男の着こなし.com/運営者のプロフィール
ここでは「男の着こなし.com」を運営している私の簡単なプロフィールを紹介します。
- ハンドルネーム 並平 竹(ナミダイラ タケ)
- 1977年5月4日生まれ
- 身長178センチ
- 体重61~63キロ
- 尊敬する人物、段田一郎(俺のダンディズムの主人公)
当ブログ「男の着こなし.com」は、女性にモテたい男性を応援したい気持ちが強くなって立ち上げました。
私は身だしなみを整えるようになってから人生が劇的に好転しました。
学生時代に女の子からモテた経験はなく、バレンタインは母親からしか貰ったことがありませんでした。社会人になると同僚の女性からはチョコを貰う事がありましたが、当然義理チョコだけの冴えない男でした。
ある時、上司のファッションが「ちょいワルおやじ」のブームに影響されたのか、急に色気づいてきました。
正直私は「いい年してバカみたいだな・・・」と思っていたのですが、女子社員からの意見は概ね好評で驚き、さらに不倫の噂までされるようになりました。私と同類の冴えない男だったと思っていた上司の変化を目の当たりにしました。
それから私も身だしなみに気を使うようになりました。
ファッション雑誌を読んで勉強しました。
ある時は高額なブランドの洋服や腕時計を購入し、ダイエットの失敗を繰り返してカッコよくなろうと努力していました。
しかし雑誌を真似てコーディネートしても全く似合いませんでした。自分で見ても情けないぐらい似合っておらず、当然女性にモテるようなことにもなりません。
元が悪すぎるのかと悩んでいたのですが、たまたま紳士服のAOKIでスーツを新調すると、周りの女性からの評価がガラリと変わりました。
「○○さん(私)ってオシャレですよね」
「スポーツジムで通っているんですか?スタイルが良くなりましたよね!」
「彼女さんでも出来たんですか?」
といった感じでお褒めの言葉を頂く事になり、そんなこと私の人生で初めてだったので本当に驚いたことを覚えています。
しかもそのスーツは雑誌で紹介されているよう高価なものではなく、二着で半額のようなありふれたスーツでした。
今までもそのようなスーツを着ていたわけですが、自分なりにファッション雑誌などで勉強していた事もあり、自分に似合わない生地の色やシルエットなどを理解できていたのですが、ありふれたスーツを選びといったものでも上達していたのだと思います。
「洋服の値段は関係ないんだ・・・」
という事実にようやく気付き、洋服が似合うという事の本質について、しっかりと向き合うようになりました。
スーツだけではなく私服でもシルエットを意識するようになり、洋服のメンテナンスによる清潔感の差を意識し、TPOといった要素に合わせるようになったり、洋服が似合う体型や姿勢や歩き方といった要素も意識するようになると、どんどん周りの人からの評価が変わっていきました。
過去の私を知っている旧友と合うと結構な確率で驚かれるようになり、母親からですら
「あんた変わったね」
と言われるようになりました。
おかげさまで最近は後輩男性にファッションのアドバイスを求められるようにまでなりました(これも凄く嬉しかったです)。
いわゆるハイブランドの目立つアイテムばかりを選んでいた頃というのは、私が期待していた効果がまるでなかったのですが、洋服を着こなす本質と向き合うようになると、それほどお金を掛けずとも見た目の印象が劇的に良くなる事がわかり、その事を紹介するために当ブログ「男の着こなし.com」を立ち上げたわけです。
ファッション雑誌で紹介されているオシャレなコーディネートが悪いわけではありませんが、誰もがモデルのような容姿やスタイルをしているわけでもありませんし、オシャレな街に住んでいるわけでもありません。
雑誌のファッションはそもそもの世界が違うので、意外と一般の人には役立ちませんし、むしろ滑稽さや嫌みな成金ファッションになってしまう事もあります。
新商品を売りたい立場からすると、常に最新のアイテムを勧めてくるのも分かるのですが、それだけだと常にお金が必要になりますし、少し油断すると流行遅れにも巻き込まれてしまいます。
そもそもファッションの好みは人それぞれ違うので、絶対的な正解などありません。
特定のコミュニティ内であれば、ある程度は正解の方向性があるものですが、そこから一歩出ると個性ていきな要素というのは、むしろマイナス評価をされてしまう事も多いです。
ただ正解のファッションはありませんが、誰からも嫌われる不正解のファッションは存在します。こちらを意識して避けた方が、結果的に多くの人に好感をもたれる事になり、お洒落な男性へ近づくのだと感じています。
特定のアイテムを手にする事が最短の道のりではなく、あくまでも自分に似合わない要素を排除していく事が最短の道のりなのではないでしょうか。
手っ取り早くお洒落になりたい男性からすると、遠回りのように感じるかも知れませんが、結果的に最も近道になるはずです。
どんなに有名なハイブランドの洋服を身につけていても、鼻毛が飛び出しているのに気がつかなければ台無しですし、TPOに合っていなければ評価されませんし、メンテナスを怠れば清潔感は出ませんし、歩き方や姿勢といった要素もフィット感に影響しますし、何よりもそもそものサイズが合っていないと似合いようがありません。
もちろんコーディネートといった要素も印象を左右するのですが、そこだけしか考えられないと、スタイルが良いイケメンにしか似合わないファッション雑誌のコーディネートを頼ってしまいます。
これはむしろ本質から遠ざかる事なので、全くもって近道にはなりません。
ファッションに興味をもち始めた頃の私がそうだったように、多くの男性がせっかくお金を掛けながらも、どことなく残念な印象になってしまっています。
これは凄くもったいない事ですし、求めている効果も得られないので、しっかりとファッションの本質を学んでほしいと思います。
昔の私は「人は見た目じゃない!」と心から思っていたのですが、今は「人は見た目も重要だ!」と考えています。もちろん内面も大切ですが、外見を疎かにしている人ほど、内面が外見に現れているものです。
自分の身だしなみを整えるようになると、他人の装いに目がいくようになります。そして、その人の装いから様々な内面が垣間見えるようになっていきます。
有名ブランドのロゴにあやかっている人、あえてロゴを主張しない装いの人、ユニクロをカッコよく着こなしている人、服装で周りを圧倒している人、自分を卑下している人、合理的な考え方の人など、洋服選び方も様々な内面の個性に気づけるようになります。
さらに表情や髪型、姿勢や話し方なども含めて、外見から得られる情報量が劇的に増えていき、初対面の人との人間関係を構築する際に、凄く役立つ事が増えていきました。
一般的には男性よりも女性の方が圧倒的にファッションセンスが良いものですが、女性は小さな頃からファッションに関する興味や知識や経験が豊富なだけに、一瞬で様々な事を見抜いてしまいます。
一目見た瞬間に「生理的に無理!」と思われてしまうと、そこから覆すのは並大抵の道のりではありません。
逆に初対面で良い印象(悪くはない印象)を与えられると、その後の展開が凄く楽になります。これは恋愛でもビジネスでも同じです。
この外見から内面を見抜くスキルは人生に凄く役立つので、その為にも本質的なお洒落と向き合ってみてください。
誰だって趣味や仕事のように興味のある分野の事であれば、一般の人が気づきもしないポイントに気づけるように、ファッションに詳しい人ほど様々な情報を受け取っています。
ちょっとしたファッションの隙で相手からの信用を失ったり、逆にそれらを改める事で同じ仕事や容姿でも、相手からの評価が跳ね上がる事もあります。
スーパーで野菜や果物を一つ選ぶにしても、誰もが自然と見た目が良いものを手に取るように、見た目の影響を受けない人はいません。
人は見た目だけではありませんが、見た目を疎かにしてしまうと、相手によっては違和感を覚えて内面を正しく判断してもらえなくなってしまいます。
どんなに美味しい料理を提供している飲食店でも、店の外見が汚いと試してもらう事すらできません。中身が素晴らしい人物でも外見を疎かにしていると、同じような結果になってしまいます。
だからといってハイブランドの洋服を着なければならないという事ではなく、違和感なく似合っていれば嫌われる事もありません。
誰もが高級レストランばかりを好むわけではありませんし、ファミレスや大衆食堂のような庶民的なお店の方が好きな人もいます。
ただそれらも清潔感がないと避けられてしまいます。これは人間の外見でも同じです。
多くの男性は女性と比べてお洒落に興味が薄いだけに、適当に選んでいたり、扱い方が雑だったり、メンテナンスも怠っているので、清潔感がありません。
女性が好きな男性のアンケートのようなものでも、「清潔感のある男性」が必ず上位にランクインするのは、それだけ多くの男性の清潔感に不満をもっているからです。
新しい洋服さえ着ていれば清潔感があるとか、きちんと洗濯をしているから清潔感があると考えている男性が多いのですが、サイズが合っていないだけで皺は増えてしまいますし、姿勢が悪くても皺が増えて清潔感は失われてしまいます。
靴紐をきちんと結び直すような習慣だけでも、靴の傷み具合は全然変わってきますし、歩き方や姿勢にまで影響が出てしまいます。
多くの男性は脱ぎ履きしやすいように大きめの靴を適当に選んでいますが、これではせっかくハイブランドの靴を履いても魅力は引き出されません。
洋服も同じで適当なサイズ合わせでは似合いようがありませんし、余計な皺が出てしまったり、生地が増えて重たくなって疲れてしまうので、姿勢も崩れやすくなってしまいます。
適当なハンガーにかけているだけで型崩れしてヨレヨレになってしまったり、適当な洗濯のせいで生地の色がくすんでしまったり、毛羽立ちを助長して寿命を縮めてしまう事もあります。
これらのような些細な事と向き合わない事には、いくら予算を掛けても違和感は消えません。特定のファッションアイテムを購入したからといって解決する問題ではないという事です。
ただ本質的なお洒落と向き合っていくと、メンテナンスをする度に様々な気づきが得られるようになり、日頃の身体の使い方や習慣といったものも改められていくので、どんどん洗練された所作や姿勢が身につき、洋服も格段に似合いやすくなっていきます。
お金に余裕がある男性であれば、シーズン毎に洋服を買い替える事で避けられるのかも知れませんが、雑な扱いのままなので品のある仕草は身につきません。
洋服と向き合うという事は本当に様々な学びがあるので、本質と向き合いながらお洒落な男性を目指してほしいと思います。
当ブログ「男の着こなし.com」では、その為に役立ちそうな情報を様々な角度から紹介しているので、良ければ参考にしてみてください。
一般的なファッション雑誌で紹介されているようなテクニックとはニュアンスが違うものが多いかも知れませんが、「○○のアイテムさえ買えばOK」のような情報は本質から大きく逸れているので、しっかりと自分の基準に合わせてファッションアイテムを選べるようになってほしいと思います。
最速でオシャレになる方法というのは、特定のアイテムを取り入れる事ではなく、違和感があるポイントを排除していく過程の事なので、ここを間違えないで遠回りにならないように気をつけてほしいと思います。