薄毛だからといって坊主にするのは要注意!デメリットもあります

ファッションコラム

薄毛に坊主は潔い!?

世の中には薄毛が気になってきたからと、潔く坊主にしている男性がいるかと思います。

当ブログでも薄毛の男性は「短い髪型と相性が良い」と勧めているのですが、これが坊主頭となると少し事情が違ってきます。

坊主頭の人

坊主といっても様々な髪の長さがありますが、スキンヘッドやバリカンでいう「3ミリ」ぐらいの短い坊主頭のケースについて、私なりに感じたことがあります。

いわゆる長めのオシャレな坊主頭とは別と考えてください。

実際に私も薄毛を気にして丸坊主にしていた時期があるのですが、様々な弊害がありました。

坊主のデメリット

実は坊主にすると頭の汗がすごく垂れきます。運動をした後でもないのに汗が顔にまで流れてきてしまいます。NBAのスキンヘッドの選手がヘアバンドをするのは、ファッションだけではないのだと感じました。

さらに坊主だとシャンプーやリンスの香りが髪に残らないので、汗や頭皮の皮脂の匂いが気になるようになりました

これも坊主にしてみて初めて気がつきました。髪の毛は思っていた以上に汗や匂いを抑えてくれる効果があったようです。

実際に頭皮が清潔なのは坊主頭なのですが、清潔感というのは実際に清潔である事よりも、清潔に感じられる要素の方が重要なので、汗のような見た目や匂いが目立ってしまいやすい坊主頭というのは、意外と清潔感を保つのが難しい髪型です。

坊主だと汗を拭ったりおしぼりで拭く事も簡単にできるので、実際には清潔である状態は保ちやすいのですが、清潔感という印象には当てはまりません。

さらにスキンヘッドのように剃り上げてしまうと頭の形があらわになるので、どうしてもデコボコだと印象が悪くなります。私自身も坊主頭にしていた時に指摘されたのですが、幼少の頃のキズ痕が後頭部に残っており、かなり目立ってしまいました。

私はスキンヘッドにしていたわけではなく、バリカンで一番短い3ミリ(1分刈り)にしていたのですが、それでも傷跡が目立ってしまいました。

坊主頭のデメリットというのは、この清潔感を保つのが難しいという事です。

坊主頭は強面になる

薄毛を隠すために坊主にすることには、もう一つ大きなデメリットがあります。

それは怖い人に見られるということです。

もちろん中には愛嬌のあるやさしい坊主頭の男性もいます。お坊さんを思い浮かべていただければ、わかりやすいと思います。

ただ知り合いのお坊さんから話を聞くと、彼らですらプライベートで袈裟を脱ぐと、坊主頭のままでは押し出しが強くなってしまうので、相手を威圧してしまわぬよう帽子をかぶる人が多いのだそうです。

見るからに優しそうな表情の男性であれば、坊主頭でも強面にならないかも知れませんが、無表情で黙っていると機嫌が悪そうに見えてしまう男性が、安易に薄毛だからと坊主頭にしてしまうと、この怖さが強調されてしまいます。

強面の坊主

お坊さんは宗派によって坊主頭とは限りませんが、戒律がゆるいという意味だけではなく、威圧感を与えないで親しみをもたせやすいという考えもあるのだそうです。

ハゲが進行して坊主に近いような状態になっている男性に怖さはありませんが、坊主にしてしまうと怖さが際立ってしまう可能性があります。

薄毛で坊主頭にしようと考えている男性は、ここを注意してください。

坊主頭が似合ってしまうことが必ずしも良い事だとは限りません。悪役の役者や睨みを利かす必要がある職種であれば、坊主頭の怖さはメリットになるかも知れませんが、多くの一般男性には当てはまらないと思います。

怖い印象にならない素敵な坊主頭というは、常に愛嬌のある表情を崩さないお坊さんや子供ぐらいなのかも知れません。

子役時代から活躍している内山くんは、かなり愛嬌のある坊主頭だとは思うのですが、あるテレビ番組で怒った表情を見せたことがあり、かなり凄みを感じたことを憶えています。

うちやま 引用元:http://www.at-s.com/sbstv/program/sokoshiri/2012/10/20121008_1.html

これほど愛嬌のある笑顔の持ち主の内山くんですら、気を抜くと怖い印象になってしまうということです。これが坊主頭のデメリットです。

薄毛だからと安易に坊主頭にしてしまうと、人によっては威圧感を与えることになるので気をつけてください。職場環境や表情、そして自分のキャラクターとの相性をよく考えてほしいと思います。

薄毛を隠そうと中途半端に髪を伸ばしてしまうと、細い髪が自らの重みに耐えられなくなって倒れてしまい、地肌が見えて返って薄毛が目立ってしまう事も多いのですが、潔く坊主にする事が必ずしも良い方向に向かうとは限りません。

私の坊主時代

ちなみに私が坊主頭にしていた頃というのは、周りの評価は散々でした。

正確に言うと、坊主頭をやめて短髪に戻した後に、周囲の人から色々なことを言われました

 

「そっちの髪型のほうが全然いいよ」

 

「坊主の時は近寄りがたかった」

 

など、散々言われてしまいました。

実際に坊主頭の時に否定してくる人はいません。怖さや凄みが出て気軽に話しかけにくいオーラを発していたのかもしれません。

薄毛だからと坊主にするのは潔いとは思いますが(私もそう思っていました)、坊主頭は相性(頭の形や職種やキャラクターなど)によってはデメリットが際立ってしまうので注意してください。

バーコードヘアのような薄毛を誤魔化す髪型が良いとは言いませんが、坊主頭には実際に経験してみないと分からないデメリットがあるものです。

ちなみに私が坊主にしていた期間は半年ほどだったのですが、自らバリカンで坊主にしていただけに、その間は床屋に行く事がありませんでした。

髭ぐらい自分で剃れるので問題ないと思っていたのですが、ある時に耳毛が伸びて目立っている事に気づき、ショックを受けました。

それまでは床屋で月に一度ぐらい耳の中や周りのムダ毛も剃ってもらっていた事もあり、伸びた時の事など考えた事がなかったのですが、それが無くなると思いもしないほど伸びて目立って残念な事になってしまいました。

電気シェーバーだとおでこや眉間や鼻の周りの細い産毛を剃る事が難しいので、半年ぶりに床屋さんで顔剃りをしてもらうと、顔色も一気に明るくなって驚いたものです。

この辺はカミソリで丁寧に顔剃りをしていれば問題ないとは思いますが、耳の裏や中まで考えると自分では難しいので、自分で坊主頭にしている人でもたまにチェックするようにしてみてください。

薄毛に似合う髪型とは?

薄毛の男性におすすめの髪型にも正解があるわけではないのですが、基本的には短めの髪型ほうが薄毛と相性が良いと言われています。

薄毛を隠すために髪を伸ばす男性も多いのですが、これはかなり難しいです。鏡で正面から見たときはセット次第でそれなりにはなりますが、少し角度が変わると薄毛は隠しきれるものではありません。

そもそも周囲の人と真正面から向き合う事など多くありません。中途半端に隠してしまうと、より薄毛の箇所が際立つ結果になってしまいます。

また薄毛の男性は髪のハリやコシが失われて細くなっているので、髪の毛が伸びて重たくなるほど倒れてしまいます。するとより地肌が目立ってしまいます。

だからこそ薄毛の細い髪質でも倒れにくい短めの髪型のほうが、薄毛との相性が良くなります。全体的に髪が短くなる事で一部の地肌だけが透けるような事になりません。

私はなじみの床屋さんに薄毛が目立ちにくい髪型について教わったのですが、それぞれの薄毛のタイプと相性の良い髪型を紹介している本があるので参考にしてみてください。

中途半端に薄毛を隠すような髪型にしてしまうと、周りの人は実際のハゲ具合よりも進行した状態を想像してしまうものです。こんなバカバカしい事はありません。

薄毛の男性を笑う人は多くありませんが、薄毛を気にして隠している姿を笑う人が多いので、そこを間違えないでください。

基本的に薄毛というのは頭頂部が中心であり、サイドに比べてボリュームに差があるので、坊主頭のように全体を同じ長さにカットしてしまうと、髪の濃淡の違いもそのまま出てしまうのですが、薄毛に似合う髪型というのは、あえてボリュームのあるサイドの髪を短く薄くする事で、色ムラを無くしてバランスを取ってくれるものです。

必ずしも坊主頭が悪いとは言いませんが、薄毛の状態によってはバランスが取れる可能性が残っているので、安易に坊主頭にする前に、その可能性と向き合ってみてください。

竹中直人さんや渡辺謙さんのように、短めの髪型で薄毛をさらけ出しても色気のある男性がいるように、自分の薄毛の状態に似合う髪型が見つかるかも知れませんよ。

追記 もう一つのデメリット

少し前に車でラジオを聴いていると、思わず「なるほどな~」と感心してしまう坊主頭の話がありました。

それは謝罪の時のカード(切り札)としての坊主です。

日頃から坊主だったり、オシャレとして坊主をしている男性は、仕事で重大な失敗をしてしまった時などに、「頭を丸めて謝罪する」という手段が使えないと紹介されていました。

そのラジオのパーソナリティが新人の頃に坊主頭にしていると、先輩に「髪を伸ばせ!」というアドバイスをされた経緯を語っていたのですが、その人は学生時代に運動部でずっと「坊主にしろ」と言われていたのに、職場の先輩からは全く逆のアドバイスをされ、その謝罪のカードとしての機能を知り、社会の複雑さを学んだと笑っていました。

実際に一度だけ坊主頭にして謝罪に行った事があるとの事でした。

これも坊主頭のデメリットの一つなのかも知れません。自分の失敗だけでなく部下や家族の失態の際に、相手に誠意をもった謝罪をするという意味では、現在でもあえての坊主頭にする威力は絶大です

これはファッションの清潔感にも通ずる要素なのですが、いつでもどこでも自分の好きな恰好やオシャレを突き通してしまうと、反省しているようには見えません。

恋人の両親に初めて挨拶に行くような場であれば、多くの男性が身なりをきちんと整えるように、見た目から受ける印象というのは誰もが理解しているはずです。

このような場面でも自分のスタイルを崩さないというのは、ある意味では男らしくもあるのですが、少なくとも相手側は喜んでくれません

いかにも「今日の為に床屋に行ってきました」と自然にアピールできる短い髪型のほうが、相手側にとって良い印象にうつるのではないでしょうか。

普通の髪型だった男性が、重要な謝罪の場で坊主頭にするという事は、究極のTPOの選択肢として機能してくれます。

この為だけに坊主頭を避けるというのは、なんだかおかしな話ではありますが、安易に楽そうだからと坊主頭を選んでしてしまうと、このような強力なカードまで失う事になってしまいます。

法の下の平等であるはずの裁判の結果ですら、反省した態度や身なりによって「情状酌量の余地」が認められ事があるように、あえての坊主の威力は強力です。

有名人のように初対面の相手でも内面のイメージがある人であれば、怖い印象になるようなデメリットが大きくないのかも知れませんが、事前に何のイメージもない一般人の男性が坊主頭にしてしまうと、誤解を招く可能性が高まってしまうかも知れないので、薄毛だからと安易に坊主にする前に、まずは自分の薄毛なりに似合う髪型を探してみるのが良いのではないでしょうか。

まとめ 髪型と得する人、損する人

そもそもオシャレな髪型で得する一般人男性というのは、それほど多くありません。

美容師や洋服屋の店員であれば、流行の髪型や個性的なツーブロックのような髪型のおかげで評価されるような事があるかも知れませんが、一般的な職種でオシャレな髪型で得するかというと微妙です。

もちろん似合っていない髪型もダメなのですが、そもそも似合っている髪型というのは、これといった特徴がないものです。

これは洋服でも同じなのですが、オシャレな印象に映る人というのは、何か特別なファッションアイテムを身につけているからではなく、むしろ違和感のないスマートなファッションだからこそ、似合っているという印象に映ります。

個性的な髪型やファッションというのは、相手側の好みから外れるとデメリットにしかなりませんし、違和感を醸し出す要因となってしまいます。

薄毛に似合う髪型というのも同じで、あくまでも違和感を排除する事がポイントであり、薄毛の程度によっては髪型のセット次第で上手く隠せるかも知れませんが、隠し切れないほどの薄毛を無理やり隠してしまうと、違和感だらけになってしまい、実際の薄毛よりも酷い状態を想像されてしまいます。

太っているのを隠そうと大きめのサイズの洋服を選んでしまうと、ますます大きく見えてしまいますし、洋服に余計なシワも増えて体型をあらわにしてしまいます。

むしろ程よく体型にフィットした張りのある生地の洋服を選んだ方が、お腹の出っ張りの境界線を上手く隠してくれるものです。

小柄な男性がごつい腕時計をしてしまうと、益々小柄である事が強調されてしまうように、あくまでも自分の体型と相性が良いサイズが大事です。

薄毛といったものも同じで、無理に隠そうとしてしまうほど、違和感を醸し出す要因となってしまうので、結果的に損してしまう可能性が高まります。

ただ潔く坊主頭にしてしまうと、清潔感を保つのが難しくなったり、強面になってしまうようなデメリットもあるので、誰もが相性が良い髪型だとは言えません。

芸能人のように予め内面のイメージがあるのであれば、それほど問題ないかも知れませんが、そうではない一般人だと、初対面の印象だけで怖がられて避けられてしまう機会が増えてしまうかも知れません。

童顔で舐められやすい容姿の男性やガードマンのような男らしさが求められる職種の人であれば、あえて押し出すの強い坊主にしたり、髭を生やす事でバランスが取れるようなケースがあるかも知れませんが、多くの一般人男性には当てはまらないと思います。

誠実さが求められる国会議員に坊主頭の人がいないように、坊主頭でも人当りの良いイメージを保てる男性は多くありません。

お坊さんですらプライベートで帽子をかぶる事があるように、どうしても坊主という髪型には怖いイメージが付きまとうので、薄毛だからと安易には取り入れない方が良いかと思います。

薄毛が気になる男性は、薄毛の状態に似合う髪型と向き合う事でバランスが取れる余地が残されているので、まずはそこから始めてみてください。

頭の形や表情やキャラクターも含めて優しい印象の男性であれば、坊主にしても問題ないかも知れませんが、職種によってはデメリットばかりが際立ってしまうので気をつけてほしいと思います。

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