男子学生に知っておいてほしい清潔感の男女の違い

学生向け

清潔感の男女差

よく女性が好きな男性のタイプのアンケートなどで、「清潔感がある男性」といった回答が上位にランクインされるものですが、男性が好きな女性のタイプのアンケートとなると、「清潔感のある女性」といった回答は見当たらなくなります。

これは逆に考えると、それだけ多くの女性が男性に大して清潔感がない事に不満があるという事であり、まだまだ改善の余地がある事を意味しています。

男性が考える清潔感のあるファッションというと、きちんと洗濯をしているとか、臭くないといった事しか思いつかない人が多いのですが、女性が男性に期待する清潔感というのは、物理的に清潔な状態である事だけでなく、清潔感の「感」がポイントになります。

実際に清潔である事はもちろんなのですが、清潔そうな雰囲気といった事も大事なポイントになります。

これを理解する事で学生服の清潔感といったものも整えやすくなるので、しっかりと学んでいってください。

清潔感とは印象

どんなに真新しい制服を着ていても変な匂いが漂っていると清潔感は感じられないように、実際に清潔である事だけでなく、清潔そうな印象が凄く大事なポイントになります。

それこそ姿勢が悪いだけでシワが増えて清潔感は失われてしまいますし、中途半端な着崩しテクニックでバランスが崩れても清潔感が失われてしまいます。だからこそ先にそれらから紹介したのですが、清潔感というのは、実際に清潔である事だけでなく、見た目のバランスが大きな割合をしめます。

さらに普段の行動や動作といったものも清潔感の印象を左右します。

例えば食べ方が汚ないだけで、清潔感がない人という印象になりますし、ふざけておならをするような事でも清潔感が失われてしまいます。

他にも靴の踵を踏みつけていたり、泥だらけになっていても清潔感は失われてしまいますし、鞄が汚かったり、学校の机の中が汚くても印象が悪くなります。

さらに言うと口呼吸のような事も関係してきます。口呼吸は口臭が目立ちやすいだけに、実際に不潔になってしまうだけでなく、口臭がなくても不潔な印象になってしまいます。

これらのように清潔感というのは様々な要素が複雑に絡み合って印象づけるので、これさえ気をつければOKというものではありません。

もちろん体臭や口臭を気をつけたり、きちんと髭を剃ったり、爪を切ったり、髪が伸びすぎないように気をつけるような事も関係してくるのですが、学生服をクリーニングに出したから清潔と決めつけていると、なかなか女性が求めている男性の清潔感のレベルには到達できません。

清潔感を出す方法

学生が清潔感を出すうえで意識してほしいポイントというのは、姿勢を正してきちんと制服を着るといった事が何よりも大事なのですが、日頃から自らの姿をチェックする事が大切です

トイレに行って手を洗った後に鏡の前で髪型をチェックするような男子学生は珍しくありませんが、この時にネクタイの緩みをチェックしたり、肩に乗っているフケをチェックするような事が大切です。

女性はトイレに行く度にこのような身だしなみのチェックを当たり前のようにしているのですが、男子はお洒落な人が髪型をチェックするぐらいで、制服の乱れを気にするような人は多くありません。

ポケットの蓋のよじれや膨らみなどを観察するようになると、自然とそれらを改めていくようになりますし、鼻毛の飛び出しといった事にも気が付けるようになります。

日頃から自分の清潔感について意識に上げる事こそが、何よりも大切な事です

男性は不潔になっているかチェックする習慣がない人が多いだけに、女性からすると不潔な印象になってしまいます。

清潔感というのは常に失われていくので、小まめに整えないといけないのですが、その必要性を理解している男性が少ないので、女性との認識に差が出てしまいます。

ただこれだけだと男子学生向けならではの具体的なアドバイスにならないので、いくつか清潔感と保つポイントを紹介します。

男子学生の清潔感を向上させる方法

日頃から自分の清潔感を気にするようになると、自然と学生服が汚れてしまうような行動を取らなくなっていくのですが、よりこの流れを加速させていくのであれば、着用後の学生服に洋服ブラシをかける習慣を身につけてください。

学生服は頻繁に洗濯が出来ないだけに、この違いが大きく印象を左右します。

洋服ブラシというのは、洋服の生地に絡みついているホコリを取り除き、生地の繊維の向きを整える効果もあるので、洗濯が難しい学生服やスーツやコートのような洋服にとっては大切なメンテナンスになります。

この習慣が身につくと、単純に学生服が綺麗な状態になるだけでなく、些細な変化に気がつくようになります。

例えばいつも肩掛けカバンを背負っている男子学生であれば、肩の生地ばかりがつぶれている事に気がついたり、ズボンのテカりといった事にも気がつくようになります。

この気づきが清潔感を向上させる為に重要なポイントになるのですが、日頃の自分の行動を改めるきっかけとなり、行動も清潔感のある品のある動作になっていきます。

これはお洒落に興味のある大人の男性だと、靴磨きをするようになって気づく人が多いのですが、綺麗に靴を磨くようになると、靴同士を擦り合わせて脱ぐだけで傷が付いてしまう事が気になるようになり、自然と靴の扱い方が丁寧になっていきます。

靴のつま先が傷ついていると、「あ、靴を履いた時にトントンとやってしまっているからだ!」といった感じで意識に上がるようになり、「きちんと靴べらを使って丁寧に履かないとダメだな」といった感じで、どんどん動作が洗練されていき、靴が傷むような事が減っていきます。

学生だと革靴を履いている人は多くないかも知れませんが、丁寧に靴を履く事で様々な学びや気づきがあるので意識してみてください。

スニーカーでも綺麗に洗う方法があるので紹介しておきます。

洋服ブラシは大人の男性でも習慣になっている人が少ないので、洋服を乱雑に扱ってしまっている男性が多いのですが、それだけに日頃の動作を改めるきっかけもないので、なかなか女性が期待するほどの清潔感を保っている男性が多くありません。

本格的な洋服ブラシはそれなりの価格がするので、学生にとっては負担になるかも知れませんが、最近は小さな物なら100円ショップでも売られていますし、エチケットブラシと呼ばれるものでもOKです。

左のエチケットブラシは実際に私が100均で購入したもので、普段持ち歩く鞄の中に忍ばせているのですが、これは靴べらとしても使えるので便利です。

ただエチケットブラシよりは、洋服ブラシの方が生地の繊維の向きを整えるの向いているので、安物でも良いので用意してください。

学生服を脱いでハンガーにかけた後、このようなブラシでサッとかけてあげるだけで、生地を良い状態に保ちやすくなるので覚えておいてください。

ちょっとしたテカリなら抑えられますし、肘や膝の毛羽立ちが気になったりすると、自分のクセを改めるきっかきとなってくれます。

そしてもう一つ意識してもらいたいのが学生服の畳み方です。鞄の中に強引に押し込んでしまうと、肩の形が崩れてしまうので気をつける必要があります。

学生服を畳む時のポイントというのは、裏返してから肩の形を崩さないように巻き込むように畳みます。

これはスーツやジャケットでも同様なのですが、裏返す事で表側に目立つ汚れが付着するのを防ぐ事もできます

ただ裏返していても放置される時間が長いとシワになってしまうので、なるべく短時間で済むように意識してください。

そして自宅に帰ったら速やかに着替えてください。洋服というのは自宅の中のようなリラックスする空間の方が擦れが大きくて傷みやすい傾向があります。ソファーやベッドの上で学生服を着たまま寝転んだり、床にあぐらをかいて座ってしまうと皺だらけになってしまいます。

学生服を脱ぐ前にポケットの中を取り出し、厚みのあるハンガーにかけ、サッと洋服ブラシをかけて汚れを落としてください。ポケットの中にもホコリが溜まっているので、たまにブラシで取り除きましょう。

また制服をハンガーにかける時はボタンを留めないでください。ボタンの多い学生服を留める人は多くないと思いますが、ブレザーのような二つボタンのジャケットでも留めない方が余計なシワがつきません。

また脱いだばかりの学生服はクローゼットの中に収納してはいけません。身体から出た汗(湿気)を含んでいるので、しばらくクローゼットの外で乾燥させてください。これは悪臭を防ぐ事につながります。

さらに言うと、ブレザーのように襟がある学生服だと、襟を立てた状態でハンガーにかけておくと、新品のようなふんわりとしたボリュームを保つ事につながります。ペタンコになってしまっている場合は、襟を立てた状態でアイロンのスチームをあてると、ふんわり感が復活する事があります。

これらのようなちょっとした事でも、清潔感の差となって表われるので意識してみてください。これらと向き合った事で得られた気づきにより、行動や仕草も洗練されて清潔感も向上していきます。

最後におまけでズボンにシワが出来てしまった場合の裏技を紹介します。普通はアイロンをかける必要があるのですが、ベッド(布団)の間に挟むと簡易的なアイロンになってくれますよ。

畳みの上に布団を敷いていたり、ベッドの枠やマットがボコボコのものだと、さらにシワがついてしまう事もあるので気をつけてほしいのですが、綺麗な布団やマットの間であれば、簡易的なアイロンになってくれます。折り目がズレないように丁寧に挟んでみてください。

まとめ 学生服と向き合う事

脱いだ後の学生服にブラシをかけるようになると、様々な気づきが得られるようになります。生地の傷み具合から腕を組む癖だったり、鞄のストラップによる擦れだったり、自転車のペダル付近にズボンの裾が当たって汚れることだったりと、汚れや傷む原因がわかるようになっていきます。

ポケットの中に重たい物を入れっぱなしにしておくと、ハンガーにかけていてもバランスが崩れてシワが出てしまいますし、ポケットの中にもホコリが溜まっている事に気がついたり、汗の匂いの染み付きなどにも気がつくようになります。

このような気づきが日頃の行動を変化させることにつながり、行動や動作が洗練されていくので、品のある清潔感というものがにじみ出てくるようになります。

もちろん実際に清潔である事も大事なのですが、清潔感というのは印象によっても大きく影響してしまうので、トータルバランスで考えるようにしてみてください。

お金持ちなら新品の学生服に買い替えるだけで清潔感を出せるかも知れませんが、多くの学生はそうではないと思うので、日頃の扱い方を改める事が大切です。

他にも小まめに爪を切る事だったり、鼻毛の処理をする事だったり、眉毛の形を整えるような事もバランスを整える事になるのですが、どれも最近は100円ショップのようなところで揃えられるので、手に入れるのはそれほど難しくないと思います。

女性は普段から当たり前のようにこれらの事と向き合っているだけに、男性よりもずっと清潔感に敏感です。男女によって清潔と感じられるレベルが違うので、女性目線からでも合格をもらえる清潔感を目指してほしいと思います。

そうではない男子が多いだけに、この差は大きいですよ!

たまには鞄を掃除してみたり、財布やスマホを掃除するような事も汚れを防ぐ事につながるので、トータルバランスで考えて清潔感を意識してください。

次は学生服を一つ上のレベルで着こなす方法を紹介します。それは子供っぽい要素を排除する事です。

女性は男性よりも早熟なので、同学年だと精神年齢は上になります。それだけに同級生の男子に対して子供っぽい印象をもっている事が多いのですが、学生服の着こなしでも子供っぽい要素を排除する事で、周りの男子よりも頼もしい印象を与えることができるようになります。

学生向けの着こなしテクニック

1.学生服をカッコよく着こなす方法

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