ハゲを隠さないという潔さが必要!カミングアウトする方法!
ハゲ始めに陥る罠
お洒落を意識していない男性でもハゲは気になるという人は多いと思います。私自身にも当てはまっていた事なのですが、どうしてもハゲが気になりだすと何かしらの対策を取る事になり、なかなか思ったような改善が見られずに苦しむものです。
おかげ様で現在の私はハゲが気になり始めた20代後半の頃よりも改善に向かっており、その事については別のところで詳しく紹介した事があるのですが、
これは直ぐに結果が出る方法でもないので、今回はハゲを隠す(誤魔化す)事について紹介していきます。
多くのハゲが気になり始めた男性が陥ってしまう罠があり、上手く回避しないと精神的にもストレスが掛かって益々悪化してしまうので気をつけてほしいと思います。
ハゲを笑う人は多くない
まず初めに理解しておいてほしいのは、ハゲを笑う人というのはそれほど多くありません。
内心どう思っているかは別ですが、少なくても分別のある大人であれば、ハゲを指差して笑うような事はありません(無邪気な子供は別ですが)。
当たり前の事ではあるのですが、意外と多く男性がここを見誤ってしまいます。
ハゲている人が残念に見えてしまう理由の一つに、ハゲていることを本人が必要以上に気にしている傾向があります。
これが問題なんです!
実際にハゲている事よりも、本人が気にし過ぎている様子が周囲に伝わってしまう事の方が、大きなリスクになります。ハゲを気にしている事を察した周囲の人は、まるで腫れものにでも触れるように、地雷を踏まないように接するようになり、凄く気をつかわせる事なるので、周囲の人にとってもストレスになります。
これがハゲ始めの人が陥ってしまう罠です。隠そうと必死になればなるほど周囲の人との間に溝が生まれ、相手に気をつかわせてしまいます。
気を使うということは、それだけエネルギーが奪われるという事です。怒りっぽい上司が来ると気を使って疲れるように、周囲の人はそれだけで余計なエネルギーを消耗してしまいます。
その場から怒りっぽい上司がいなくなると、みんながホッとして「はぁ~、やっといなくなったぁ~」と気を抜くものですが、そこで始まるのがその上司のせいで抱えたストレス発散の為の悪口です。
- なんでいっつも怒っているだよ!
- 奥さんと上手くいってないんじゃない?
- 匂いもむかつくわー
といった感じである事ない事まで言われてしまいます。周囲の人に気をつかわせるという事は、それだけ自分の陰口を叩かれるリスクが増す事になります。
ハゲを隠して周囲の人に気を使わせることも同じです。
この現実を受け入れてください。本人は誰にも迷惑をかけていないつもりでも、ハゲを隠して(気にして)周囲の人に気を使わせている時点で、怒りっぽい上司と同じような扱いになってしまいます。
そもそも周囲の人は他人がハゲていることを、それほど気にしていません。
ただし、ハゲを隠して気を使わせられていると、その人がいなくなった時に恰好の的になってしまいます。
- やっといなくなったよ、あのハゲ!
- なにあの髪のセット!隠せているつもりかよ
- ああはなりたくないわ~
といった感じである事ない事まで言われてしまいます。
ハゲている事を笑っているわけではいません。ハゲを隠そうとして隠しきれていないところを笑われてしまいます。
街でつるっぱげの人を見かけて、その場で大笑いするような人はいません。そういう人だという認識にしかならないので、ほとんど記憶にすら残りません。
ただハゲを隠す為の不自然な髪型のセット(バーコードヘアなど)をしていると、
「あの人の髪型見た?」
と、少し離れたところでクスクスと笑い出して恰好の的にされてしまいます。
これを覚えておいてほしいのですが、実際にハゲている事によりも、隠している事の方が低評価になってしまいます。
不自然なカツラはその最たるものです。周囲の人に気を使わせない完璧なカツラであれば問題ないかも知れませんが、その為には日々の微調整、カツラのメンテナンスなど、費用も大変だと聞きます。
カツラだと毎日同じ髪型の不自然さ、肌の衰えと合わない髪質、色、バランスを取るのは相当難しいです。一度購入したからといって解決する問題でもありません。
簡単にハゲは隠し通せるものではありません。
この現実をまずは受け入れてください。私自身もそうだったのですが、どうしてもハゲが気になり始めた頃というのは、何とか隠す事ばかりを考えてしまうのですが、それを周囲の人が察してしまうと恰好の的になってしまいます。
室内なのにずっとハンチング帽をかぶっているだけで、ハゲと察する人がいます。僅かでも違和感があると周囲の人は気を使うことになるので、その気疲れのはけ口として格好の笑いものになってしまいます。
ハゲを笑うのではありません、ハゲを隠していることを笑うわけです。
この現実を受け入れない事には、なかなかこの悪循環から抜け出す事ができません。「上手く隠せているのだろうか?」という強いストレスを抱え続けることになり、その努力も報われる事は多くありません。
かなり厳しい言い方になりましたが、これは私の実体験を元に気づいたことです。
ハゲは本人よりも周りが先に気づく
ハゲを隠す為に髪型を絶妙にセットしたとしても、周囲の人は鏡のように正面からしか見ないわけではありません。むしろ周囲の人はあらゆる角度から見るので隠し通せるものではありません。
現在ハゲを気にして努力して隠している男性にとっては申し訳ない言い方になりますが、あえてはっきりと言わせていただきます。
残念なことにハゲを隠そうとしている事は、ほぼほぼバレています。
なぜなら自分の頭というのは鏡の前ぐらいでしか見えていないからです。これはハゲに気づくタイミングが最も遅いのが本人だという事です。周囲の人はずっと前から気づいています。
私自身も久しぶりに実家に戻ったタイミングで、母親に「あんたも薄くなってきたね」と指摘された事がきっかけで気づく事になりました。
多くの男性は既に周囲の人がハゲを認識している状態で隠し始めるので、その隠すという行為が滑稽に見えてしまいます。
新しい職場やコミュニティであれば、高品質なカツラで上手く隠し通すことが出来るかも知れませんが、それですら長続きしない可能性が高いです。
だからこそハゲを隠すよりも、潔くさらけ出した方が周囲の人との認識と一致して違和感がなくなります。
ハゲは隠さない方が良い理由
今まで隠していたハゲをカミングアウトをするのは、もの凄く勇気がいることですが、精神的には凄く楽になります。一時的には強いストレスを感じるかも知れませんが、日々抱え続けてきたストレスからは解放されます。
そして周囲の人も楽になります。
これが凄く大事なポイントなのですが、周囲の人に気をつかわなくて良い対象に昇格するので、陰口を叩かれるような事も無くなっていきます。
隠してきた期間が長いほど、
- とうとう諦めたか!
- バレている事にやっと気がついたか
- 今さらって感じだよね
といった陰口を叩かれるかも知れませんが、でも安心してください。それがいつまでもネタになることはありません。
むしろ「あいつは男気があるな」と評価が変わるかも知れませんし、「想像していたよりハゲていないじゃん」といった評価になるかも知れません。
一方でハゲを隠し続けていると、ずっとネタになり続けてしまいます。
この方がずっとリスクが大きい事は、イメージできるのではないでしょうか。そしてさらに恐ろしいのは必死になって隠し続けていると、実際のハゲ具合よりもハゲていると想像される可能性が高まる事です。
私にもハゲを気にして髪型のセットを頑張っていた時期があるのですが、潔く髪型を短くして開き直った時に、ある飲み会の席で酔っぱらった後輩女子社員に、
「なんだ~○○さん(私)、もっとハゲていると思ってましたよ~」
とゲラゲラと笑われてしまいました。内心イラっとはしましたが、隠していると実際のハゲよりも悪い結果になってしまうのだと学びました。
これは小柄な人が身体を大きく見せようと、サイズの大きな洋服や靴を着てしまった結果、ますます小柄さが強調されてしまうような事です。
海鮮丼の盛り付けてでもあえて小ぶりな丼にする事で海産物が丼から溢れて豪勢に見えたり、お皿の真ん中にちょっとしか見えないパスタだと量が少なく見えてしまいますが、食べてみると意外と量があったという経験がないでしょうか。
人間の脳は見えない箇所を勝手に想像して補正してしまうので、ハゲも相当上手く隠さないと余計な補正が加えられてしまいます。
本人は上手く隠せているつもりでも周囲の人にはバレバレですし、しかも実際のハゲ以上に想像を掻き立てられてしまうので、誰の得にもなっていません。
ハゲがバレないかと心配してい男性も多いと思いますが、残念ながらとっくにバレています。この現実を受け止めてください。そもそもハゲは本人よりも周りが先に気づくものです。
私もたまたま実家に戻った時に母親にハゲを指摘されたわけですが、親族のように遠慮なく指摘できる人は多くありません。気のおける同僚や友人ですら、そうそう指摘してもらえるものではありません。
本人が自覚しずらものだと体臭なども似ているでしょうか。本人よりもずっと先に周りの人の方が気になっています。
ハゲは隠さない方がダメージが少ないという事実を認識してください。
潔くカミングアウトしよう!
ハゲを隠し通す道は非常に険しいです。よほど手間やお金を掛けない限り上手くいくものでありません。
一方で潔くハゲをカミングアウトをする道というのは、本人からすると断崖絶壁の険しい道のりに見えるかも知れませんが、周囲の人からすると簡単にまたげる程度の低い壁です。仮に躓いて転んだって、かすり傷程度の高さしかない壁に見えています。
他の人のコンプレックスの悩みをきくと、なんてことない低い壁に感じるように、気にし過ぎている当人が自ら壁を高く設定してしまっている事が大半です。
ハゲを隠さないでカミングアウトする事も同じです。周りの人からすると大したことではないですし、立ち直れないほどの大ケガをする事もありません。
恥をかくのは一時です。
それは隠していた自分に責任があるのであり、そこは受け入れるしかありません。
こればっかりは今回紹介した隠している事によるデメリットの現実を受け入れ、思い切って足を踏み出すしかありません。
まとめ 潔さはモテる!
カイジの映画の中にあるシーンのように、ビルの屋上につながれた細い道を歩く事は物凄くストレスの掛かる危険な道のりですが、全く同じ幅の道でも平均台の上であれば誰でも簡単に歩けてしまうものです。
ハゲをカミングアウトをする道も同じであり、悩んでいる当人にとってはカイジ並みの恐ろしい道に見えてしまいますが、周りの人からすると平均台の上でビクビクとしている滑稽な印象に映ってしまいます。
実際にハゲている事より、ストレスを抱えながらビクビクと怯えている状態の方が、ずっと周りの人からの評価を下げる事になってしまいます。
この事が理解できれば、ハゲを隠さないで潔くカミングアウトする道のりの恐怖感も、少しは和らぐのではないでしょうか。
私自身は馴染みの床屋さんに相談して薄毛に似合う髪型にしてもらった事で、
「あれ?前より目立たないじゃん」
という期待以上の結果となりました。いわゆる髪のある個所から薄い箇所にもってきて誤魔化すのではなく、むしろ髪のある個所を梳いて境界線を曖昧にしてもらった事で、バランスが良くなりました。
薄い箇所も重力で髪が倒れてしまわぬ程度に短くしてもらったので、頭皮も目立たなくなりました。
ハゲを隠さないで潔くカミングアウトする方法というと、丸坊主やスキンヘッドといった選択肢しか見えない人がいるのですが、ハゲのタイプによっては他にも色々と選択肢があるものです。その辺のテクニックについて書かれている本もあります。
ハゲ方によっては難しいケースもありますが、渡辺謙さんや竹中直人さんのように一切ハゲを隠す事なくダンディな男性がいるように、あえて隠さない方が良い結果になる事は珍しくありません。
私自身も潔くハゲを隠すのを諦めてカミングアウトすると、本当にストレスから解放される事になりました。
ストレスが抜け毛の原因の一つでもあるように、この大きなストレスが無くなると、薄毛の進行も落ち着いていきました。
私が母親に薄毛を指摘されたのは20代後半で、30代中頃までは隠しながら努力していたのですが、その間にも徐々に薄毛は進行していました。
ただその頃にファッションに興味を持ち出した事もあり、洋服が似合う体型や歩き方や姿勢といった事も意識するようになり、睡眠環境を改善するような事も含めて身体が健康になっていき、薄毛の進行も落ち着いていきました。
そして薄毛に似合う髪型があるという事を知り、隠すのではなくさらけ出す方向にシフトすると、一気にストレスが減って身体も健康になり、40代の現在の髪は30代よりも明らかに改善しており、ちょうどハゲが気になり始めた頃の20代の髪ぐらいまで復活してきました。
もちろん食生活の改善なども意識しているので、ハゲを隠すストレスが無くなっただけで改善してきたとは言いませんが、全身が健康になる事で薄毛も改善していく可能性が高まるのではないでしょうか。
おそらくハゲを隠してストレスも抱え続けていると、この復活サイクルに入れません。
一方で潔くカミングアウトする方法と向き合うと、現状でも不自然な髪型から変わる事ができますし、ストレスも減って身体も良い方向へ向かうはずです。
ハゲに悩んでいる当人が思っている以上に、カミングアウトの壁は低いので、ぜひ勇気をもって踏み出してみてください。躓いてもかすり傷程度です。
凄く高い壁に見えているとは思いますが、そう思っているのは本人だけであり、周囲の人からすると低い壁の前で必至にもがいているのが丸見えになっています。その事の弊害が大きいので、勇気をもって一歩踏み出してみてください。
それにハゲネタは鉄板になります。ハゲ対策にお金や手間を掛けてきた経験談を話すと爆笑を取れます。この手の話は女性受けも悪くありません。
世の中にはハゲでもモテる男性はたくさんいます。お笑い芸人の斎藤さんなどは女性に大人気です。
ハゲを隠すのを諦めてカミングアウトした男性の大半は、もっと早くやっておけば良かったと思っているものなので、悩んでいる男性ほど隠さないという選択肢がある事を検討してみてください。
実際のハゲ具合よりも想像されるのはバカバカしい事ですし、効果があるのか分からないグッズにお金や手間を掛ける必要もありません。
ハゲが気になりなり始めた男性の多くがサクセスのような物に頼りますが、あれらは爽快感が得られるので効いているような気分にはなりますが、香料や保存料やスース―する刺激物が頭皮に付着する事になるので、むしろハゲを進行させてしまう原因となる事もあります。
医学的に効果が認められているといったグッズもありますが、それらですら全ての男性に効果があるわけでもありませんし、そもそも本当にそんなに優れている物があればハゲで悩む男性はいなくなります。
一方で身体が健康になる事であれば余計なリスクはありませんし、ハゲが改善する可能性も高める事ができるので、より本質的なアプローチになるはずです。
その為にも余計なストレスを抱え続けていると難しいので、本気でハゲを何とかしたい男性こそ、勇気をもって潔くカミングアウトする道を検討してほしいと思います。
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