ネットで洋服を購入する時のポイント!用途別に考えよう
ネットで洋服を購入するリスク
当ブログでは口を酸っぱくするほど何度も「洋服を購入する際には必ず試着をしましょう」と伝えてきました。
その理由については他の記事を参考にしてほしいのですが、試着や返品が難しいネット通販には、やはりリスクがあります。
とはいえ、地域によっては難しいこともあると思います。
私も都心に住んでいるわけではないので、たまにネット通販のお世話になります。少し前にサマーカーディガンを購入しました。
ただ届いてみると、やはりネット通販のリスクともいえる「思っていたのと違う」ということになりました。
そこで今回はネットで洋服を購入するときのポイントについて紹介します。理想は試着をしてから選ぶ事ですが、どうしてもネットに頼らなければならない場合の参考になれば嬉しいです。
ポイントはやっぱりサイズ
洋服をカッコよく着こなすには、サイズ合わせが一番のポイントになります。
試着をするのが理想ではありますが、最近のネット通販のショップの多くは、洋服のサイズ感の情報も提供してくれるようになりました。
あくまでも参考程度ではありますが、それらをしっかりと確認することがポイントです。
目当ての洋服を着用しているモデルのスペック(身長や体重など)があれば、必ずチェックしてください。
ただ体重が近くても筋肉質な人や骨太の人だと体型が随分と違うので、その辺も含めてモデルの体型をチェックしてください。
同じモデルが着用している薄着の洋服をチェックすると、自分の体型との差が分かりやすくなると思います。
あと高額な洋服の場合は、返品や交換可能が可能なのかのチェックも重要です(安い洋服は送料の方が上回る可能性があります)。
また実際にその洋服を購入した方のレビューも参考になります。
「思っていたよりも大きかった」
「洗濯をしたら縮んでしまった」
「写真と違って安っぽい」
など、購入者の貴重な意見があるかも知れません。
またお気に入りのネット通販のブランド、メーカーが見つかれば、そこの洋服を中心に選ぶのも有効です。購入した洋服を着ているモデルが、他の洋服を着ている姿も参考になります。
ここまでは一般的な意見だと思いますが、私がネットで洋服を購入するときに意識しているのは、「あまりサイズが重要ではない洋服」を購入するということです。
サイズが重要ではない洋服とは?
サイズが重要ではない洋服というのは、要するに人前で披露することが少ない洋服ということです。サイズやフィット感をそれほど気にする必要がありません。
少し前に私がネットで購入したサマーカーディガンも、基本的に部屋着という扱いです。
自宅で肌寒いときに羽織る洋服として、ネットで調べて購入しました。
他にも過去にパジャマをネットで購入しました。パジャマも誰かに見せる為の洋服ではないので、多少のサイズのずれは気になりません(着心地や素材は重要ですが)。
そもそもパジャマをリアルのお店で試着できるのかどうか知りませんが、私の住んでいる地域にパジャマの専門店がないということもあり、ネットで調べて購入しました。
本音を言えば、これらの洋服も試着して選ぶことが理想的ではありますが、必ずしも全ての洋服が試着できるとは限らないので、ネット通販も候補に入れています。
あと過去に購入したことがあるのは「七分袖のシャツ」です。私は腕が長くて一般的なシャツだと袖が短くて困るのですが、腕まくりをする前提のシャツであれば合わせやすくなります。
他にも下着や肌着や靴下であれば伸縮性のある生地が多いので、ネット通販でも失敗が少なくなります。
これらのように人前で重要にならない洋服に限っていうと、ネット通販はそれほどリスクになりません。
再購入はOK
既に所有している洋服と同じものを購入するのであれば、ネット通販でも問題はありません。
既に所有している靴と同じメーカー、同じシリーズのようなことです。
「ユニクロのシャツのMサイズがピタリと合う」という方であれば、ユニクロの公式オンラインショップで新作のシャツを購入しても失敗は少なくなります。
それでも理想は試着をすることです。別のところで詳しく紹介しましたが、洋服には意外と個体差があるものです。
伸縮性のある生地でつくられている洋服であれば、それほど問題にはなりませんが、ジャケットのように張りのある生地でつくられている洋服だと、店舗で何着か試着してみると着心地に差があるのがわかると思います。
これはジーパンなども同様です。縫製の違いなのか、生地の硬さの違いなのか、他に試着した人の影響なのか、同じサイズでも意外なほど着心地に差があるものです。
さらにデニム生地や革製品は見た目(色落ちやムラ)も結構違うので、やはり実店舗で確認しながら選んだ方が良いかと思います。
少しぐらいサイズが合わなくても構わないという人もいるかも知れませんが、洋服が似合う人というのはフィット感を凄く大事にしているものです。
オーダーメードではないので、一ヵ所ぐらい目をつぶるところがあるのは仕方がないのですが、そのような隙がいくつか積み重なってしまうと、一気にダサイ印象になってしまうので気をつけてください。
まとめ ネットの洋服選びは用途で分けよう
基本的に洋服を購入する際には試着をするべきですが、部屋着のように人前で着ない前提の洋服であれば、多少のサイズのずれは気にしなくても問題ありません。
ちなみに私が購入したサマーカーディガンは、サイズは悪くなかったのですが、思っていた質感と少し違いました。やはり写真はプロが綺麗に撮るので、このようなことがネット通販ではよくあることです。
それでも求めていた部屋着としての役割は十分に果たせてくれているので、それなりに満足しています。
また試着が難しい下着や靴下なども、ネット通販と相性が良いといえます。
これはシルクの長い靴下でスーツと相性が良いのですが、靴下は素材によって厚みが結構違うので、革靴のフィット感にも影響が出ることがあります。
なので私は同じシリーズの靴下を、ネット通販でまとめ買いしています。同じカラーの靴下は穴が開いても他のと組み合わせられるので経済的ですよ。
ただし生地の素材はチェックしてください。化学繊維と相性が悪いという人は珍しくありません。皮膚と直接触れる洋服ほど、生地の品質が体臭に影響するものです。
ネットで洋服を購入するポイントというのは、用途別に分けて考えるということです。
ジャケットやコートなど生地の面積が大きいアウターの場合は、あまりネット通販はおすすめしません。どうしても購入したい場合は着用しているモデルや購入者のレビューを確認して慎重に選んでください。
また送料を支払うとサイズ交換が出来るショップもあるので、事前にチェックしておきましょう。
またネット通販だと驚くほど安い洋服が見つかるものですが、大抵はそれなりの品質の洋服です。極端に安すぎる洋服も避けた方が無難です。
安すぎる洋服をどのように判断するのかは難しいところなのですが、季節外れの売れ残りで安いなど、明確な理由がある場合はいいのですが、ただ単に安い洋服は品質が低い傾向があります。
大手ブランドの洋服がセールでお得な場合は、ある程度の品質は確保されていますが(偽物は別)、ノーブランドの格安品は注意が必要です。
ネット通販だと「特別セールで9割引き!」
のようなことも珍しくありませんが、あえてお得感を引きだたせる為に、初めから高額な価格設定がされている事もあります。
そもそも1000円の価値しかない洋服に、2万円の値札をつけているようなことです。9割引きでも2000円で大儲けできます。
これは洋服に限ったことではありませんが、ネット上にはこのような商品が多いので気をつけてほしいと思います。
リアルの店舗で試着を繰り返し、洋服の品質について目が肥えてくると、本当の掘り出し物がわかるようになります。
多くの人が洋服のデザインばかりを意識していますが、その上で生地の質や縫製を見極め、サイズとの相性を確かめられるようになると、長く愛用できる高品質な洋服を見つけられるようになります。
もちろんネットのセール品のなかにも、このような洋服が見つかることもあります。
良い洋服の定義は価格やブランドではなく、品質(デザインも含む)と相性(サイズ)です。デザインは雑誌やパートナーの意見を参考にしてもいいですが、相性は自分で見極めなければなりません。
ある程度の知識がある人は、ネット通販でもそれなりに品質や相性を見極められますが、初心者ほどネットの罠にはまりやすいので気をつけてください。
洋服の品質を見極める自信がない人は、高額な洋服のネット通販だけは避けましょう。
どうしてもネット通販で高額な購入したいという人は、同じモデルが着用している安価な洋服で試してみるのも良いかと思います。その洋服を着た自分のフィット感とモデルのフィット感を比較できるので、別の高額な洋服でも一つの目安になりますよ。
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