青色眼鏡は究極のダイエット!?脳に冷静に判断させよう
コントロール出来ない脳
食欲に限らず、脳が興奮状態の時は制御が効かなくなります。より本能的な行動(欲求を満たす)を取るようになります。理性を司る新しい脳(前頭葉)の活動を抑え、本能的な行動を司る古い脳に支配されます。
これは単純にIQが下がった状態です。
口論で熱くなって感情的になってしまうと、思ってもいないことまで発言してしまうことがあると思います。車を運転している時に乱暴な運転を見かけると人が変わる人がいます。これもIQが下がった状態です。冷静な判断が出来なくなります。
食欲も同じような状態になります。
感情が高ぶっていると、すでに満腹な状態にも関わらず、食べ続けてしまうことになってしまいます。脳のコントロールが効きません。
時間が経てば「言い過ぎた」「食べ過ぎた」と冷静に判断が出来るのですが、熱くなった脳は冷静な判断が出来ません。この感情を抑える必要があります。
また他にも理由があります。食べ物を残すことに罪悪感を感じていると満腹でも食べきってしまいます。また毎日決まった時間に食事を取ることに疑問を持たない人も、お腹が減っていなくても食べきります。
さらにバイキングやビュッフェなどで「元を取るぞ!」という別の欲求が入り込んでくることがあります。
デザートのように過去の美味しかった記憶から満腹感抑え込むこともあります。もちろんストレスによる暴飲暴食も脳を熱くさせます。
冷静に考えれば食べ過ぎると身体に悪いことがわかっていても、理性よりも感情が勝ってしまうことが太る原因とも言えます。
これをコントロールするには、脳に冷静になってもらうのが一番です。
青色で脳が冷静に!
自己啓発テクニックや根性論で自分を言い聞かせ、強引に理性で偽の食欲を抑え込めればいいのですが、それが出来れば誰も太りません。
この場合は脳を外部からのコントロールするのが効果的です。
凄くわかりやすい例で言うと、カレーを食べている時にうんちの話をするというようなことです。大抵の人は食欲が落ちます。
他にも鳥肉を食べている時に、鳥を絞めたときの話を事細かくされると食欲が落ちるものです。
これらの話は極端ですが、このように脳は外部の入力からでも高ぶった感情を抑えられ、一瞬で食欲を落とすことが出来ます。自発的な考え方だけでコントロールするより、外部からの入力の方が、ずっと簡単にコントロールできます。
ここまで極端に食欲を落とす必要はないのですが、脳が冷静に判断を出来る状態にするのは難しくありません。
簡単なのは青色に囲まれることです。
青色は脳を落ち着かせる効果があります。具体的にはセロトニン(別名は幸せホルモン)という快楽物質が出てきやすくなり、穏やかな気持ちにさせてくれます。
たくさんセロトニンが出ている状態というのは、まさに理性を司る前頭葉が優位になっている状態なので、感情に支配されません。
これで分かりやすいのは、男性が射精した時です。それまでの興奮が何だったのかというぐらい冷静に判断できるのではないでしょうか。
ここまで激しい変化はありませんが、青色に囲まれると感情を高ぶりを抑えやすくなるという事です。
部屋の壁紙やカーテンを青色にするのが効果的だと言われていますが、それぞれの事情もあるでしょうし、簡単に部屋の模様替えは出来ないと思います。
そこでおすすめなのは、テーブルクロスを青色に変えることです。
食事をする空間に常に青色が目に入るようにすることで、食事のタイミングで脳を冷静に落ち着かせられるようになります。
ちょっとした食器や箸を青色に変えるのも効果的です。と言っても青色の食器は少ないのが難点ですが。
お菓子のパッケージなどを思い浮かべてもらうとわかりやすいのですが、青色はほとんど見当たりません。青は食欲を引き出さない色だからです。
究極は青色レンズの眼鏡
さらに青色を利用した究極のダイエット方法があります。食欲を正常に戻すどころか減衰させるほどの効果があります。
それは青色のレンズの眼鏡をかける方法です。
この眼鏡をかけると、全てのものが青く染まります。しかも食べ物が非常に不味そうに見えるそうです。
冷静に考えればわかると思います。青い食べ物なんてほとんどないですし、かき氷のブルーハワイぐらいしか思いつきません。それに私には美味しそうに見えません。
ただし青色のレンズの眼鏡をかけたまま食事をすると、実際に食べ物が不味くなると思います。手元にサングラスがあったら試してみてください。暗いだけでも食べ物の美味しさは半減します。
同じものを食べるのなら、どうせなら美味しく頂いた方がいいと思うので、この青色眼鏡はかなり極端な方法ですが、ダイエットには効果的だと思います。
わざわざ食事を不味くしなくても食後に青色眼鏡をかけて、その後の暴飲暴食を抑えるなどの使い方でも良いと思います。間食のタイミングなどでもいいかも知れません。
逆に食欲がない場合は、食卓に赤い色を増やすと効果的だと言われています。
中華料理店は赤いイメージがありますよね。食欲をそそる効果もあるのではないでしょうか。一方で青いイメージの飲食店というのはありません。
青や暗い環境というのは食欲をそそりません。落ち着いた雰囲気の薄暗いバーで暴飲暴食する人はいませんし、その空間にずっといるマスターで太っている人も稀です。
この青色を使ったダイエット方法は、家族やパートナーのダイエットを促したい場合にも使えるテクニックです。
対面しているあなたが青色の服を着ているだけでも効果が期待出来ます。
青色で食欲が落ちるといっても、脳が落ち着いて冷静に判断出来るようになるということなので、あくまでも食べ過ぎになりにくいぐらいなので安心してください。完全に食欲がなくなるわけではありません。
身体が求めている必要なエネルギーの分は、本来の食欲で美味しく食べることが出来ます。偽の食欲の分を抑えることになります。
テーブルクロスが真っ青だと料理は美味しく見えないかも知れませんが、違和感のない程度に、ほどほどに青色を食卓に取り入れてみてください。
他にもパソコンやスマホの壁紙を青っぽくするなども効果的です。やってみるとわかるのですが、真っ青だとちょっと気が滅入るので、ほどほどの青色を取り入れてみてください。
脳を冷静にするには他にも様々な方法がありますが、人間の入力情報は視覚情報が大半を占めているので、青色は想像以上に効果があると思います。
ちょっとしたことですが、このちょっとした食べ物の積み重ねが太る原因です。ちょっと減らすだけで確実に適正な体型に近づいていくことになります。
ちなみにご飯のお茶碗は白が多いですが、お茶碗の内側が白いとご飯を多く盛ってしまう傾向があるそうです。青い茶碗は多くありませんが、真っ白を避けてみるのも効果があるかも知れません。
まとめ 脳を味方につけよう
普通の人はなかなか脳にあらがう事は出来ません。強靭なメンタルの持ち主だったり、カルチャーショックな出来事でも起こらない限り、脳の思うがままに欲求をコントロールされてしまいます。
健康診断で「このままでは半年で死にますよ」と宣言されると、多くの人が一念発起して食生活なり生活習慣を変えられるものですが、逆に言えばそれぐらいの強いショックでもない限り、自らの意思だけでコントロールする事は難しいです。
理想を言えば、欲求を満たす為の行動を自分磨き(筋トレや運動)に向けてほしいのですが、これも異性にモテる気持ちがないと難しいです。
だからこそ、今回紹介した外部からの入力によって脳の感情を抑えるテクニックを取り入れてみてください。部屋中を青色にするのは大変ですが、テーブルクロスのような食卓周りに青色を取り入れるだけでも効果があるものですよ。
また現代人は加工された食品を取る事が多いので、かなり偽の食欲に惑わされてしまいます。求めている栄養素がそれほど含まれていない食品を取ってしまうと、いつまで経っても満足できないので、どんどん食べる量が増えてしまいます。
なるべくなら加工の度合いが低い自然に近い食材を選んでみてください。
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