マネークリップの使い勝手が想像以上に良くて驚いた!

ファッションコラム

マネークリップとは?

マネークリップとは、お札をクリップでまとめておく財布代わりのアイテムのことです。

チップを支払う機会が多い国では財布を開いてから1ドル札を取り出すより、マネークリップの方がスマートで使い勝手が良いということで、使用されている方が多いと言われています。

チップを支払うことがない日本でも、最近はオシャレに敏感な人がマネークリップを使用していることがあるのですが、私はどちらかと言うと、マネークリップに対していけ好かない金持ちが使うアイテムという認識があり、あまり良い印象はありませんでした。

ところが、少し前からこの認識が変わってきました。

財布(現金)の出番が激減してきた

当サイトで勧めてきた財布というのは、スーツやジャケットのシルエットに影響が少ないスマートな長財布であり、実際に私自身もずっと長財布を使用してきました。

ただ最近は現金を使う機会が激減してきました

クレジットカードで支払った方がポイントバックで何かとお得ですし、小銭が増えないのもメリットです。

さらに最近はスマホの電子決済に対応しいてるお店が増えたこともあり、コンビニなどの会計もスマホだけで済むようになりました。

さらに職場でたまに利用している自動販売機まで電子決済に対応するようになり、気づくと半月ぐらい財布の中の現金が減らないということが増えてきました。給料日の後に現金を下ろす額が年々少なくなり、今では数ヶ月に一度程度です。

それぐらい現金を使う機会がなく、財布を開くのはクレジットカードを取り出す時ぐらいになっていました。

この滅多に使う機会がない長財布に疑問をもつようになり、ある時に小銭入れにあるポケットに折りたたんだお札とクレジットカードを入れて、長財布は鞄に入れて持ち歩いてみると、長財布を取り出すようなことはありませんでした。

ただ革の小銭入れのポケットだと徐々に革が伸びてきてしまい、カードを頻繁に取り出しているうちに、ゆるゆるになってきてしまいました。

幸い落としてしまうようなことはなかったのですが、カードを取り出す時に折りたたんだお札まで出てきてしまうなど、使い勝手が良いとは感じませんでした。

そこで思いついたのがマネークリップの存在です。いけ好かなかったはずのアイテムが、急に魅力的に思えてきました。

マネークリップの使い勝手が抜群!

さっそく試しにマネークリップを使用してみると、想像以上に使い勝手が良くて驚きました。

単純に小さくて軽いので長財布よりも持ち歩くのが楽なのは想像できたのですが、カードの固定がしっかりとしているのにも関わらず、取り出しがしやすいことに驚きました

一番上のカードだけスマートに取り出せ、他のカードまでついてくるようなこともありません。お札も裏側の別のクリップで挟んであるので影響がありません。

ただ上の写真のようにお札を挟んでポケットに入れてしまうとボロボロになってしまうので、このようにお札を折り畳んで挟んでいます。

お札のクリップもしっかりと固定されるので、ポロっと落ちてしまうようなことはありませんでした。

折り畳んだお札を使うのは相手に失礼に当たることもあるので、今まであまり良い印象がなかったのですが、そもそもお札を使う機会がなくなってきたこともあり、この考え方も変わってきました。

マネークリップを使い始めて数週間経ちますが、今のところお札が必要な場面に出くわしておらず、困るどころか持ち物が少なくなったメリットばかりを感じています。

ただ一度だけ車の駐車場で現金しか使えないことがあったので、現在は車の中に小銭入れを置いています。

マネークリップの向き不向き

私が使用しているマネークリップはカードの収納枚数が5枚なので、それ以上のカードを持ち歩く必要がある人には向いていませんが、私は免許証と銀行のキャッシュカードとクレジットカードだけなので、全く困ることがありませんでした。

同様の理由で様々なお店のポイントカードを持ち歩く人にも向いていません。この辺はマネークリップのタイプによっても違いますが。

他にも領収書などが必要な人にも向いていないかと思います。お札を挟むクリップでも対応出来ますが、枚数が多いと大変かも知れません。私もたまに領収書が必要になるのですが、基本的に仕事中だけなので鞄で事足ります。

一方でスマホやクレジットカードの電子決済の機能を使いこなしている方であれば、想像以上にマネークリップとは相性が良い時代になってきたと感じています。

チップを支払うことが多い外国の方が、お札を取り出しやすいマネークリップを使用するように、カードを取り出しやすいマネークリップはとても使い勝手が良いものです。

一般的なカード入れだけでも同じような使い方が出来るかも知れませんが、私のようにそれほど多くのカードを持ち歩かない人であれば、スマートなマネークリップの方が相性が良いかと思います。

まとめ 財布の未来は・・・

日本よりも電子決済が普及している中国では、財布を持ち歩かない人が増えているそうです。ホームレスまでQRコードを掲げて物乞いをするそうです。

日本でもそう遠くない未来に、財布を持ち歩く人がいなくなるのかも知れません。

高価なブランドの財布がステータスシンボルとして機能してきた面がないとは言いませんが、財布は高級腕時計のように常に見せびらかせるものではないので、この機能を求める人も少なくなるのかも知れません。

財布業界の未来はあまり明るくないのかも知れませんね。

一方で現実的な人はどんどん電子決済に流れていくと思われます。

まだまだ田舎の方にいくと現金しか使えないようなお店もあるので、全く現金を持ち歩かない事にはリスクがありますが、だからこそマネークリップの存在意義があるように感じています。

マネークリップはカードの取り出しやすさだけでなく、しっかりと固定される安心感もあるので、既にスマホの電子決済を使いこなしているという方には特におすすめです。

最近は様々なチケットなどもスマホだけで完結することが増えてきたので、想像以上に財布の出番が少なくなってきているものです。

もちろん腕時計のように財布がファッションとして機能する面がないとは言いませんが、オシャレでスマートなマネークリップであれば同様の効果があるかも知れません。

流石にポケットの中から直接カードやお札を取り出してしまうと、奇異な人に見られてしまうかも知れませんが、デザイン性の良いマネークリップであれば問題になりません。

実際に私がポケットからマネークリップを取り出すと、周囲の人から珍しがられて話の種にもなったので、現金を使う機会が少なくなってきたという方は試してみる価値があると思います。

ちなみに私が使用しているマネークリップはこちらです。

私はマッドで落ち着いた雰囲気のチタンコーティングを選びましたが、他にも様々なカラーがあるので、それぞれの好みに合わせて選んでみてください。

現在でも頻繁に現金を使用する機会が多い方にマネークリップが向いているとは思えませんが、既に電子決済やクレジットカードを使いこなしている方であれば、想像以上に使い勝手が良いので検討してみる価値があると思います。

持ち歩く現金やカードが整理されるので、紛失した際のリスク(額だけでなくカード会社への連絡の手間など)も少なくすることが出来ますよ。

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