自信をみなぎらせるには自分の評価基準を書き換えよう

ファッションコラム

自信が必要な理由

自信がみなぎる男性は単純に女性にモテます。誰からも頼もしく見えるので、仕事もうまくいきます。

一方で自信がない男性は魅力的にうつりません。「どうせ俺なんて・・・」といった内面が外見にも表れてしまいます。

洋服選びが適当になったり、表情が暗くなったり、姿勢が悪くなったり、ネガティブな言葉が増えたりします。そのように自信のない内面の姿は確実に外見に表れます。さらに細かく言えば、血色が悪くなったり、目力が失われたり、髪の毛の元気がなくなったりもします。

世の中によくある自己啓発本では「根拠のない自信をもて!」といったテクニックが紹介されていますが、本心から根拠のない自信をもてる方は少数だと思います。

当サイトでは洋服から外見を整え、そこから内面の自信につながる方法を色々紹介しているわけですが、今回は洋服に関係なく、内面から自信をみなぎらせる方法を紹介します。

自信がみなぎるとは?

自信がみなぎっている状態というのは、自己評価が高い状態のことです。

  • オレは凄い
  • 私に不可能なことはない
  • 僕が一番だ

といった評価を自分にしている人は、自信がみなぎっています。

このような評価を実際に口にする必要があるのではなく、あくまでも自己評価の問題です。

それこそ自己啓発本やセミナーの影響なのか、あえてこのような言葉を使う人がいますが、必ずしもそのようにする必要はありません。

あくもでも自己評価の問題なので、周囲の人には「皆様のおかげです」と謙虚な言葉を発していても問題ありません。

ただし、心から「皆様のおかげ」だと考えると自信にはつながりません。「私なんてたまたまです」と口にするのは構いませんが、本心からそう思ってしまっている状態というのは、自己評価を低くしていることになります。

周囲の評価は関係ありません。自分に対する評価の問題です。何か上手くいったときの心の中では、

  • 流石オレだな
  • これぐらい当然だよ
  • 僕らしい

と思っている人が自己評価が高いということです。そのように思える人には自信がみなぎり、それが外見に現れて周囲の人に伝わるようになります。

自己評価を高める方法

自己評価とは過去の自分の経験に対する評価でもあります。

わかりやすい例でいうと、高学歴な人は自己評価が高い傾向があります。

  • 僕は東大に合格した
  • ケンカで負け知らず
  • ハットトリックをした

など、多くの方から「凄いですね」と評価される経験があると、自己評価が高い傾向があります。

このようなわかりやすい経験をしていない人は、周囲の人から「凄いですね」と言われた経験が乏しいので、自己評価が低い傾向があります。

ですが、自信をみなぎらせるには他人からの評価を経由する必要はありません

ここがすごく大事なポイントです。世間一般の常識、評価を基準に自分を評価する必要はありません。

自分で自分を高評価していれば、自然と自信はみなぎります。

「井の中の蛙大海を知らず」といった言葉がありますが、井の中の蛙の自信はみなぎっているわけです。他の井戸や大海を知った途端に自信が失われるかもしれませんが、だからと言ってわざわざ他の井戸や大海と比べる必要などまったくありません。

周囲の環境、周囲の人からの評価、基準の影響を受けて自己評価をしている人は、その環境、その人たちの中でトップに立たないと自信がみなぎりません。

これだと一握りの人しか自信がみなぎりません。

だからこそ井の中の蛙が参考になります。自分で凄いと決めつけてしまえば、自己評価が高まり、自信がみなぎることになります。

別の言葉で言えば「信念」がある状態でもあります。誰かに植え付けられた信念ではなく、自分基準の信念を持っている人は、自然と自信がみなぎっています。

凄い自分を見つける方法

東大合格(大海の蛙?)のような、多くの方の基準から評価される基準ではなく、井の中の蛙のような自己基準で判断すると、凄い自分がたくさん見つかります。

今まで出来なかったことが出来るようになった。これは相当凄いことです。

  • 歩けるようになった
  • 文字を読めるようになった
  • 自転車に乗れるようになった
  • 外人に話しかけられて「ソーリー、アイキャント、スピーク、イングリッシュ」と言えた

誰もがもの凄い経験をしているものです。

井の中の蛙が「俺は最強だ!」と思っているように、「俺は凄いことを達成しまくってきた!」と気がつくことです。

「それぐらいできて当たりまえ」「みんな達成していること」と思う必要は全くありません。あくまでも自己基準で判断するだけです。

資格取得でも、彼女が出来たことでも、髪型を変えたことでも、いつもより高い洋服を購入したことでも、なんでも構いません。それらの出来事に対して、

 

「いや~ろくに勉強もしてこなかったけど、少しがんばりゃ資格が取れるんだな、オレも捨てたものじゃない」

「学生時代に一つもバレンタインのチョコをもらえなかったけど彼女ができた。俺は確実にカッコよくなっている!」

「カリスマ美容師のいる美容室を予約した。昔のオレなら考えられない!ナイスチャレンジだぜ、オレ!」

「着るものなんてどうでもいいと思っていた私がブランド服を購入することができた。私のステージが上がっている証拠だ」

 

など、何とでも評価できます。正しいかどうかは関係ありません。

誰々がしているから、世間では○○だから、これぐらい普通だから、といった基準は全く関係ありません。

あくまでも「自分自信でどのように捉えられるか」の問題です。

これが理解できると過去の経験の書き換えだけではなく、これからの経験にも活かされます。たまたまコンビニで700円以上購入してキャンペーンのくじを引いたときに、何か商品が当たると

「流石オレだな、強運だ!」

と思えるようになります。くじが外れて応募券だった場合は、

「必要なものは今買ったし、余計なものが増えなくてよかった」

と思えるようになります。どうとでも捉えられるようになります。都合のいい評価に書き換えられます。

これらの言葉だけをまねて、ポジティブ発想が良いかのように言われますが、それは結果として表れているのに過ぎません。

無理やりポジティブにすることで自己評価が高まるのではなく、自分の基準で自己評価をしているから、結果的にポジティブにとらえられるようになります。

ここを勘違いすると、言葉だけポジティブで残念な感じのセミナー難民のような人になってしまいます。

新たな経験値を積む方法

ここまでを理解できると、さらに自己評価をあげる方法があります。

それは「夢を叶えてしまうこと」です。

大きな夢は難しいですが、今すぐにでも達成可能な小さな夢をどんどん叶えていくと、誇らしい成功体験の経験値が積み重なっていきます。

達成可能な小さな夢はなんでもかまいません。昔好きだったモノでもOKです。

  • お菓子の大人買い
  • 牛丼特盛プラス牛皿追加
  • 第三のビールからプレミアムビールに変更

など、自分基準で好き勝手に選んでください。夢ランキングを紙に書き出して100位ぐらいの小さな夢でも構いません。

ちなみに私は大好きな「さけるチーズ」を、まったくさかずに食べてやりました。こんな贅沢な食べ方をした自分を褒めました。食べた結果は美味しくはなかったですが(苦笑)。

他にも1000円を超える箱のアイスを丸ごと食べたこともあります(お腹を壊しました)。一気にメロン二玉を食べたり、カルピスを氷だけで作ったりもしました。

どれもやってみると、大抵は後悔します(笑)。

夢のようにたくさん食べるてみると、その夢が覚めます。もっと食べたい、もう少し食べたいぐらいでなくなるからこそ、美味しいものがあると気がつきます。

高級なお店のうな重の松(5600円!)を食べたときも、あまりのウナギの大きさと肉厚に、くどさを感じてしまい、後半は飽きてしまいました。

それらを経験することで一つの夢が昇華されます。達成感が得られます。自分を褒めてあげることが出来ます。それが自己評価を高め、自信をみなぎらせることにつながります。

今すぐに達成することが難しい大きな夢とは別に、ちょっとした願望、小さな夢を見つけてください。過去の自分から探してもOKです。ふ菓子を山ほど食べるでも、かき氷だけでお腹を満たすでも、プラモやフィギアのコンプリートでも、なんでもかまいません。

過去の経験を書き換えて自己評価を高める方法と、小さな夢の達成のような積極的に成功体験を積み重ねることが、自己評価を高めることにつながります。

まとめ 孫悟空の自信

自信がみなぎっている状態の人をわかりやすく例えるとドラゴンボールの「孫悟空」です。悟空はどんなに強い相手が表れても自分の強さを疑いません。

一方で適役だった頃のベジータやフリーザは悪い例の自己評価の高い人です。自分で自分のことを「このベジータ様が・・・」「俺は全宇宙で最強のフリーザ様だー!!」と発言します。

簡単に言うとプライドが高い状態なのですが、悟空との違いは他人と比較して比べていることです。悟空は自分に対する絶対的な自信がありますが、ベジータやフリーザは「おまえなんか」といった他人と比べて自分の立ち位置を測っています。

ベジータやフリーザタイプの人も圧倒的な結果を出しているうちは、周囲の人にちやほやされて上手くいくことがありますが、少しでも陰りがみえると周囲の人は離れていってしまいます。

悟空は相手の弱さをバカにすることなど決してありません。「クリリン強くなったなー」とクリリン自身の成長を評価してあげられます。決して自分の強さとクリリンの強さを比較しません。

社会で生きていく上では、他人からの評価を完全に無視することはできませんが、それに影響を受けすぎて自己評価まで下げる必要はないということです。この区別を上手になってください。

自分のことを一番わかっているのは、間違いなく自分です。一部分しか知らない他人の評価よりも、自分の評価を信じてください。

褒め上手になることです。過去の自分が経験してきたこと、達成してきたことを褒めてください。自分を褒める機会をどんどん増やしてください。褒める度に自己評価が高まり、自然と自信がみなぎるようになります。

自信がみなぎれば結果的に他者からの評価も高まります。同じ結果を出しても評価が変わってきます。

それらはあくまでも結果論であり、他者からの評価を高めようとするのではなく、先に自分の自己評価を高めてください。

この順番を間違えるとフリーザのように他者の評価を下げるような発言をしてしまいます。他人の評価基準を尊重できないプライドの高い人になってしまいます。

悟空が謙虚だとは言いませんが、少なくとも傲慢ではありません。圧倒的な自己評価基準を持ち合わせており、他人も尊重できます。

私もあなたの評価基準を尊重します。

あなたが大好きなこと、楽しかった経験、それらを尊重します。あなたは本当に凄いですよ。

あなたもあなた自身を尊重してあげてください。あなたは唯一無二の凄い人です。今のあなたを褒めてください。

心から自分を褒めてあげられると、魅力的な自信が自然とみなぎってきますよ。

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