胸板を厚くする意外な方法!?コントロール能力を磨け!
男らしい厚い胸板
胸板に適度な厚みがあると男性らしい肉体になり、洋服も似合いやすくなるものです。
カジュアルな洋服がダサくても、スーツ姿がカッコイイ男性がいるものですが、これはスーツやジャケットを着ることで胸板に厚みをもたせる補正効果が働くからでもあります。
とはいえ、やはり実際に胸板が厚い方が、男性らしいたくましいい印象になるものです。
当ブログでも洋服をカッコよく着こなす為に、胸の筋肉である大胸筋を鍛える方法を紹介しているのですが、
今回はその延長とでもいいましょうか、私なりに効率的に胸板を厚くする方法を発見したので紹介します。
ただし、あくまでも私の仮設です。本格的に筋トレに励んでいる人からバカにされそうな内容なので、読み飛ばしてもらって構いません。
苦情は一切受け付けません(笑)。
胸の筋肉のコントロール
テレビなどでマッチョな男性が、胸の筋肉をピクピクとさせているシーンを見たことがあると思います。
これと同じことを全ての男性ができるわけではありません。
一方で腕の力こぶであれば誰もが出来ると思います。大きな力こぶが出ないとしても、意識をしてピクっとさせることだけなら難しくありません。
この差は力の入れやすさ、わかりやすさの違いです。
腕にグッと力を入れることは簡単ですが、胸の筋肉にグッと力を入れることは簡単ではありません。
腕の筋肉は日常的によく使いますし、見た目にも盛り上がりがわかりやすいので、簡単にコントロールすることができます。
一方で胸の筋肉は見た目の変化も少なく、意識してコントロールをすることがないので、単独で力を込めることが難しいわけです。
だからといって胸の筋肉を全く使っていないわけではありません。日常の様々な動作で胸の筋肉を使っています。
マッチョな男性が胸の筋肉をピクピクと単独で動かすことができるのは、筋トレを繰り返してきたことでコントロールする方法がわかっているからです。
筋トレで胸の筋肉が筋肉痛になると、自然と胸の筋肉を意識するようになります。日常の些細な動作からでも筋肉痛が発生するので意識が向かいます。その繰り返しによって胸の筋肉を動かすコツが分かっていきます。
これは脳に新しい神経回路ができるようなことです。
おそらくこれはピアノやギターを何度も繰り返し練習して、繊細に指の筋肉をコントロール出来るようになるのと同じことです。力ではなく筋肉を思ったようにコントロールをする能力の差です。
ある程度、胸の筋肉を鍛える動作(筋トレ)を繰り返すことで、胸の筋肉だけを意識的(効率的)にコントロール出来るようになります。これが多くのマッチョが胸をピクピクさせることができる理由です。
もちろん胸の筋肉の大きさによる違いも大きいのですが、元マッチョは細くても胸の筋肉をピクピクさせられるものです。
筋肉に力を込める技術
ボディービルダーの男性が力を込めてポーズをすると、筋肉が大きく盛り上がります。
筋肉を鍛える為には重たいモノを持ち上げたりなど、筋肉に負荷をかける必要があるのですが、実は筋肉の負荷には「力を込める」ことも含まれます。
グッと力むだけで、筋肉に刺激を与えることになります。
以前、正しい姿勢を意識する方法として、お尻の筋肉に力を入れる方法を紹介したのですが、
このお尻の筋肉に力を込める動作を繰り返していくと、猛烈な筋肉痛に襲われます。
もちろん程度次第なのですが、始めの頃はお尻の筋肉に力を込めるコツがわからないので、それほど強く力を込められません。
ですが、お尻に力を入れると身体がグッと起き上がる(骨盤が起き上がる)ので、体感しやすいという特徴があります。徐々に力を入れるコツがわかってくると、より力強くお尻の筋肉に力を入れて引き締めることができるようになります。
始めの頃はギュッとしか力を入れられなかったのが、ギューーーーーーっと力を絞り出せるようになります。
お尻の筋肉は日常の動作が強い負荷がかかることがないので、これだけで猛烈な筋肉痛になることがあります。
これは胸の筋肉も同じです。
コツさえつかめば、猛烈な筋肉痛になるまで力を込めることが可能です。
胸の筋肉をコントロールする方法
ただ胸の筋肉に力を込める方法は、お尻の筋肉に力を込めるほど簡単ではありません。
私は胸の筋肉を鍛える腕立て伏せで追い込んだあと、たまたまこの方法を見つけることができました。
僅かな動作で筋肉痛が走る状態だからこそ、ピンポイントで胸の筋肉に刺激が与えられることを実感できました。
これを文章で伝えるのは難しいのですが、
一番わかりやすいのが「だっちゅーの」です。
「だっちゅーの」とは、パイレーツという女性芸人が胸を寄せて谷間を強調するギャグなのですが、この形が一番近いです。
これを少しアレンジします。
まずは「だっちゅーの」の形にしてもらい、そこで手の平を合わせた状態から、親指を付けたまま手首を返して手の甲をくっつけてください。後ろを向いていた肘が前に向くような姿勢です。
この状態からゆっくりと肩を上下に動かしてみてください。肩を上に上げてから下に向かう動作の時に、胸の筋肉のハリが感じられると思います。
そのポイントあたりでさらに胸を寄せたり、角度を少し替えたりして、胸の筋肉に力が入りやすいポイントを探ってください。
そこでギューッと力を込められると、これだけで大胸筋を筋肉痛になるほど追い込むことが出来ます。
一度にギューっと力を込めるのも良いのですが、ギュっギュッとリズムよく力を入れるのもお勧めです。こちらの方が胸の筋肉を意識する感覚が掴みやすいと思います。
この感覚がわかると、手首を返した「だっちゅーの」をしなくても胸の筋肉を意識出来るようになります。
もちろんマッチョのように大きな胸板があるわけではないので、服の上からでもわかるほどピクピクとさせることが出来るわけではないのですが、腕の筋肉のように多少は意識出来るようになると思います。
なかなかイメージできない場合は、大胸筋を追い込む腕立て伏せを行った後に試してみてください。大胸筋に張りや疲労がある状態で行うと、より分かりやすいと思います。
まとめ 筋肉の伸縮性
筋肉は対になっており、どこかの筋肉が縮まって力が入ると、反対側の筋肉が伸びています。その伸びた筋肉が引き戻す動作を担当します。
胸の筋肉に力をグッと込めるコツがわかると、筋肉が縮まる奥行きが徐々に増していきます。
ストレッチは筋肉が伸びる方向が増すようなことですが、対になっている縮まる筋肉の奥行が増すと、より膨らみやすくなります。
この胸の筋肉にグッと力を入れるコントロールが出来るようになると、筋肉量が劇的に増えるというよりは、本来持っている筋肉のポテンシャルが引き出しやすくなります。
多くの人の胸の筋肉は眠ったままです。
日常の動作で胸の筋肉を強く使用する機会が少ないので、硬くなっているようなイメージです。
あくまでも私のことなのですが、胸の筋肉を意識してコントロールするようになると、どんどん胸板の厚みが増していきました。
少し前までは胸の筋肉を鍛える為の筋トレもよく行っていたのですが、この意識する方法をしって取り入れるようになってから、胸板がどんどん増してきました。
胸の筋肉をコントロールする能力が磨かれたことで、おそらく本来の胸の筋肉の動き(盛り上がり)をするようになったのだと思います。
ちなみに腹筋でも似たようなことになっています。コントロールするコツがわかってきました。
以前にお腹を凹ますだけのドローイングについて紹介したことがあるのですが、
この記事で紹介しているようにヒクソン・グレイシーを真似て腹筋を凹ます動作を意識して行っていると、ただお腹を凹ますだけではなく、上下や左右を意識して凹ますことができるようになってきました。
もちろんヒクソンほどわかりやすく動かせるわけではないのですが、鏡を見ながら上下や左右を意識してお腹を凹ませていると、徐々にコツがわかってきました。
ピアノやギターの繊細なタッチのように、練習を重ねることで筋肉を繊細にコントロールする能力が磨かれるのだと思います。
一流のピアニストが力強く鍵盤を叩くとき、おそらく無駄な力など入っていません。完璧な角度で理想的な鍵盤の位置を無駄なく適格なスピードで叩くのだと思います。
力自慢を連れてきても、おそらくその音は出ません。これがコントロールするコツです。
胸の筋肉は力こぶのようなわかりやすさはありませんが、だからこそ伸びしろがあるのだと思います。
多くの人が意識したことがない筋肉なので、本来のポテンシャルを引き出してあげる(コツをつかむ)だけで、胸板を厚く(本来の形)することになるのではないでしょうか。
胸の筋肉が整って胸板が厚くなると姿勢も良くなります。当然洋服も似合うようになり、女性にモテることにもつながります。
手首を返した「だっちゅーの」を行い、胸の筋肉に力を入れる感覚を身につけてください。若い頃のようなしなやかな筋肉を取り戻しましょう!
おまけ
何年か前の話ですが、私は冬道で派手に転んだことがあります。
空中に浮いてしまうほどの派手な転び方で、左半身から地面に叩きつけられてしまいました。
幸いにも転んだ先が雪の上だったので大きなケガはなかったのですが、次の日に猛烈な筋肉痛に襲われました。
それも打ち付けられた左側の腹筋や背筋だけです。
脳が冷静に判断して衝撃の大きい左側を中心に力を込めてくれたようです。
さらに驚いたのが、二日後に右側の腹筋や背筋まで筋肉痛になったことです。
筋肉痛に時間差がありました。
昔は筋肉痛が遅れる理由として、単純に加齢だと言われていましたが、少し前から負荷の強度の違いだとされています。
改めて本能は凄いなと感じた出来事でした。
これからもわかるように、グッと力を込めるだけで筋肉痛になるほどの負荷を筋肉に与えることは可能です。
私が転んだ時は無意識にですが、火事場の馬鹿力のように本来の筋肉のポテンシャルを発揮できたのかも知れません。
意識的にコントロールをして負荷をかける場合は、おそらく脳が負荷をかけすぎないようにブレーキをかけますが、それも練習次第で伸ばせるはずです。
今回紹介した胸板を厚くするトレーニング方法は、あくまでも私の仮説なので何も保障できるものではありませんが、力を入れるだけなので、よかったら試してみてください。
さらに私の仮説ですが、運動神経が良い人というのは、このコントロールをする能力が優れているのだと思います。
運動神経という言葉の通り、脳の神経回路の使い方なのだと思います。もちろん筋肉の質や量も関係するのでしょうが、あらゆる筋肉を繊細にイメージ通りにコントロールする能力こそが、運動神経なんだと思います。
ろくに筋トレをしなくても立派な肉体を保持している男性などは、まさにこのような能力が優れているのではないでしょうか。日常の何気ない動作でも適格に筋肉を使えていれば、わざわざ鍛える必要はないのかも知れません。
少し前までは様々な脳トレがブームになっていましたが、現在は脳を鍛えるには運動が最も良いとも言われています。複雑なゲーム性がある運動ほど脳を刺激するのだそうです。
日常的に意識していない胸の筋肉をコントロールするということは、おそらく脳にとっても素晴らしいことだと思います。新しい神経回路をつくることになるので、大胸筋に力を込めてピクピクさせられるようになってください。
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