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普通のファッションが有利!?特に男性は当てはまります

普通の凄さ

普通のファッションというと、人によっては物足りなく感じたり、冴えない印象を受けるかも知れませんが、普通のファッション、王道のファッションほど、あらゆる分野で有利に働くものです。

例えばオシャレなファッションというのは、必ずしも有利に働くとは限りません。

ファッション雑誌で紹介されているようなカッコいいスーツやシャツを、就活の学生が着ていたら面接官に生意気な印象をもたれるかも知れません。

信用金庫に支払いの先延ばしをお願いする時に、高級腕時計が目立っていると(金遣いが荒い奴なのか?)と思われてしまうかも知れません。

もちろんカッコいいスーツが有利に働くケースもあります。それこそファッション業界の面接であれば、カッコいいスーツを着こなしているとプラス査定になると思います。

メガバンクに大きな融資を持ち掛けている場合は、高級腕時計はその会社の勢いを感じさせる(きちんと儲けている)要素になるかも知れません。

オシャレで奇抜な髪型もショップ店員や美容師の面接であれば、プラス評価になるかも知れませんが、保険外交員や葬儀屋だと履歴書の段階で弾かれてしまいます。

これは異性からの印象でも同じです。

日焼けしたゴリゴリのマッチョは、筋肉質な男性がタイプの女性には凄く好かれるかも知れませんが、その他大勢の女性からは怖がられてしまうかも知れません。

太っていたり、痩せていることも同様です。一部の相手にはプラス評価をされるかも知れませんが、その他大勢の相手からは避けられてしまいます。

一方で平均的な普通の人というのは、その他大勢を相手にすることができます。これといったプラス評価がないとしても、マイナス評価にはなりません。

これが普通の凄さです。

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普通のファッションとは?

よく個性が大事だと言われますが、あらゆる対象からマイナス評価を受けない普通の方が、平均すると有利に働くケースが多いものです。

ただし、普通の中での争いは激しいです

ここを勘違いしてほしくないのですが、普通と言っても50点~80点ぐらいの幅があります。

「普通でいいや」

といった投げやりな感じでは決して80点には近づけません。加齢に伴う身体の衰えを無視していると50点をキープすることすら出来なくなってしまいます。

同じユニクロの服を着ていてもオシャレな印象にうつる人と、ダサい印象になる人がいるものです。

「洋服なんてシーズンごとにユニクロを買っておけばいいや」

といった感じでは、なかなかオシャレな印象にはなれません。

ろくに試着をすることもなく、前回の洋服と同じサイズを適当に買ってしまいます。

洋服のシルエットは定期的に変化していますし、生地の素材によっても着心地やフィット感は大きく違うものです。

また自分の身体の変化もあります。誰でも年齢を重ねるほど体型が崩れてしまうものですが、体重が変わっていなくてもお腹が出てきたり、筋力が衰えて背中が丸まっていることもあります。

そのような事を考えずに若い頃と同じサイズを安易に選んでいると、似合う可能性は低くなります。

一方でお腹に合わせてタック入りのズボンを選ぶと、シルエットが大きく変わるので今までのサイズよりも、より似合うズボンが見つかるかも知れません。

実際に私も経験しているのですが、スリムタイプのジーンズを試着してみると、ストレートのジーンズのサイズよりも二つ上のサイズになりました。

全く同じサイズでも履けないことはないのですが、太ももがムチムチになってしまい、さらに股上の深さも変わっていたので、ベルトの位置が下がって窮屈になってしまいました。

それで一つ上のサイズのスリムタイプのジーンズを選んでみたのですが、それでも太ももが若干張ってしまい、もう一つサイズを上げると太ももが綺麗に収まりました。

ウエストの位置は少し余裕が出来てしまいましたが、ベルトで調節できる範囲だったので納得しました。

ちなみにストレートのジーンズを購入していた頃は、ジーンズの裾をカットすることはありませんでした。私はわりと足が長い方だったので、ひそかに自慢に思っていたのですが、二つもサイズを上げると、明らかに裾が余ってしまいました。

もちろん裾上げをしてもらったのですが、ろくに試着もしないで洋服を選んでいる人というのは、このような細かな調節をしない傾向があります。

どこそこのジーンズが高級でオシャレなのではなく、ユニクロのジーンズが普通だと言いたいわけでもありません。

あくまでも自分の体型に合う洋服が、オシャレな印象にうつるということです。

ユニクロの男性向けのジーンズは、シルエットだけで4パターンあり、さらに細かくサイズを刻んで用意してくれているので、本来は多くの方に合わせやすいはずです。

ですが、多くの男性が自分の体型と向き合うことなく、デザインだけで適当にサイズを選んでしまっているので、ダサい印象にうつってしまいます。

好みのデザインを選ぶのは構いませんが、安易に緩すぎるサイズを選んでいる人が多いように感じます。

もちろんあえてダボダボなジーンズを着こなすテクニックもありますが、それこそ上着も含めて絶妙なさじ加減が求められます。全体的にバランスよくダボダボにしていればカッコよくなるかも知れませんが、膝から下だけが極端に詰まっていると、アンバランスな印象になってしまいます。

適当な普通(50点)は簡単ですが、バランスの取れた普通(70~80点)は簡単ではありません。

多くの男性がこの普通の範囲内(50~80点)に収まっているものですが、80点に近い方は一割もいません。

むしろ80点を超えている人の方が若干多いぐらいです。ファッションにこだわりをもって、自分の体型と向き合ってきた方というのは、どんどんオシャレになって知識も増えていくので、普通の壁を乗り越えていきます。

プライベートで好きな恰好をするのは自由ですが、ビジネスの場やTPOが求められるような場(冠婚葬祭など)でも、ついつい壁を超えてしまいます。

すると相手によってはマイナス評価を受ける対象になってしまいます。お葬式で煌びやかなの腕時計をしていたり、ビジネスの場で妖艶な甘い香りを漂わせてしまったりします。

私はあえてこの普通の壁を乗り越えないように意識しています。なるべく70~80点の間を保つように心がけています。

75点の普通のファッションというのは、誰からも嫌悪感をもたれません。

オシャレな人を敵対視する一部の層からも嫌われませんし、90点台のオシャレな層からでも、わりと高評価をしてもらえます。

「もう少しいいブランドを身に着けたら?」といったアドバイスを受けることもありますが、ノーブランドの普通の洋服でも、きちんと着こなしているとマイナス評価を受けることはありません。

これが普通のファッションの凄さです。

普通が一番の理由

投げやりな普通ではなく、全力で普通の上限を目指してほしいと思います。

流行の食べ物はどんどん移り変わって消えてしまいますが、王道のカレーライスやラーメンはいつの時代も人気があるものです。

本場のインドカレーやこだわりの強いカレーを提供しているお店は、個性が強いがゆえに、一部の層の人気は集めますが、一方で苦手だという層も生まれてしまいます。

ビジネスとしては一部の層をたくさん集められると成功ですが、東京のように人口が密集している地域でないと難しいと思います。

人口の少ない地方であれば、やはり普通の美味しいカレーを提供した方が、結果的にたくさんのお客さんを集められるものです。

ただ普通のカレーといっても適当につくっていては誰からも見向きされません。市販のルーの味だけでは、わざわざ食べてきてくれません。

市販のルーを使うにしても、手間暇かけて食材の下ごしらえをしたり、時間をかけて煮込んだり、綺麗に盛りつけたりすることで、多くの方から人気を得ることが出来ます。

ファッションも同じです。適当に普通では魅力的な印象にはなりません。周りにいくらでも同じような人がいるので、嫌われなくとも好印象をもたれることはありません。

一方で全力で普通のファッションを目指すと、わかる人にはわかってもらえるようになります。

そもそもよほど個性的なファッションでもしていない限り、その人がオシャレな印象にうつる理由を分析できる人は少ないものです。

大抵は「何となくオシャレだな~」といった曖昧な印象です。

ファッションの専門家が細かく分析していけば、フィット感や清潔感や肌の色との相性やTPOなどの理由が見つけられますが、多く方は何となく感じ取っています。

パッと見は同じようなファッションの人がいても、皺でヨレヨレだったり、シャツの襟元が汚れていたり、靴が汚かったり、姿勢が悪かったり、髭の剃り残しがあったり、鼻毛が出ていたりすると、何となく冴えない印象になってしまいます。

全く同じファッションでも姿勢を正して清潔感があると、何となく好印象にうつるものです。

普通の50点のカレーライスと、普通の80点のカレーライスの違いというのは、高級なお肉や食材を使用しているようなことではなく、手間暇かけた下ごしらえの差です。

高級なカレーライスを目指すことが悪いとは言いませんが、大衆食堂に国産和牛のビーフカレーライス(2000円)があっても、必ずしも喜ばれるとは限りません。

お店の雰囲気や立地も含めて高級路線で勝負するのであれば、3000円のカレーライスでも勝負できるかも知れませんが、客層も相当絞られるのはイメージできると思います。

もちろん個性的なファッションも職場や趣味の場のようにTPOに合っているのであれば、全く問題はありません。何の特徴もない髪型やファッションの美容師さんにカットしてもらいたい女性はいないと思います。

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まとめ 男性こそ普通が有利!

普通のファッションが有利に働く理由を理解していただけたでしょうか。一部の層に嫌われることもなく、多くの層に何となく好印象をもってもらえます。

要はTPOの使い分けということなのですが、普通のファッション(80点)であれば、どこにいってもある程度は対応できるようなことです。

話し方も部下や上司や家族では違うものですが、部下や後輩に対しては乱暴な言葉遣いでやたらと厳しくしていたり、上司に対してはペコペコと胡麻をすっていると、思わぬところで墓穴を掘ってしまうものです。

一方で誰に対しても敬意をもって話している方というのは、言葉の変化が少ないです。部下に対して

「これ明日までにやっとけよ!!」

と命令するのと、

「○○君、これ明日までにどうしても必要なんだけど、お願いできるかな?大丈夫?ありがとう、よろしく頼むね!」

というのでは、部下が受ける印象は全く違うと思います。その部下が出世して追い抜かれたり、実は創業者の息子だったりすると、とんでもない差に発展するかも知れません。

上司や取引先に対して言葉遣いを丁寧にするのは当然ですし、TPOに合わせるようなことですが、部下や後輩に対して投げやりに扱うということは、TPOではなく自分の評価を落とす行為です。

普通のファッションも投げやりなのと、きちんと向き合うのでは、全く結果が変わってくるものです。

「服なんて普通で十分でしょ」といった投げやりな態度では、平気で毛玉だらけの洋服を着ていたり、汚い靴を履いていたり、寝ぐせなまま出かけても気づきもしないので、どんどん周囲の人からの評価を下げてしまいます。

本人は「洋服なんて清潔感さえあれば十分」と思っていても、周囲の人からは50点どころか30点の評価をされるかも知れません。

全力で80点を目指しているからこそ、60点、70点と成長していくことができますが、「50点ぐらいでいいよ」と思っていると、40点をキープすることすらできなくなってしまいます。

普通のファッションといっても解釈は色々です。

「普通のファッションでいいよ~」

と、

「普通のファッションがいい!」

では、到達するレベルに差が生まれるのは当然です。

「お客さんに喜んでもらえる美味しいカレーをつくるぞ!」

と、

「カレーなんて適当でもそれなりになるよ」

では、全く同じ食材を使っていても、別物になるのはイメージできるのではないでしょうか。

そしてその味の差はプロの料理人でなくても必ず伝わります。どうして美味しいのかを分析できなくとも、何となく「こっちのカレーの方が美味しい!」と判断できるものです。

普通のファッションでも全力で向き合っている人と、投げやりな人では全く違う印象になります。

全く同じ洋服を購入しても、サイズ合わせや詰めなおしによって印象は大きく変わりますし、日頃のメンテナンスによっても大きく差が生まれます。

高級ブランドの洋服が悪いわけではありませんが、投げやりな態度の人が手にしても、ろくにメンテナンスもせずに劣化させてしまうものです。スキだらけのブランド服というのは、偽物にすら見えてしまうので気をつけてほしいと思います。

全力で80点を目指してスキルアップしていくと、ここぞという時にTPOに合わせた90点も狙えると思います。

まずは普通のファッションをバカにせずに、全力で向き合ってほしいと思います。結果的に様々なシーンで有利に働く(不利にならない)と思いますよ。

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