目の下のたるみ解消は男性こそ無視してはいけない!

自分磨き

男性の目の下のたるみのリスク

女性は日頃からメイクをする人が多く、特に目元に敏感なので、目の下のたるみの変化をいち早く発見して対処しているものです。

一方で男性は鏡と向き合う人が少なく、目の下のたるみやクマが放置されている傾向があります。

女性が目元のメイクに力を注ぐのは、それだけ目の印象が見た目の印象を大きく左右するからです。これは当然男性の見た目にも当てはまります。

若々しいファッションを取り入れたり髪型を工夫していても、目の下がたるんでいるだけで老けて見えてしまうので、無頓着な男性ほど解消することによる伸びしろがあるものです。

そこで今回は目の下のたるみを解消する方法を紹介します。

本当のたるみ解消とは

目の下のたるみを解消する方法のポイントは、たるまなくなる状態を目指すことです。

一般的には目元のマッサージなどで、血流やリンパの流れを整えてたるみを解消することが多いのですが、これらはあくまでも対処療法です。

肩こりのマッサージのような事であり、一時的に肩がの痛みが和らぐだけで根本的な解決にはなりません。

目の下のたるみを解消する方法というのも同じです。目元のマッサージが悪いとは言いませんが、毎週のようにメンズエステに通って、フェイシャルマッサージを受け続ける必要があります。

もちろん自分で行っても良いのですが、肩をマッサージしたところで肩がこる原因が解消されないように、目の下のたるみを完全に解消することにはなりません。

根本的に目の下のたるみを解消するのであれば、目元にこだわらないことがポイントになります。要は全身の健康と向き合うということです。

目の周りの皮膚

寝不足や疲れで目の下にクマが出来るのは、単純に目の周りの皮膚が薄いからです。

皮膚が薄いから症状が現れやすいだけであり、目の周りだけ血流やリンパの流れが悪くなっているのではありません。

疲労や睡眠不足で全身の血流が悪くなっているのに、症状が現れた目元だけマッサージして症状が和らいだとしても、目元以外の血流は良くなりません。

また目の周りの皮膚は薄いだけに、マッサージによるダメージも受けやすい傾向があります。素人判断の乱暴な目元マッサージで皮膚が硬くなったり、色素沈着が起きてしまうこともあります。

もちろんプロのマッサージであれば、このようなリスクを避けられるのかも知れませんが、目の下がたるむ原因は何も解消されません。

たるませない状態を目指す!

本気で目の下のたるみを解消したいのであれば、たるませない健康な状態を目指す必要があります。ただし、これは人によって違います。

睡眠不足の男性であれば、仕事をセーブして睡眠時間を確保することだったり、生活環境を見直すことだったり、寝具の見直しが有効かも知れません。

休日に温泉に出かけるより、昼間まで寝ていた方が疲労回復に役立つかも知れません。

お酒が原因でむくんでいる男性であれば、お酒の量をコントロールするなり、飲む時間を気をつけるなり、お酒を飲む時に水分を多めに取ったりすることが有効かも知れません。

運動不足の男性であれば、適度な運動を取り入れたり、エスカレーターを階段にしたり、日頃の姿勢や歩き方を改めることが有効かも知れません。

サラリーマンの男性であれば、フィットした革靴に買い替えただけで、全身の疲れ具合が全然違うのを体感したことがあるのではないでしょうか。

これらのように自分の健康と向き合うことこそが、目の下のたるみを解消する本質です。目元のマッサージだけで解消できるものではありませんし、それで安心してしまうと益々身体を酷使してしまうかも知れません。

まとめ 本質と向き合おう

男女限らず中年になるほどに身体の回復力が落ちてきてしまいます。今までと同じ生活のままだと回復が間に合わなくなり、皮膚が薄い目の下のたるみとして症状が出やすくなります。

これは身体の内側からのサインです。

このサインを鎮める為だけの目元のマッサージに頼るのではなく、本質と向き合って健康的な身体を取り戻してください。

これは薄毛対策の頭皮マッサージなどにも当てはまることなのですが、頭皮の血行だけ良くなっても効果はほとんどありません。

ガチガチに肩や首がこっていると、心臓から頭皮までの血流がスムーズにならないようなことです。

目元のマッサージや頭皮マッサージが悪いとは言いませんが、そこだけで解決できる問題ではありません。全身から向き合った方が良いのはイメージできるのではないでしょうか。

デスクワークの男性なら椅子や座り方を変えることが有効かも知れませんし、パソコンモニターの高さや向きを調節することが有効かも知れません。使いやすいキーボードやマウスで負担が減ることも珍しくありません。

実際に私も職場にノートパソコンのスタンドを持ち込み、使いやすいキーボードにしたところ、随分と肩や目が楽になりました。

温泉やマッサージで疲れを癒すことも悪くはないのですが、それと同時に疲れの原因を少なくする工夫も取り入れてください。人によってはパソコン用メガネだけで劇的に負担が減るかも知れません。

目元のマッサージをしないでたるみを解消することこそが、根本的な解消につながるので、疲れやすい原因を解消し、身体の回復力を高める工夫を取り入れてほしいと思います。

栄養ドリンクで疲労をごまかして身体を酷使してしまうと、益々疲れが蓄積していくように、目の下のたるみをメイクやヒアルロン酸注入でごまかしていると、いつまで経っても根本的な解消にはなりません。

ピンポイントで目の下のたるみを解消するのではなく、全身の健康と向き合い、結果的に解消される流れを意識してください。

鏡を見る機会の少ない男性ほど、この身体の内側からのサインを見逃しているので気をつけてほしいと思います。それだけに改善する余地も大きく、効果も実感しやすいかも知れません。

せっかく洋服をカッコよく着こなしていても、目の下がたるんでいると覇気が感じられないものです。腹筋が割れていてもアピールする機会は多くありませんが、目元の印象は誰にでも伝わってしまうので、軽視するべきではありません。

日頃から健康的な食生活や運動を取り入れ、根本的な原因にアプローチしましょう。その効果は目の下のたるみだけでなく、肌質や髪質など全身の魅力アップとしても現れてくれますよ。

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