あなたにとっての最高の腕時計を選ぶ方法、運命を感じます
最高の腕時計とは?
最高の腕時計というのは、機能や価格ではなく、あなたにとって最高という意味です。
雑誌や周りの人の評価ではなく、あなたにとって特別な存在になるであろう、最高の腕時計を選ぶ方法を紹介します。
初めての腕時計の購入では、どこにでも身につけていける、シンプルなクォーツ時計をすすめていましたが、その続編といいますか、腕時計にある程度の興味を持った方へ、その先の選び方を紹介したいと思います。
腕時計をする意味、の先
中年男性をお洒落にするための基礎講座では、腕時計をする意味を装いのバランスを整える、ということで紹介しました。
中年の男性が猫背になって携帯電話を覗き込んで時間を確認する姿より、背筋を伸ばして颯爽と腕時計で時間を確認する方がスマートだということです。
腕時計を身につけることが当たり前になりますと、必ずその先がやってきます、ただ時間を確認するためだけの存在ではなくなります。
腕時計をしないと落ち着かなくなってきます、忘れると物足りなさを感じます、その腕時計を含めて自分になるわけです。
大げさに聞こえるかも知れませんが、私はそう感じます、腕時計の重さを含めて自分の装いの完成になります。
このような感覚になると、どんなに高級な素晴らしい腕時計よりも、その愛着のある腕時計が大切な存在になります。
値段は全く関係ありません、持ち主にとって最高であればいいのです。
シンプルなクォーツ時計でも全然いいんです、その腕時計があなたにとって特別な存在であれば、何もいうことはありません、それが最高の腕時計だと思います。
ただ、とりあえずといった形で無難なシンプルで安い腕時計を選らんだのであれば、もう少し良い腕時計を欲しくなるのではないでしょうか。
その段階の方に最高の腕時計になる選び方を紹介させて頂きます。
腕時計の選び方
基礎講座でも触れましたが、機械式時計はメンテナンスが大変です、維持費もかかります、値段も当然高くなります。
ですが、だからこそ、愛着を込められやすいとも言えます、手のかかる子供のほうが可愛らしいのと同じです。
そして耳を傾ければ「チッチッチッチッチ」っと時を刻む音が楽しめます、中身が見える構造であれば、眺めながらお酒が飲めます(笑)。
もちろん機械式にこだわる必要はありません。
シンプルなクォーツを持っているのであれば、変わったデザインのものもいいでしょう、一本だけに絞るのであれば、シンプルなデザインを選んだ方がいいとは思いますが。
憧れの人が身に付けている腕時計を選ぶのもいいですね、石原さとみさんがドラマでつけていた腕時計が大人気になり、楽天で売り切れが続出していました。
愛する人からのプレゼントも最高ですね、何かの節目の記念にするのも素敵です、結婚や出産の記念に購入するのもいいのではないでしょうか、嫁や子供と同じ時間を刻む・・・なんてちょっとキザですかね(笑)。
どのような理由でもいいのですが、そのような腕時計を購入する動機、理由、情報を事前に頭に入れておくことが重要です。
直ぐに腕時計を購入しないでください!
欲しい気持ちを持ちながら、色々想像する時間が必要です、これが最高の一本を見つけるコツです。
新しい腕時計一本でいくのか、それとも使い分けるのか、高級なスイス時計を選ぶのか、国産を選ぶのか、近いうちに記念日になりそうなイベントはないか、など購入する動機を探してください。
お金持ちが何となく買った腕時計に想いは込められていません、数ある腕時計の中の一つに埋もれるだけです。
それよりも、あなたにとってその腕時計でなければいけない理由を探して欲しいのです、それを頭の片隅に入れておくと、ピッタリの腕時計に出会った瞬間に「コレだ!」と感じることが出来ます。
私も最初は適当に選んだクォーツでした、選んだ理由が明確ではないので、扱いも適当で特に愛着もありませんでした。
その後、機械式時計を購入しようとなんとなく考えてから、実際に購入するまで約ニ年かかりました。
積極的に腕時計の雑誌や本を読んで勉強したわけではないのですが、購入しようと頭に入れておくと、自然とショーウインドーの腕時計や他人の腕時計に目が行くようになります。
自分の中にカッコいいと思える腕時計の基準が出来上がります、基準が決まると価格や条件などが当てはまるものを自然と無意識が探し始めます。
さらに記念日などが近くなると、脳が積極的に行動させてくれます、すると「コレだ!」という運命を感じる腕時計に出会えます、タイミングもその時しかないと感じて、その場で即購入しました。
その腕時計は機械式としては手頃な価格(定価で四万)だったのですが、おそらく十万円でも購入していたと思います。
国産の腕時計なので、メンテナンス(分解整備)も三年に一度 、一万二千円ぐらいで済みます。
革のベルトも三代目になり、その都度表情を変えて楽しませてくれます。
この腕時計は、私にとってはとても大切な存在であり、百万積まれても売ることはありません。
惚れるまで待つ理由
この方法は腕時計に限ったことではないのですが、男性の持ち物というのは、いかに惚れられるか、というのが重要なんだと思います。
どんなに惚れたとしても、金ピカの腕時計でお葬式に行くのは別ですが、大抵のケースにあわせられるデザインであれば、ほぼ毎日身につけることが出来ます。
あなたにもそんな腕時計に出会ってほしいと思います。
実際に腕時計が飾られているショーウィンドーを眺めるのもいいですし、雑誌や本で情報を得るのもいいですね、頭の中で練って練って練って選んで欲しいのです、選ぶというよりは、湧き上がるイメージです。
その腕時計でなければダメ!なぐらいに惚れると、脳が勝手に記念日に当てつけて積極的に購入させようとしてくれます(笑)。
これを読んでくれただけで、あなたの頭の中に何となく情報が入りましたから、あとは勝手に「あなたにとって最高の腕時計の基準」が、頭の中で自然と練られていくことになります。
脳は何かしらのきっかけがあると、様々な情報を無意識にでも積極的に取り入れようとします。
- 嫁さんが妊娠した途端、街中に妊婦が増えます
- 子供が生まれた途端、オムツのCMが溢れます
- 住宅を購入しようと考えると、建設会社の広告の多さに驚きます
- 病気をすると保険の情報が山のように入ってきます
- 離婚を考えると弁護士事務所の広告が目につきます
どの情報も今まで目に入らなかっただけで、昔から溢れてた情報なわけです。
必要のない情報は脳が無意識にスルーさせます、必要としている情報は積極的に選んできます。
腕時計を購入しよう決意するだけで様々な情報が入ってきます、腕時計のCMに気づき、知り合いや芸能人の腕時計に目がいき、あなたが欲しいと思える腕時計の基準が徐々に出来上がってきます。
あなたの脳が、あなたの好みのデザインを整理し、ブランドが絞られ、予算を見積もり、使用環境、TPOをふまえて、それらがピッタリと当てはまる腕時計が見つかると、脳はそれを運命と感じさせてくれます、これが最高の腕時計を選ぶ方法です。
腕時計の購入はその時まで待ってください。
腕時計は女性と違って他の男性に奪われることはないので安心してください、限定品で数量限定などもありますが、それは運命ではなかったということです。
腕時計に関する情報、知識が増えてくると、おそらく機械式時計が欲しくなります、クォーツがダメというわけでなく、現在でも機械式時計が生き残っていることに敬意を持つことになります。
言ってみれば機械式時計の存在というのはサラブレッドのようなものです、昔の馬は移動手段や農作業に大活躍でした、ですが自動車や重機が開発されると、存在意義がなくなってしまいました。
ですが、芸術としてのサラブレッドには存在価値があります、娯楽として馬は生き残ったのです。
今後、車よりも便利な移動手段や運搬方法が開発されると、ほとんどの車は必要なくなります。
ですが、おそらくフェラーリやポルシェといった車は、競走馬のように娯楽やレースとして生き残るのではないでしょうか。
腕時計も時間を確認することだけであれば、電波時計が最高ということになります、また現在ではスマホでも時間を確認出来ます。
現在の腕時計の役割は既に時間に確認だけではなく、芸術性が含まれています。
芸術を判断する基準は誰かに決められものではありません、自分の感性に正直になって選んでほしいと思います。
そのように腕時計に敬意や愛着を持つと、腕時計があなたの風格を引き上げてくれます、あなたの想いにこたえてくれます。
買い急がないでください、必ず運命の出会いがあります、恋人や奥さんをスペックで選ばないように、腕時計も本能に委ねて選んでもらいましょう。
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