捨てられない洋服の扱い方！見落としがちな元を取る方法
捨てられない洋服の特徴
セールでお得だったからと、つい購入してしまった洋服というのは中々捨てられないものです。
ほとんど袖を通したことがない洋服を捨てるのは忍びないですし、「いつか必要な時がくるかもしれない」と思って取っておいてしまいます。
残念ながら、そのいつかはかなりの高確率で訪れないのですが、頭では分かっていても捨てられない洋服を抱えている人も多いと思います。
そこで今回は段階別に捨てられない洋服の扱い方を紹介します。
１ 転売
最近ではフリマアプリが普及したこともあり、洋服の個人転売が当たり前になってきました。
ある程度の名の知れたブランドの洋服であれば、状態にもよりますが、それなりの価格で手放すことが可能です。
また二束三文ではありますが、リサイクルショップを活用するのも良いかと思います。リサイクルショップの場合、「次いでにこれも捨てようかな」と一気に片付きやすいというメリットもあります。
フリマアプリだと売れるまで結構な期間が掛かってしまう事もあるので、意外と手放すまでに手間取ってしまうものです。
２ 譲る
「譲る」というのは、単純に知人に譲るという意味です。
ほとんど着ることもなく洋服を捨てるとなると、罪悪感やもったいないという気持ちが働きますが、誰かの役に立ったと思えれば精神的に楽になります。
不要な洋服を買ってしまったという罪悪感を薄められるので、わりとストレスなく手放す事ができます。
３ 資源回収
洋服を資源として回収するのは、地域によって様々なのですが、公共の施設で引き受けてくれることがあります。
工場などで油を拭き取る雑巾として、再利用されたりするようです。
普通に燃えるゴミとして洋服を捨てるよりは、何かしらの役に立てる方法です。
多くの自治体で燃えるゴミが有料になっていますので、かさばる洋服を捨てる方法としてはおすすめです。私の地域ではシーツやタオルなども引き取ってもらえます。詳しくはお住まいの地域のルールに従ってください。
もちろん自宅で雑巾代わりに使っても構いません。使い古したシャツの薄手の綿は、靴磨き用の布として最高です。大掃除などで油汚れを拭き取るのにも使えるので、適度な大きさにカットしておきましょう。
４ 着る
そして私が最もおすすめしたい方法が「着る」ということです。これは言葉の通り、捨てられない洋服を着ることです。
多くの捨てられない洋服というのは、何かしらの理由で着なくなることがほとんどです。太って着られなくなる場合は別ですが、着ようと思えば着られる洋服が多いはずです。
ちょっと背伸びして購入した洋服などは、中々着ていく機会がありませんが、そんな事は気にせずに自宅の中で着てしまえばいいわけです。
これは「お客様用のオシャレな食器」と似ています。たまにしか使用しないお客様用の食器を、普段から当り前に使うようなことです。
オシャレなデザインのコーヒーカップを日頃から使うことで、毎日のコーヒーの満足感が上がります。
自宅では楽な格好をしている人が多いと思いますが、そこで捨てられない洋服、特にお気に入りだけど着る機会のない洋服を着てしまう事で、生活が少し豊かになってくれます。
これが「着る」という選択肢です。
スーツや晴れ着でも構いません。実際に何度も着ることで、その洋服の特徴や選んだ理由がはっきりとしてきます。
- 座るとシワが多い
- 汗ジミが目立つ
- 伸縮性がない
などの特徴が分かっていくので、次に購入するときの判断基準になります。これが手放さずにあえて着る事のメリットです。
この基準が出来ずに新しい洋服を買っても、再び同じような選択ミスをしてしまうのですが、自宅の中だけでも着てみる事で様々な気づきが得られます。
すると次からはセールでお得だからと、どこかしら妥協して選ぶような事が少なくなっていきます。
お客様用のオシャレな食器も、実際に使ってみることで特徴がわかってくるものです。
- オシャレだけど持ちにくい
- 重ねて収納できない
- デザインが凝っていて洗いにくい
などの特徴がわかることで、次に購入する時の判断材料になるわけです。着る機会が少ない洋服でも、自宅の中だけでも実際に着てみることで、気がつく事がたくさんあるので、どんどん着てみてください。
冠婚葬祭のような特別な機会にしか着ない洋服だと、なかなか洋服の品質や良し悪しを見極めるようなことになりませんが、自宅でリラックスした状態だと、たくさんの気づきがあるものです。
これが最も洋服の購入代金の元を取る方法なのではないでしょうか。何かしらの理由で失敗してしまった洋服から何も学ぶことなく手放してしまうと、同じような洋服をまた購入してしまいます。
捨てられない洋服を、あえて自宅の中で着てみてください。動きにくさや汚れやすさなど、様々な気づきが得られるはずです。
ルームウエアのようなリラックスした着心地はないかも知れませんが、それだってルームウエアの凄さを知るきっかけとなってくれるので、ルームウエアを選ぶ時の基準ですらブラッシュアップしてくれるはずです。
まとめ 洋服の使命
洋服は飾っておく為のものではありません。人が着てこそ洋服の役割を全うしたことになります。
いつか着る機会がくるかもしれないと、洋服を捨てずにクローゼットの肥やしにしてしまうと、洋服の使命は果たされません。
それよりも素早く手放すことで、他の人の役に立つかも知れません。
最も悲しいのは長年クローゼットやタンスの肥やしにされ、色褪せ、虫に食われ、誰にも着られることなく捨てられていく洋服です。
しかもそのような洋服のせいで、普段から良く着る洋服の管理のしずらくなってしまいますし、雑菌の温床になって大切な洋服にまで悪影響が出てしまうかも知れません。
だからこそ、捨てられない洋服は積極的に手放すなり、自宅の中だけでも着て学びの場としてください。
お客様用のオシャレな食器も使ってしまった方が良いです。見得をはるためだけのデザインだったと気がつくことで、食器の本質と向き合うことができるようになります。
次からは重さや持ちやすさなどを踏まえた上で、お気に入りのデザインを選べるようになりますし、普段使いする食器を選ぶ際の基準の洗練されていきます。
洋服でも全く同じです。有名なブランドだからと、流行のデザインだからと、セールでお得だったからと、適当に選んでしまうと本質から遠ざかってしまいます。
欲しくなった洋服を着用していくシーンを想定し、手入れのしやすさやクローゼットのスペースのことも考慮してください。試着をするのはそれからでも遅くありません。
セール品というのは、この考慮する時間をすっ飛ばす効果があります。
- 今日限り！！
- 期間限定！！
- 数量限定！！
などのコピーに煽られてしまうと、着る機会のない洋服にまで手を出して後悔してしまいます。
もちろんセール品の洋服が悪いという意味ではありません。洋服の価格は季節によって随分と変動しますが、半額や8割引きになったからといって品質が変わるわけではないので、しっかりと自分に合うものであればお得な買い物になります。
あくまでも洋服屋さんの都合（流行）で価格が変動しているだけです。
https://xn--28ji0do8519fmtc.com/price-8725あくまでも自分の基準で洋服を選んでください。この基準が身についていれば、セール品でも全く問題はありません。
捨てられない洋服が多い人ほど、このようなお店の都合に左右されていることが多いです。要するに必要のない洋服を買わされている可能性が高いです。
洋服の本質を見極める為にも、捨てられない洋服の袖を通してみてください。リラックスしている自宅という空間だからこそ、多くの気づきが得られるものですよ。
意外と見落とされがちな方法なので、このあえて着るという方法も試してみてほしいと思います。
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