている理由です。

視力が悪い人ほどレンズの厚みも増す傾向があるので、目の大きさの見え方も変わります。眼鏡屋さんのようによほど詳しい人でもない限り、完成品の眼鏡を身につけた時に想像通りだったという事にはなりません。

似合う眼鏡を見つけるポイントというのは、このよほど詳しい人の意見を参考にする事です。

似合う眼鏡を見つける方法

私自身もそうだったのですが、自分の好みで眼鏡を選んでいた頃というのは、周囲の人に眼鏡姿を褒められるような事が全くありませんでした。

ある時に初めて訪れた眼鏡屋では、2本購入するとサービスでもう1本付いてくるという価格設定だったので、予定外だった3本目の眼鏡を対応してくれた女性店員さんに選んでもらうと、自分では絶対に選ばないであろうタイプの眼鏡になりました。

はっきりいって全く好みではなかったのですが、ある時に職場にかけていってみると、びっくりするぐらい周囲の人から褒められる事になりました。

  • あれ?眼鏡替えたんですね!いいっすね
  • ○○さん、その眼鏡素敵です

といった感じで褒められてしまい、久しぶりに会った取引先の人からも、「印象が変わった」と褒められました。

その事があまりにも衝撃的で、それからは常に店員さんの意見を参考に選ぶようにしています。

ネットで「似合う眼鏡の見つけ方」を調べてみると、様々なメガネメーカーが事細かにポイントを紹介しているのですが、それらを全て素人が判断するのは難しいです。しかも視力が悪い裸眼で判断するとなると、ほとんど不可能です

一方で眼鏡屋の店員さんであれば、それらの知識や経験が豊富なので、素人とは比べ物にならないほどのスキルがあります。

これは似合う髪型を見つける方法でも同じなのですが、プロの美容師が似合うと思う髪型と、お客さんの好みが一致するとは限りません

プロの目から見て似合わないと分かっている髪型でも、お客さんが指定してきた髪型を勝手に変えるわけにはいかないので、どこかしら妥協する事は珍しくないわけです。

それでも一流の美容師であれば、お客さんの好みの意図を汲み取りながら、頭の形や髪質や量に合わせてバランスを取るといった事をしてくれます。

ファッション雑誌を持ち込んで「このモデルと同じ髪型にしてください」と言われても、全く同じ髪型にするのではなく、その人がそのモデルの髪型に感じているメリットを上手く取り入れるような事です。

これが眼鏡選びとなると、プロがバランスを調節する要素がありません

それこそファッション雑誌で容姿端麗なスタイル抜群のモデルが着用している眼鏡と、全く同じ物を手に入れられてしまうだけに、顔の大きさも髪型も違う一般人にとって全くバランスが取れない似合わない眼鏡になってしまいます。

自分で眼鏡を選ぶという事は、美容師さんがお客さんの好みの髪型通りに仕上げるような事であり、大抵はアンバランスになってしまいます。

昔の私がそうだったように、自分の基準だけで眼鏡を選んでしまっている男性が多いので、大抵はバランスが取れずに似合わなくなってしまいます。

自分に似合う眼鏡を選ぶポイントというのは、知識も経験も豊富なプロの力を利用する他力本願が一番有効です

眼鏡選びは洋服選びのように普段から鏡の前で見極める眼力が磨かれる機会がないだけに、プロと素人の間に圧倒的なスキルの差があります。

よほどファッションセンスの高い女性であれば、似合う眼鏡の選び方といったセオリーから外れたタイプの眼鏡でも、上手く見極めてバランスが取れるケースがありますが、同じ事を普通の人が行っても難しいです。

せめてコンタクトレンズをしてから眼鏡フレームを見極めるのであれば、完成した時のイメージに近づけられる可能性が高まりますが、裸眼で良く見えないという人であれば、ほぼほぼ絶望的なので、プロに頼った方が圧倒的に似合う可能性が高まるという事を覚えておいてください。

自分で眼鏡を選ばない方法

眼鏡に関する知識が豊富な店員さんのスキルを利用するといっても、完全に丸投げしてしまうと店員さんも困ってしまうので、いくつかのポイントを紹介します。

  • 予算
  • 使用する場面
  • 髪型やファッション

予算は言葉の通りです。先に予算を伝える事で選択肢が狭まります。

使用する場面というのは、職場や職種に合わせる眼鏡なのか、プライベートの恰好に合わせる眼鏡なのかという事です。

デスクワークが中心ならレンズの視力も変わりますし、細い眼鏡だと視界が狭まって首の動きが多くなるので、レンズが大きめの眼鏡の方が負担が少なくなります。他にブルーライトカットなどの選択肢も入ってきます。

一方で身体を動かす仕事の男性であれば、眼鏡のフィット感や軽さといったものが、重要なポイントになります。

こういったポイントを店員さんに伝えてください。

店員さんに丸投げするにしても、スーツに合わせる眼鏡を休日のラフなファッションや髪型で行ってしまうと、ズレが生じてしまいます。

髪型やファッションも含めて、似合う眼鏡を選んでもらう必要があるので、適当な恰好では行かないでください。

優秀な店員さんであれば、予算内でこれらのバランスの取れた眼鏡を選んでくれます。視力が悪い人ならレンズに予算を掛けるのが一番かも知れませんし、それほど視力が悪くなくて格安のレンズで問題なければ、フレーム選びに予算を掛けてくれます。

フレーム選びといっても、ちょっとした大きさの違いで印象は大きく変わります。人によって左右の目の間の感覚や眉毛との距離や鼻の付け根の高さなどが全然違うので、似たような眼鏡フレームでも相性の良しあしがあります。

特定の眼鏡フレームが好きだとしても、鼻パッドとの相性次第で物理的に似合わない(ズレてしまう)という事もありますし、鼻パッドの交換で対処できるケースもあります。

この相性の良しあしを見極められるのは、そのお店にの商品を理解している店員さんだけなので、プロのスキルを頼った方が似合う眼鏡を見つけやすくなります。

眼鏡の相性の見極め

数年前からウェリントンという形のフレームの眼鏡が男女問わずに人気になっているのですが、当然のようにウェリントンのフレームといっても、メーカーによって微妙に違います。

全体的な大きさも違いますし、フレームの素材や太さも違います。鼻パッドの有無もあります。

鼻の高い欧米人だと鼻パッドなしでもズレ落ちないかも知れませんが、多くの日本人は鼻が大きくても付け根は低いものなので、相性が悪い事は珍しくありません。

鼻パッドが目立つのがイヤなのであれば、少しフレームの太いものを選ぶ事もできますし、鼻パッドそのものも目立たない小ぶりのものや、平面ではなく立体的になっているものもありますし、透明度が高いものもあります。

さらに細かな事を言えば、比較的レンズが大きい眼鏡フレームなので、レンズの質によって反射具合も変わるので、予算の掛けどころといったバランスも取る必要があります。

価格の安い分厚いレンズだと、いかにも安っぽい反射になってしまいます。

レンズ代込みで5000円という予算なのであれば、むしろレンズが小さい眼鏡の方が、安っぽさを避けられる事もあるわけです。

薄くて反射も少ない高価なレンズでなければ相性が悪い眼鏡フレームもあるので、先に予算を伝えて置く事が大切です。

よほど眼鏡に詳しい人であれば、これらも含めて自分で選ぶ事が出来るかも知れませんが、それこそ視力が悪い裸眼の状態だと判断できない事もありますし、仕上がりのレンズの状況まで含めて考えるのは難しい事です。

だからこそ眼鏡屋の店員さんにお願いする事が一番です。洋服選びとは違って自分で見極めるのが難しいだけに、プロのスキルに頼る事で似合う眼鏡を手に入れやすくなります。

眼鏡が似合わない人ほど、この視点が欠けているので気をつけてください。自分よがりな視点を排除する事がポイントですよ。

まとめ 眼鏡は自分で選ぶな!

一般的に似合う眼鏡を選ぶ方法として言われているのが、顔の大きさや骨格や目の離れ具合や眉毛との距離などを見極めて、バランスの取れた眼鏡を選ぶ事なのですが、それらは視力が悪い人の裸眼では見極める事は出来ません。

それほど視力が悪くなくても経験がないと、なかなかベストな眼鏡フレームを見つける事が出来ません。

目の下のクマや皺が目立つ人であれば、あえてフレームを太くした方がバランスが取れるかも知れませんし、鼻が低い人ならパッドがないセルフレームの眼鏡とは相性が悪いかも知れません。

お洒落として伊達眼鏡を取り入れている女性の中にも、ズレ落ちておかしなバランスになっている事があるものです。

これらのように些細な事で眼鏡のバランスは崩れてしまいます。自分に似合う眼鏡を見極めるのは簡単ではありません。

スキルのあるプロの美容師が髪を切ってもらう立場で、他の美容師に指示を出してカットしてもらうのであれば、適格なアドバイスができるのかも知れませんが、素人が自分好みの髪型を事細かに美容師に指定してしまうと、アンバランスな髪型になってしまうような事です。

髪の生え方や毛量やコシやハリや頭の形など、プロでなければ分からない事があります。これは眼鏡選びでも同じであり、プロだからこそ分かるポイントがたくさんあります。

安易にファッション雑誌のモデルが似合っている眼鏡と全く同じものを選んでしまうと、全くバランスが取れなくて似合わくなってしまうので気をつけてください。

好みの眼鏡フレームがある場合は、それを伝えても良いのですが、同じタイプのフレームでもメーカーによって大きさやバランスが微妙に違うので、客観的にプロに見極めてもらった方がバランスも取りやすくなります。

眼鏡屋の店員さんを味方に付ける事が、似合う眼鏡を見つけるコツですよ。

眼鏡が似合わない男性の特徴というと、顔の大きさや形や髪型ばかりが注目されてしまいますが、本質はそこではありません。あくまでも相性の問題であり、微差を調節できるプロであれば、どんな男性でも眼鏡が似合う可能性が高まります。

同じようなタイプの眼鏡でもフレームの太さで随分と印象が変わりますし、色や材質の違いでもバランスは大きく変わるものです。

靴選びのように全く同じデザインのものが、5ミリ刻みでサイズ違いがあるのであれば、好みのメーカーの靴の中からでも自分の足に合わせる事が出来ますが、眼鏡はそのようなサイズ展開になっていないので、様々なメーカーの似たような眼鏡の中から、バランスの良い物を選ばなければなりません。

眼鏡屋にファッション雑誌を持ち込んで、「こんな感じの眼鏡がほしい」と伝えると、似たような眼鏡の中からバランスが取れるものを選んでもらえるかも知れませんが、雑誌で紹介されていた眼鏡ブランドにこだわってしまうと、専門家であるプロのスキルを利用する事ができません。

本当に自分に似合う眼鏡を見つけたいのであれば、「こんな感じの眼鏡」といった基準ですら不要かも知れません。予算や場面を伝えて、いつものファッションや髪型にした上で店員さんに丸投げをした方が、本当に自分に似合う眼鏡を見つけてくれる可能性が高まります。

長年眼鏡をかけてきた人ほど自分なりの基準があるものですが、そもそも似合いようがないタイプの眼鏡を選んでしまっている可能性もあるので、思い切って店員さんに頼ってみてください。

個人的には女性店員に選らんでもらうのがおすすめです。女性は小さな頃から鏡と向き合ってきているので、男性よりも圧倒的にファッションセンスが高い傾向があります。

なんとなく自分の基準から弾いてしまっていた眼鏡の方が、実際には似合うという事も珍しくないので、経験豊富な店員さんの意見を取り入れてみてください。

もちろん明らかに職場にそぐわないタイプの眼鏡のような場合は断っても良いのですが、それこそ職場と同じ髪型や服装でいけば、そのような事にはならないはずです。

眼鏡屋の店員さんを味方に付けるコツは、あまり混んでいないタイミングを意識する事です。時間に余裕がない閉店間際だと、じっくりと選んではもらえないかも知れません。

眼鏡屋の繫盛期を調べてみると、新年の初売りが最も忙しいそうでした。他にも新生活が始まる前の年度末や学生の長期休み中なども忙しいそうなので、避けた方が良いかも知れません。

あと眼鏡屋に訪れるお客さんは午前中と夕方が多く、お昼過ぎは空いているそうなので参考にしてみてください。

眼鏡が似合わない人ほど自分の基準に頼ってばかりいるので、今回紹介した眼鏡屋の店員さんを味方につける方法を意識してみてください。

おまけ 私が似合う眼鏡を手に入れた時の話

最後におまけで私が初めて女性店員に眼鏡を選んでもらった時の事を紹介します。

3本目の眼鏡を決めかねていたところ、女性店員の方から声をかけてくれたので、お願いしてみると笑顔で「任せてください!」と言ってくれ、椅子に座らされてから様々なタイプの眼鏡を持ってきては、次から次へとかけさせられました。

本数を数えていたわけではないのですが、おそらく10種類ぐらいの眼鏡をかけたあと、2つのタイプにしぼり、今度はその2つのタイプの眼鏡と同じようなフレームの眼鏡をいくつもかけさせられました。

素人の私からすると、ほとんど同じように見えるのですが、その女性店員さんは「うーん」と私の顔と鏡を交互に確認しながら、一つ一つバランスを見極めてくれました。

時間を測っていたわけではないのですが、おそらく20分ぐらいは私の眼鏡選びだけに付き合ってくれました。

そして1つのタイプにしぼり、またまたほとんど同じような眼鏡をいくつもかけさせられ、「お客様のお顔にはこちらの眼鏡が最も似合います!」と自信をもって勧めてくれました。

私は昔からメタルフレームの眼鏡を選んでいたので、セルフレームの眼鏡は好みではなかったのですが、時間を掛けて丁寧に選んでもらった事もあり、それを購入しました。

そして後日に完成した受け取り、その女性店員に選んでもらった眼鏡をかけて職場に行くと、冒頭で紹介したように周囲の人の反応が一変しました。

私の好みで選んだ眼鏡は誰からも気づかれませんでしたが(前の眼鏡とほとんど同じなので当然ですが)、女性店員に選んでもらった眼鏡はびっくりするぐらい高評価で自分でも驚いたものです。

店員さんにお願いするといっても、白いフレームのような奇抜な眼鏡を選ばれる事はまずないので安心してください。

なんてことない一般的な眼鏡フレームの中からでも、僅かな違いでバランスがグッと変わるので、その見極めが上手な店員さんの力に頼ってみてください。

自分の顔に似合う眼鏡の特徴を調べたり、お洒落な眼鏡の事を勉強するのが悪いわけではありませんが、圧倒的に経験が豊富な店員さんの意見を無視してしまうと、お腹の出た中年のおじさんが流行しているツーブロックの髪型にするような、とても残念な印象になってしまうので気をつけてほしいと思います。

「俺は色白で面長だから細長いタイプの眼鏡フレームが似合う」

と決めつけていると、いつまで経っても本当に似合う眼鏡には出会えません。

経験豊富でファッションセンスの高い女性店員の力に頼った方が、ずっと似合う眼鏡を手にいられる可能性が高まるので、暇そうな時間帯を狙って眼鏡屋に行ってみてください。

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