モテる男の体型について女性に聞いてみたら意外な結果だった!

自分磨き

女性が好きな男性の体型

ある飲み会(合コンではない)に参加したところ、女性5人に対し男性が私を含めて3人でした。しかも男性の一人は早々に帰ってしまい、もう一人の男性も仕事の連絡があり、しばらく席を外してしまいました。

男性が私だけで5人の女性を相手にするシチュエーションは貴重なので、

「どんな体型の男性がタイプ?」

と質問してみると、私が思っていたのと違う回答が多くて驚きました。

ざっくりいうと「細マッチョ」が理想ということなのですが、その細マッチョのニュアンスが男性が思っているのと少し違うように感じました。

細マッチョ=引き締まった体型?

多くの女性が求めている細マッチョというのは、いわゆるスポーツ選手のような引き締まった体型とは限りません。あくまでも理想はそうなのかも知れませんが、そこまで完成された体型を男性に求めているようではありませんでした。

多くの女性は、いわゆる「男性らしさ」が感じられると魅力的にうつるようでした。

この「男性らしさ」を感じるポイントは、それぞれ女性によってポイントが違うようでしたが、共通していたのが「意外性」でした。

いかにも「全身鍛えているぜ!」といった感じの体型ではなく、何かの拍子で「あ、意外と大きな背中なんだな」と感じた時などに、「キュン」とくるのだそうです。

何かの拍子で腕まくりをした時に血管が浮き出ていたり、プライベートで仕事中とは違う恰好の時に筋肉質だったりと、女性の想像を超えた時に男性らしさを感じるということです。

普段のんびりしているタイプの男性が、急な用事が発生した時に階段を一段飛ばしながら走っていく姿に「キュン」としたという女性もいました。

誰から見ても男性らしい引き締まった体型が悪いというわけではありませんが、いかにも鍛えている体型の男性だとギャップを感じることがありません。女性の想像の範囲内なので印象が大きく変わるということにはなりません。

このことは立場を逆にして考えてみると理解しやすくなると思います。

理想的な女性の体型

男性が理想とする女性の体型というのは、いわゆる「ボン キュッ ボン」のような女性らしい体型だと思います。もちろん人それぞれ好みはわかれますが、平均すると「ボン キュッ ボン」だと思います。

ですが、実際に一目で「ボン キュッ ボン」とわかる露出の多い恰好の女性がいたとしても、必ずしも全ての男性が惹かれるとは限りません。むしろ引く方もいるのではないでしょうか。

キャバクラのような場所では喜ばれますが、取引先や友達の紹介でそのような体型を目立たせている恰好の女性が目の前に現れたら、私なら少し身構えてしまいます。売り込みされる立場なら普段以上に警戒します。

一方で女性らしさをそれほど感じていない女性に対して、何かの拍子で女性らしさを感じると「グッ」とくるのはイメージできるのではないでしょうか。

普段は女性として意識していない方でも、たまたまピタッとしたシャツを着ていて小ぶりな胸の形が感じられると、急に女性として意識することがあると思います。

仕事中は眼鏡をかけて髪をまとめている女性が、たまたまプライベートで会った時に髪をおろしてコンタクトにしていると、印象が大きく変わるものです。

このようなギャップがプラスに働くと、男性でも女性でも興味が増すのだと思います。

女性にとって理想的な男性の体型でなくても、何かの拍子で「意外と男らしいところもあるんだぁ」と思わせられると、ギャップが大きいだけに、一気に気になる存在に昇格します。

点数で例えてみると容姿のレベルが同じような男性がいた場合、ある女性にとっては、

細マッチョの男性A=80点

普通の体型の男性B=60点

といった印象だったとします。

ある時に重たい荷物を運ぶことになった場合、細マッチョの男性が軽々と荷物を運んでいると「さすがA君だね」といった感じの印象を受けます。想像していた通りなので80点のままです。

一方で普通の体型の男性が必死になって荷物を運んでいると、「へー、意外とB君も凄いんだね」といった感じの印象を受けます。想像していなかったので60点から70点へ繰り上がります。

そのままだと80点のA君の方が有利なようですが、女性にとっては想像を超えてきた(ギャップを感じた)B君に心を揺さぶられたので、気になる存在になるわけです。

初対面では細マッチョの男性A君の方が圧倒的に女性にモテるとは思いますが、すでに知り合っている女性を振り向かせるには、心を揺さぶる幅が大きいB君の方が有利に働くことがあります。

ギャップを利用しよう!

たとえばマッチングアプリのようなもので、ある男性のプロフィール欄に「趣味は筋トレ、毎日鍛えています!」とあった場合、マッチョ好きの女性が食いついてくるかも知れませんが、女性が期待するマッチョのレベルに達していないと、実際に会った時に期待外れになってしまいます。

一方で「最近お腹が出てきたので筋トレはじめました。」とあれば相手側はそれほど体型を期待しません。そして実際にあった時にお腹が引き締まっていると、相手側は大きなギャップを感じるものです。

女性のプロフィール欄に「似ている芸能人=○○(美人女優)」とあれば、多くの男性に興味をもってもらえますが、顔写真を見た瞬間に興味が薄れてしまいます。スタイル抜群のアイドルの名前があれば、そのようなスタイルを想像してしまうものです。

ギャップをプラスに働かせるには、ハードルを上げないことがポイントです

周囲の女性に「スポーツジムに通っている」と伝えてしまうとハードルが上がってしまいます。多少体型が引き締まってきても驚きません。それなりの体型まで仕上げる必要があります。

一方でハードルが低い男性は、ちょっとした荷物を持ってあげるだけで女性にギャップを感じさせることができます。「○○君、意外と男らしいところもあるんだなぁ」と思わせることが出来ます。

いかにも男らしい体型のマッチョが荷物を持ってあげるより、意外性が高くなります。

まとめ モテる男の体型とは

モテる男の体型を定義することは出来ません。平均すると細マッチョということになるのかも知れませんが、細マッチョでなくてもモテる男性はたくさんいるものです。

やはりポイントは「想像していなかった(意外な)男性らしさ」を感じさせることなのだと思います。

初対面の女性と会う合コンのような場であれば、男性らしい見た目の細マッチョはモテることにつながりますが、既に知り合っている女性を振り向かせるには、ギャップを感じさせることがポイントになります。

もちろん細マッチョになろうと筋トレを頑張ることが悪いわけではありません。ただそれを周囲の女性にアピールしない方がギャップを感じてもらいやすくなります。

いつも薄着で筋肉をアピールしている男性より、たまたまジャケットを脱いでシャツだけになった時に、盛り上がった筋肉が分かった方が女性側はギャップを感じるものです。

男性だって初対面の印象が80点と60点の女性がいた場合、ある時に60点の女性の意外性を感じて70点に繰り上がれば、そちらへアプローチしたくなるものです。

小ぶりな胸がシャツから浮き出る女性

80点の女性にはライバルの男性も多いですが、自分だけが知っている魅力(プラス10点)は大きなアドバンテージになるものです。

スポーツ選手のような細マッチョを目指すことが悪いわけではありませんが、現状よりも少しでも成長することができれば、その成長をピンポイントでさりげなくアピールすることで、ギャップを生み出せるかも知れません。

体重が80キロの男性が筋トレをしながら20キロ落として細マッチョになるのは大変ですが、たった5キロのダイエットだけでも既に80キロの時の印象がある周囲の女性にとっては、それなりのギャップを与えることができます。

初対面の女性には75キロだと太めの男性だと思われるかも知れませんが、周囲の女性の印象を変えるだけならギャップを利用できるので、5キロだけでも有利に働くかも知れません。

5キロ痩せれば洋服のサイズも変わります。体型に合わせた洋服を身に着けることで、さらに印象を変えることは可能です。

一気に理想的な細マッチョを目指してもゴールが遠いだけに挫折しやすいものですが、周囲の人の印象を変えるだけならちょっとした筋トレやダイエットや洋服選びでも変えられるので、頑張ってみる価値があるのではないでしょうか。

周囲の人から高く評価されていない方(モテない方)ほど、ハードルが低いということなので、それだけに伸びしろがあります。ちょっとした成長でもギャップを感じさせられるので、モテにつなげることができるかも知れません。

モテる男の体型というのは、初対面の女性に限っていえば多くの女性に好まれる細マッチョといえますが、既に知り合っている女性にモテる為ならギャップを利用できるので、ちょっとした変化でも効果があるかも知れません。

理想的な細マッチョになる前の段階からモテる可能性があります。意外とゴールは遠くないのかも知れないので、挑戦する価値はあると思います。

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