身だしなみを整えることは周囲への愛である!

ファッション基礎講座

身だしなみを整える意味

まずはお洒落をする意味、身だしなみを整える意味について考察していきます。そもそも多くの男性がお洒落に興味がないのは、この意味を理解していないからです。

いきなりですが、私のモットーを紹介します。それは、

 

「身だしなみを整えるということは周りの人へ愛である」

 

どういう意味かというと、基本的に身だしなみを整えても自分では直接見ることが出来ません。せいぜい鏡で反転した姿やビデオカメラを通した画面越しでしか見ることが出来ません。

鏡にうつった男性

つまり「身だしなみを整える」「お洒落をする」ということは、自分の為というよりも周囲の人の役立つ行為です。

車の洗車に近いかも知れません。どんなに綺麗に車体を磨いても運転している本人には見えません。

洗車も自己満足の要素がないとは言いませんが、汚い車は周囲の迷惑になります。車好きの人にとってはカッコいい車、美しい車は目の保養になりますが、汚い車は多くの人の迷惑になります。

お店の駐車場に停まっていても良い気はしませんし、アパートの駐車場に停まっていても住人に不安を与えてしまいます。

車好きのようにいつでもピカピカに磨かれていなければならない訳ではありませんが、最低限度の世間に求められる綺麗さというものがあります。

ファッションだとこの最低限度の基準が男性と女性では大きく差があるので、自分よがりな基準で判断していると、周りの人へ迷惑を掛ける事になってしまいます。周りの人への愛(配慮)が欠けているので評価される事になりません。

適当な外見は愛の欠如

極論ですが、身だしなみを整えずに汚い格好をしていると周囲の人に迷惑です。職場やお店にも迷惑になりますし、近しい家族にすら煙たがられてしまいます。

車の汚れもそうだと紹介しましたが、「汚れた車=事故を起こしやすい」とは言い切れませんが、整備が行き届いていそうな綺麗な車の方が安心感があるのはイメージできるのではないでしょうか。

錆びてボロボロの汚い車と並んで走りたくはありませんし、後ろを走っていても不安になるものです。

これは人間の外見も同じです。高級スポーツカーや高級車(イケメンや美人)ではない大衆車でも綺麗な状態であれば、少なくとも嫌悪感を感じることはありません。

運転席に座っている人が「多少汚れていたって運転に支障はないよ」と思っていても、周りの人がそう感じるかどうかは関係ありません。

今まで適当な身なりだった不潔なお父さんが、周りの人の事も考えて小ぎれなファッションになると、娘さんは嬉しいはずですし、奥さんにとっても自慢の旦那さんという評価につながるのではないでしょうか。

母と娘

周りの人の為に身だしなみを整えると、結果的に自分の為にもなってくれるのですが、基本的に洋服をお洒落に着こなすという事は、大切な周りの人の為だと理解してください。

この視点が欠けていると、自分よがりなファッションになってしまいます。

車で例えるなら改造車のような事です。一部の層からは好かれるかも知れませんが、その他多くの層から煙たがられてしまいます。

周りの人の為に身だしなみを整えると考えられると、このような残念な方向へ間違える事が無くなります。

実はお洒落が大好きなな男性の中にも、このような自分よがりなファッションになってしまっている人がいるのですが、女性はお洒落な男性の事は好きですが、お洒落好きな男性の事が好きだとは限りません。

この辺は女性誌で取り上げられている男性のファッションを注目してみると分かるのですが、奇抜なファッションや個性的なファッションが登場する事はまずありません。いたって普通のファッションを丁寧に着こなしている男性ばかりです。

分かりやすい例だとドクロや迷彩柄などでしょうか。一部の男性には人気のファッションではありますが、女性からすると改造車のような残念な印象にしか映らないので評価を下げられてしまいます。

イケメンだと認知されている有名人が取り入れる分には、それほど悪影響がないのかも知れませんが、事前に何のイメージもない初対面の人からそのような個性的なアピールがあると多くの女性は引いてしまいます。

男性でも女性の豪華なネイルに引いてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。女性同士では褒め合う要素だとしても、男性からするとろくに家事も出来なさそうな極端に長い爪はマイナスイメージになってしまいます。

この辺は程度問題ではありますが、良かれと思って取り入れてしまった個性のせいで評価が下がってしまうような事が珍しくないので、安易にファッション雑誌で紹介されているような分かりやすい要素を取り入れてしまうと失敗してしまいます。

女性に大して綺麗なネイルを求めている男性など多くないはずです。ちょっとしたマニキュアぐらいなら良いのですが、長い付け爪や過剰な装飾は求めていないはずです。

相手の事を考えて身だしなみを整える事こそが、男性ファッションにとって凄く大切なポイントになるので、改めてしっかりと理解しておいてください。

「自分の好きなファッションをして何が悪い!」

という考え方が悪いとは言いませんが、そのようなタイプの人はこの先を読んでも役に立たないと思います。

あくまでも周りの人から好かれたい、主に女性にモテたいという考えがあるのであれば、この先の基本的なテクニックを学ぶ事でお役に立てるかと思います。

この世を天国へ

何故にファッション基礎講座でメンタル面についてから紹介しているかというと、このスタート地点から間違ってしまうと進むべき道がズレてしまうからです。

私自身もファッションに興味を持ち始めた頃というのは、ファッション雑誌を参考に大幅に遠回りしてしまったのですが、その理由こそがそもそも身だしなみを整える意味を理解していなかったからです。

身だしなみを整える事が周りの人の為になると紹介しましたが、この考え方をより拡大していくと、この世を天国に近づける行為なのだとイメージできるようになります。

そもそも天国があるかどうかという話は置いておくとして、一般的なイメージの中の天国に、汚い人、不潔な人はいないと思います。

みんな笑顔で清潔感があり、素敵な人ばかりではないでしょうか。美男美女ばかりとは限りませんが、少なくてもみんな笑顔だと思います。

身だしなみを整える事というのは、この世を天国に近づけていく行為であり、世のため人のためにつながる行為です。

あえて人の見た目を点数で例えてみますが、ルックスが並の男性の魅力を60点だとします。その人が努力をして身だしなみを整えていくと、65点、70点と魅力がアップしていきます。

もちろん並以下のルックスで40点の男性でも構いません。自分なりに努力して外見を整えていく事で45点、50点と魅力をアップさせる事ができます。

この努力はこの世の人の平均点を上げることになります。身だしなみを整えて周りの人から評価を上げるという行為は、この世を天国に近づけることでもあります。

天国のイメージ

自分に対する評価が上がるだけでなく、この世全体を引き上げる行為だという事です。

逆に外見なんかどうでもいいという男性だと、せっかく80点もの魅力をもって生まれながらも、無精髭で汚い格好で清潔感がなくなれば、外見の魅力は70点、50点と下がっていってしまいます。

これを本人だけの問題だと思っていますが、その行為はこの世の平均点を下げていることになります。これはこの世をスラム化して地獄へ近づける行為です。

天国と地獄の看板

ある掃除の本の中に、治安が悪かったニューヨークの地下鉄を徹底的に掃除する事で犯罪率が劇的に減ったというデーターが紹介されていました。

警察や軍を導入しても一向に減らなかった犯罪が、掃除をする事で劇的に減ったわけです。

これは人間の身だしなみにも当てはまります。

警察官に職務質問されやすい男性というのは、やはり怪しげな身なりをしています。警察官だって全ての人に声を掛けるわけにはいかないので目星をつけなければなりません。

外見だけで犯罪を犯しやすいと判断するのはどうかと思いますが、もし私が警察官になったとしても、やはり同じように判断するしかないと思います。

ドラマに出てくる犯罪者のような分かりやすい外見の人が多いとは思いませんが、どこかしからそのような要素を含む人から声を掛けるのは仕方がないのではないでしょうか。

そのような見た目の男性というのは、警察官に職務質問されやすいだけでなく、多くの人に対しても警戒感を与えているという事です。

生まれもった容姿のせいだと改善するのは難しいですが、わざわざファッションや髪型や表情といった要素までそちらの方へ寄せている男性というのは、やはりその可能性が高くなります。

強面の男性でも髪型や眼鏡やファッションを工夫する事で印象を柔らかくする事が可能ですし、それを選択していないという事は、睨みを効かせる必要がある立場なのかも知れないと想像できます。

実際にそのような睨みを効かせる必要がある男性(ガードマンなど)であれば、その要素を取り除かなくても良いとは思いますが、そうではない多くの一般男性にとっては、ただただ周りの人から怖がられて避けられる要因となってしまいます

そのままお洒落な要素を取り入れたところで期待している評価は得られませんし、ますます周りを不安にさせてしまうかも知れません。

「身だしなみを整える」ということは、単純に自分をよく見せる為だけではありません。大切な人から喜ばれるようになり、それが広がっていくとこの世を良くする行為につながります。

これが身だしなみを整える事が周囲の人への「」だという事です。

逆に身だしなみを整えない、適当でいいという考え方は「自分勝手」という事になります。ゴミをその辺に捨てる行為と同じような事です。それを目撃されると評価を下げる事になりますが、目撃されなくてもその場の評価を下げる事(スラム化、地獄化)になってしまいます。

本人にはその気はないとは思いますが、結果的に周囲の人へ迷惑をかけてしまいます。

汚い格好や怖がられる恰好や場違いな恰好では誰も喜びません。お店に入っても店員さんや他のお客さんに煙たがられます。会社の同僚や取引先にも喜ばれません。家族にも恋人にも喜ばれません。

逆に身だしなみを整えるようになると店員さんの接客も良くなります。取引先にも好かれて仕事も上手く回ります。家族や恋人も笑顔になります。

たかが自分の身だしなみを整えるだけで、この世がどんどん天国に近づくことになります。それも自分を中心に良くなっていきます。

「人は見た目じゃない」という人がいますが、正確には「人は見た目だけじゃない」です。

もちろん内面も大切ですが、だからといって外見を疎かにする人が周りの人への気遣いが出来る素晴らしい内面の持ち主だとは思えません。

これはイケメンや高級ブランドが良いという意味ではなく、相手を不安にさせない程度の身だしなみは最低限必要なスキルです。それプラスお洒落を学んで魅力を上げる事が出来れば、この世はあなたを中心にどんどん天国に近づいていきます。

その為にもファッションの基礎を学ぶことが大事だと私は考えています。

着こなしテクニックは一生モノ

料理でも基本的なテクニックを学ぶとあらゆる料理に応用が利くように、ファッションの基本的な事も特定のファッションにだけ通用するものではなく、一生モノのスキルになってくれます。

ただファッションの着こなしテクニックといったものも、目立ちたいだけの奇抜なテクニックだと期待している評価は得られませんし、お金をドブに捨てる事になってしまいます。

身だしなみを整える事が周りの人の為になり、それが巡り巡って自分の評価を上げる事になるだと理解していないと、ファッションの方向性を間違えてしまうので、しっかりと今回紹介した考え方を理解しておいてほしいと思います。

特定の女性を落としたいだけであれば、その女性の好みのファッションに合わせるようなテクニックが有効なのですが、特定の要素というのは好みが合わないその他多くの人からの評価を下げてしまいます。

いわゆるファッション雑誌などで紹介されているテクニックの多くがそこに当てはまるので、あまり一般人の役には立ってくれません。

基本的な事を学び、違和感が出てしまうポイントを改善していく事で、誰からも嫌われない外見に近づいていき、それが結果的に多くの女性に好かれるお洒落なファッションへ近づいてくれます。

最速でオシャレになる方法というのは、この道を歩む事です。特定のファッションアイテムやコーディネートで何とかなる問題ではありません。

随分と長い前置きになってしまいましたが、いよいよこの先は「ファッション基礎講座の本編」になります。

といっても具体的なテクニックの前に色々と知っておいてほしい事があるので、じっくりと読み進めながら理解を深めていってください。

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