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男性ファッションで洗濯洗剤を使い分けるポイント!

洗濯洗剤を使い分ける理由

最近は様々な洗濯洗剤が販売されており、それぞれ特徴があります。

洗浄力よりも手軽さに特化したタイプもありますし、消臭効果を狙ったものもありますし、一回あたりのコストに優れたコスパ重視の洗剤もあります。

他にも梅雨時などに洗濯物の乾きが遅くなって生乾き臭が発生してしまうのを抑制する成分が配合されていたり、あえて洗浄力を落としてデリケートな生地を傷めない洗剤もあります。

それらを全て使い分けるとなると結構大変な作業になってしまうのですが、洗剤選びを全く意識できないと必要以上に洋服の生地を傷めてしまい、結果的に寿命を縮めてしまう事になってしまいます。

そこで今回は主に男性ファッションに適した洗剤の使い分けのポイントを紹介します。洗濯の専門家のような細かな事は言いません。ざっくりと分けられるだけでも随分と違うので、全く意識をした事がない人の参考になればと思います。

使い分けるポイント

私がおすすめする男性ファッションにおける洗濯洗剤を使い分けというのは、ズバリ皮脂汚れが付着しやすいシャツや肌着や下着と、その他の洋服を分けるだけの方法です。

小さな子供がいる家庭だと、食べこぼしや泥汚れに強い洗剤選びといった基準が必要になってくるのですが、成人した男性であればそのような汚れに悩まされる事は基本的に多くないので、あまり意識する必要はありません。

ポイントとなるのは、やはり男っぽいイヤな体臭の原因となる皮脂汚れを、いかに効率よく落とせるかという事です。

これは単純に洗浄力の強い洗剤を使用するのがおすすめです。洗剤の洗浄力は新製品が発売される度にランキングが変わるので、一概に正解があるわけではないのですが、液体洗剤よりも粉末洗剤の方が洗浄力が高い傾向があるので、粉末洗剤の中で少しグレードの良いものを選ぶのが簡単でおすすめです

便利な洗剤がたくさん販売されていますが、未だに昔ながらの粉末洗剤が売られ続けているには理由があります。それが洗浄力の高さです。

洗浄力が高い洗剤ほど生地を傷めてしまう傾向があるのですが、皮脂汚れが染み付く肌着や下着は直接誰かに見られるものではないので、多少の傷みは許容範囲です。ガンガン洗濯して適度に買い替えていった方が清潔感を保つ事につながります。

一方で直接肌に触れる箇所が少ない洋服というのは、それほど頑固な汚れが付着しないので、生地を傷めにくい中性洗剤を選びます。

この二つの使い分けを意識するだけで、洋服の寿命は随分と変わってきます。

女性ファッションだとワイヤーの入った下着や装飾性の高いデザインも多いので、より細かく洗剤選びや洗濯方法といったものを考えなければならないのですが、男性の肌着や下着はそれほど気をつかう必要はありません。

おすすめしない洗剤

逆におすすめしない洗濯洗剤というのは、万能タイプの洗剤です。

分かりやすいのはオールインタイプのジェルボールのような洗剤です。柔軟剤や漂白剤などが配合されていて便利なのですが、それらの成分がお互いにバッティングしあうので、どれも中途半端な性能しか発揮されません。

漂白しても皮脂汚れが落としきれていないと、イヤな匂いの元が残ってしまいますし、そこに柔軟剤がコーティングされてしまうと、次回の洗濯時にも汚れ落ちが悪くなってしまいます。

これは意外と大事なポイントです。体臭が気になる男性ほど、たっぷりと柔軟剤を使ってしまう傾向があるのですが、柔軟剤のせいで洗濯物の汚れ落ちが悪くなるケースがあるという事を覚えておいてください。

洗剤でも柔軟剤でも容量は守ってください。入れ過ぎる事で機能が落ちてしまいます。

ちなみに私は肌着や下着の洗濯には柔軟剤は使用しません。中性洗剤で洗うオシャレ着にだけ使用しています。

一般的な柔軟剤は洗濯を終えてすすぎのタイミングで自動で投入されるので、直接洗剤の洗浄力とバッティングする事はないのですが、オールインタイプはなるべく避けてください。

家族の多い過程で毎日のように洗濯をするのであれば、洗剤や柔軟剤を投入するちょっとした手間でも大変なので、ジェルボールのような洗剤は便利かも知れませんが、洗剤の機能としてはあまり良くありません。

また数年前からすすぎが一回の洗剤も増えてきましたが、洗浄力の高い粉末洗剤の多くはすすぎ一回という事はありません。水道代を気にする主婦にとってはありがたい機能かも知れませんが、衣類の匂いが気になる男性にとっては相性が良いものではありません。

すすぎが一回のような便利の裏には何かしらの理由(それだけ洗浄力が弱い等)があるので、安易にそれらの洗剤を選ばないでください。

皮脂汚れは放置される時間が長いほど頑固になっていくので、それこそ毎日のように洗濯する衣類であれば、それほど強力な洗浄力がなくても綺麗に洗濯できるとも考えられるのですが、自分で洗濯をする多くの男性はそうではないと思うので、しっかりと汚れを落とせる洗浄力が強い洗剤を選んでください。

粉末洗剤の注意点

昔ながらの粉末洗剤の洗浄力が高いと紹介しましたが、粉末洗剤は水に溶けにくい傾向があるので、水温の低い冬場は要注意です。

洗浄力が落ちてしまうだけでなく、溶けきらなかった洗剤が残ってしまう事もあります。

これはバケツや洗面器に粉末洗剤を入れてお湯で溶かしてから投入すればいいのですが、基本的に水温が高いほど皮脂汚れは落ちやすくなるので、お風呂の残り湯を利用するなり、温水で洗濯をするのが理想です。

液体洗剤の中には冬の冷たい水でも問題ないと謳っている商品もありますが、単純に洗浄力が弱い傾向があるので鵜吞みにしないでください。

デニムは別

多くの男性はジーパンなどのデニム生地の洋服を持っていると思いますが、デニム生地は色落ちの問題があるので、洗浄力が強い洗剤や漂白剤の使用は避けた方が良いです。

色落ちを気にする人だと洗剤を使わずに手洗いで洗濯をするのですが、流石にこれは一般の人にとっては煩わしいと思うので、オシャレ着洗い用の中背洗剤で洗濯機の優しいコースで洗濯するのがおすすめです。

ただし優しいコースだと脱水も弱く、乾きにくいデニム生地だと問題になるので、最後の脱水の前に一度洗濯機を止め、皺を伸ばしてから普通の洗濯コースの脱水をしてください。

他にもマグネシウムの化学反応を利用した洗濯方法もあり、デニム生地と相性が良いと言われているのですが、

参考洗濯マグちゃんと相性が良い衣類とは?

これはそれなりの価格がするので、誰にでもおすすめできるものではありません。

実際に私も利用してみましたが、流石に一般的な洗濯洗剤ほどの洗浄力があるわけではないので、過度な期待はしない方が良いです。それこそデニム用と割り切って使っています。

まとめ 「清潔」と「感」

ファッションにおける清潔感というのは、実際に清潔な状態であるだけでなく、見た目の印象が清潔である事も含まれています。

清潔感の「感」の部分です。

清潔の為には洗浄力の高い粉末洗剤でガンガン洗った方が良いのですが、生地が擦れて傷んでしまったり色落ちをしてしまうと、清潔感の「感」が失われてしまいます。

この「感」が重要な上着のような衣類は、それほど洗浄力が強くない中性洗剤で優しく洗濯する必要があります。生地よっては洗濯ネットなども組み合わせて保護してください。クリーニング屋も活用しましょう。

また中性洗剤といっても洗浄力に差があるので、なるべくなら良質なものを選んでください。目安としては洗浄力が高い中性洗剤ほど、すすぎ一回ではない傾向があります。

あと最近は多くの洗剤に香りがついているのですが、なるべくなら微香ぐらいのものを選んでください。積極的に香りをアピールしている洗剤ほど余計な成分が多くなっています

一方で本質的な清潔の為には下着や肌着やシャツを、皮脂汚れを落とすのに相性の良いアルカリ性の粉末洗剤を選ぶ事です。

(アタックが一番だとすすめているわけではありません、特に液体洗剤はどんどん進化していくので、その都度良いものを選んでください。)

基本的にこの使い分けだけで、男性ファッションの清潔感はグッと上がるので意識してほしいと思います。

パッと見は清潔感のある男性でも、体臭や加齢臭が漂っていると清潔感は失われてしまいますし、逆に洋服の見た目がくすんでいると、実際には清潔でも清潔感が失われてしまいます

ピカピカに磨かれた革靴でも足のイヤな匂いが漂ってきたら台無しですし、ボロボロの革靴に消臭スプレーを吹きかけて匂いを消しても清潔感はありません。

実際に清潔である事だけでなく、清潔に見える事も大事なので、この二つのポイントに分けて洗剤を使い分けてください。

それが「洗浄力の高い粉末洗剤」と「衣類に優しい中性洗剤」の使い分けという事です。

オールインタイプの便利な洗剤に漂白剤を加えるような事より、衣類を分けて洗剤を変えて洗濯をした方が簡単でおすすめです。

毎日洗濯をするような家庭であれば、皮脂汚れが頑固になる前に洗濯できるので、万能タイプの洗濯洗剤でも良いかも知れませんが、衣類の匂い残りが気になる男性はしっかりと目的に合わせて使い分けてください。

そして安易に柔軟剤の香りでごまかすような事はしないでください。ろくにトイレ掃除もしないで芳香剤を置いても複雑な匂いになるだけです。歯を磨かないでミンティアを食べてもごまかしきれるものではありません。

あくまでも徹底的に洗濯をして、悪臭の元とのある皮脂汚れを落とす事がポイントです。

イヤな匂いがない上で、ほのかに上着から柔軟剤の香りが漂うのであればいいのですが、汗染みや汚れが目立つ衣類から良い香りが漂ってきても、清潔感があるとは思えないものです。

もちろん洋服を着る環境や体質は人それぞれ違うので、それぞれの特徴に合わせて対処するのは構いません。私の例だと腋臭体質なので肌着の脇の部分を揉み洗いする事があります。

ワイシャツの襟の汚れといっても、外回りの営業マンとデスクワークの男性では汗の量が違いますし、食生活や体質といった事も関係してくるので、一概に正解が決められるものではありません。

テレビコマーシャルのように、「この洗剤さえ使えば間違いない!」のようなものはないので、しっかりと自分の汚れと向き合ってみてください。

そして肌着や下着などの汚れが落ちなくなったら、速やかに買い替える事も大事です。なるべくなら大切に扱いながら長持ちさせたいものですが、そこから高価な上着に汚れがうつってしまうかも知れません。

買い替えをしやすい安価な肌着や下着だからこそ、傷みを気にせずにガンガン洗濯をする事ができます。この洋服の使い分けも大事なので意識してみてください

6着の肌着や下着を使い分けながら一年着続けるより、3着ぐらいをガンガン着回して半年毎に買い替えた方が、清潔な状態を保ちやすくなるような事です。季節に合わせて素材も選べるので快適性も増します。

あと意外と盲点となりやすいのが「洗濯槽の汚れ」です。洗濯槽が汚れていると衣類にイヤな匂いが残ってしまうので、こちらも定期的に掃除をするようにしてください。

安い洗濯槽クリーナー

洗濯槽クリーナーを使用するポイントは、しっかりと説明書きを読んで時間を守る事です。洗濯機のコースで「槽洗浄」といったものがあっても、つけ置き時間が短かい事もあるので気をつけてください。

おまけ 水温

最後に皮脂汚れを徹底的に落とすコツを紹介します。

それは水温です。

実は洗濯の洗浄力というのは、洗剤選びよりも水温の方が汚れ落ちを大きく左右します。

夏場でも水道水を出しっぱなしにすると、それなりに冷たくなるものですが、洗濯をする数時間前から洗濯機の中に水を貯めておいて、常温になってから洗濯を開始した方が洗浄力が高まります

粉末洗剤は水に溶けにくいだけに、水温に敏感な人が多い事も洗浄力の差となって評価されているのかも知れません。

お風呂の残り湯洗濯というと、単純に水道代の節約テクニックのように思う人もいるかも知れませんが、実際に洗濯に向いている温度なのでバカにしないで取り入れてみてください。

ただお風呂の残り湯といっても汚れ具合は家庭によって違うので気をつけてください。家族が多くてお湯が汚れていたり、何日間も追い炊きをしている残り湯を利用すると、別の意味で悪臭の原因となってしまう事があります。

液体洗剤は冬場の冷たい水でも洗濯できるものですが、だからといって洗浄力が高いわけではありません。液体洗剤だとしても水温の影響は受けています。

お皿の油汚れがお湯の方が落ちやすいように、匂いの元となる皮脂汚れも落ちやすくなるので意識してください。

洗濯機にお湯を投入するのが難しい家庭でも、下着や肌着といった皮脂汚れがたくさん付着している衣類を洗濯する時は、少し早めに水を貯めて水温を上げ、ヤカンで沸かした熱湯を注いで水温を上げてあげると、随分と洗浄力が上がるので意識してみてください。

ちなみに洗濯機は水量が一番多いコースの方が、洗濯槽の中で衣類がよく動いて洗浄力が高いと言われているのですが、水温の低い冬場に限っていえば、少量コースでヤカンのお湯を加えて水温を上げた方が効果的です。匂い残りが気になった時だけでも良いので、水温を意識してみてください。

見た目の清潔感だけでなく本質的な清潔も意識して、魅力的な男性ファッションを手にしてほしいと思います。柔軟剤を増やしてごまかすような事をしていると、別の意味で周りの迷惑になるので気をつけてください。

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