財布や鍵の置き場所にも愛を!外出前に探す人は要注意!

ファッションコラム

自宅でモノを失くす?

先日、友人の家に泊めてもらったのですが、次の日の朝に駅まで車で送ってもらうことになり、家を出ようとすると、

「鍵がない!」

と友人が慌てふためいていました。

私も一緒に鍵を探すことになり、結局は玄関の下駄箱の上にあったのですが、

「いつもはここに置かないのに・・・」

下駄箱の上の鍵

と、なぜか私が怪しまれることになりました(苦笑)。

その友人の家は整理整頓が行き届いているとはいいませんが、それほど汚いわけでもないのに、そのようなことになりました。

私と一緒に友人の家に入ったので、いつもと調子が違って鍵の置き場所が変わってしまったのかも知れませんが、モノの置き場所が定まっていない人は、このように外出時になってから慌てることになってしまいます。

特に財布や鍵のような小物は自宅の中では使うことがないので、適当に置いてしまうと外出時まで気がつきません。

そこで今回は財布や鍵の置き場所を定めるメリットを紹介します。

これは外出時に見つけやすくなるだけではありません。オシャレが好きな男性はぜひ意識するようにしてみてください。

財布や鍵の置き場所

オシャレが好きで洋服を大切に扱う人というのは、日頃からきちんとハンガーにかけます。洋服ブラシでサッとホコリを落とし、しばらく放置して湿気を抜いてからクローゼットに収納します。

靴なども同じです。大切に扱う人はシューキーパーを入れて形を整えます。革靴であれば定期的に磨いてメンテナンスをします。

参考靴磨きは100均アイテムで十分!?

これらのようにファッションに興味がある人というのは、洋服や靴に愛情をかけてあげるのですが、財布や鍵となるとメンテナンスや置き場所に気をかける人が少なくなります。

女性の場合はバッグの中に入れっぱなしになることが多いので、バッグの置き場所=小物の置き場所になるのですが、男性の場合はそうとは限りません。

だからこそ、財布や鍵に決まった置き場所を設定してほしいと思います。

自宅に戻って外出着からルームウェアに着替える前に、財布や鍵などを決められた場所に置くようにしておくと、外出時に探すような手間がなくなります。

置き場所に愛を!

基本的に財布や鍵はどこに置いても構いません。洋服や革靴のように型崩れをするわけではないので、これと言った道具が必要なわけではありません。

だからこそ、多くの人がテーブルの上や戸棚の中やコートのポケットなど、曖昧なポジションになってしまいます。

この曖昧さを失くすためにおすすめなのが、あえて財布や鍵を置くための道具を用意することです。

財布や鍵を置くためのトレーやカゴを用意して、それらの決まった置き場所を設定します。

プラスチックのトレー

ハンガーやクローゼットや靴箱のようなことです。専用品がないからこそ、あえて設定をしてあげることで置き場所が定まります。

ネクタイやベルトも専用のハンガーがあると、置き場所が定まって気持ちが良いですし、綺麗に整理されるので気分に合わせて変えるといった事もしやすくなります。

置き場所を定めるような事でも、モノへの愛着がグッと高まります。すると自然と丁寧に扱うようになり、より良い状態で長く愛用できるようになります。

オシャレが好きな男性は高級ブランドの財布やキーケースを使用している人が多いと思いますが、それらを乱雑に扱って寿命を縮めていてはもったいないです。

女性の財布やキーケースはバッグの中で振り回されるので、あらゆるモノとぶつかってキズが付きやすい傾向があります。

自転車に乗る女性

女性の方が頻繁に財布を買い替えるのは、それだけ扱い方が悪くて傷みやすいからでもあります。

平べったい財布を普通に置いておいても傷むような事にはなりませんが、多くの女性がバッグの中で窮屈にしているよるので、短期間で型崩れを起こして傷だらけになってしまいます。

その点、男性が持ち歩く小物はポケットの中に一つだけということが多いので、女性の小物に比べて擦れることが少ないです。

大切に扱ってあげるほど、長く愛用することができます。

高級ブランドで購入した高価な洋服を、適当なハンガーにはかけないと思います。高価な革靴を全く磨かない人もいません。

一方で財布やキーケースとなると、多くの人が乱雑に扱ってしまいます。

外出前に探す事が多い人ほど、置き場所を定めてください。単純に見つけやすくなるだけでなく、大切に扱えるようになるはずです。

愛着が沸くとたまには財布やキーケースを磨きたくなるものです。靴磨きのついでにサッと拭いたりするだけでも寿命を大きく左右します。

汚れが頑固になる前であれば簡単に落とせるものですが、放置される期間が長くなるほど傷や皺の奥深くにまで汚れが入り込んでしまいます。

様々な置き方

ちなみに私の財布は革のトレーの上に置いています。

トレーにのせた財布

以前は100円ショップで購入したカゴに置いていたのですが、財布と同じブランドのトレーが販売されていたので、思わず購入してしまいました。

もちろん財布を置くための専用品ではなく、お店のレジ横などに置くトレーなのですが、サイズがピッタリで同じブランドだったので凄く気にいっています。

このようなモノにお金をかけても誰かに見られるわけではないので、完全な自己満足ではありますが、自分でも思っていた以上に満足度が高いアイテムとなりました。

もちろん他にも様々な置き方が考えられます。壁掛けの収納ポケットなどでも良いですし、

オシャレな小物入れといったものでも良いかと思います。ちょっとした戸棚の上といった置き場所でも良いのですが、その場合でもちょっとしたオシャレなシートを敷いたり、滑り止めのシートなどを置く事で、置き場所としての定位置が定まります。

人の出入りが多い家庭であれば、引き出しの中や外から見えないボックスの中に入れても良いかと思います。

そもそも財布や鍵の置き場所に正解があるわけではないのですが、テーブルの上のような曖昧なポジションにならないように意識してみてください。

まとめ 置き場所を決める重要性

財布の置き場所に関して言えば、風水を取り入れて方角を決める人もいるようです。風水を信じている人なら満足感が得られるでしょうから、それはそれでOKです。

あくまでも、自分にとって心地の良い置き場所を決めてみてください。

部屋が片づけられない人の特徴として、モノの収納場所が決まっていないというものがあります。収納スペースが少ないといった問題ではなく、決まりが少ないので適当に奥へ押しやって埋もれてしまう傾向があります。

財布や鍵のように頻繁に持ち歩くモノほど、きちんとした置き場所を定めてほしいと思います。

一流の料理人が調理道具を適当に置くことなどありえません。調理道具の機能を最大限に引き出せるように日々メンテナンスをし、取り出しやすさを考えたうえで、傷まないように収納しているものです。

オシャレな人というのも同じです。洋服や革靴だけを大切にしているわけではありません。鍵や財布のような小物にもしっかりと愛情を注いでいるからこそ、スキのない着こなしができるものです。

全身有名ブランドのファッションアイテムを身につけていても、メンテナンスをしないと直ぐに傷んでしまいますし、傷むような動作、所作(肘をつくなど)を平気でしてしまいます。

一方できちんとファッションと向き合っている人というのは、そのような動作、所作(靴を擦って脱ぐなど)をしません。それらが結果的に風格となってあらわれるのではないでしょうか。

どんなに高価なファッションアイテムを身につけても、これらが伴わないと付け焼き刃のような感じになり、いわゆる成金ファッションのような残念な印象になってしまいます。

またモノを大切に扱うとモノの寿命を延ばすことにもなります。財布の中に不要なレシートを貯め込んでいると、不自然に膨らんで革が伸びてしまいます。

日頃から財布や鍵にも愛情を注いでいる人というのは、このような気づきから様々なことを学び、成長していくことができます。その為にも財布や鍵の置き場所を設定することは有効だと感じます。

単純に探す手間がなくなるといった事ではなく、品のあるオシャレな男性としてのレベルアップにもつながるので意識してみてください。

日曜大工が得意な人は自作しても良いと思います。革にキズが付かないように丁寧に仕上げる作業などは、改めて財布や鍵について知ることにもなります。

日曜大工

洋服や革靴も手入れが行き届いていないと、汚れや型崩れが目立って魅力が半減してしまいます。

高級ブランドのロゴが目立つ洋服はヨレヨレだと偽物にすら見えてしまいますが、きちんと手入れが行き届いて身体に馴染んだ洋服というのは、たとえ量販店の安物だとしても、あなたの魅力を十分に引き出してくれるものです。

財布や鍵の置き場所を定めることも同様です。様々な気づきが得られると思うので、自分なりの置き場所のルールを決めてみてください。

100円ショップに売られているような、ちょっとしたカゴに財布やキーケースを入れるだけでも、出かける前の気分が良くなるものですよ。

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