白すぎる歯にはご用心!過ぎたるは猶及ばざるが如し
歯の白さは若さの象徴?
久しぶりに再会した知り合いの歯が、見事に白く輝いていました。
その方は定年前の男性なのですが、私はあまりにも見事に輝く白い歯に違和感を覚えました。
私の第一印象としては、「その年でもう総入れ歯なのかな?」でした。
それとなく話を聞いてみると、歯のホワイトニングをしたとのこと。
決して黄ばんだ歯や黒ずんでいる歯が良いとは言いませんが、あまりにも白すぎる歯にも問題があると感じます。
当サイトでは以前に白髪のバランスについて紹介したことがあるのですが、
歯のホワイトニングにもリスクがあるように感じます。
髪や肌が瑞々しい若者であれば白く輝く歯も魅力的かも知れませんが、それなりの年齢の方の歯が白すぎると、若作りのファッションのような違和感が漂ってしまいます。
「芸能人は歯が命」と言いますが、最近は中年の芸能人でも白すぎる歯で不自然極まりない方がいるものです。
バランスを意識しよう
髪型でもファッションでもそうなのですが、どこかしらが極端に目立ってしまうとバランスが取れません。
金ぴかに輝く腕時計が似合うファッションなどそう多くありませんし、そのような腕時計が適している場も多くありません。
目立つアイテムというのは、意外なほど使いどころがないものです。
高価なスポーツカーもサーキットや高速道路であればカッコいいかも知れませんが、街中をゆっくりと走るとなると車高が低くて視界も悪いので扱いにくいものです。
同じぐらい高価な車でもセダンのスポーツモデルぐらいであれば、段差で擦ることもありませんし、街中を走っていても快適に運転できるものです。
以前に年相応のファッションについて紹介したことがあるのですが、
同じようにバランスが取れないほどの白すぎる歯にはリスクがあります。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という諺があるように、何事にもバランスが大切です。
一点豪華主義のファッションだと成金のような残念な印象になってしまいます。
黄ばんだ歯を何とかしたいのであれば、歯が黄ばむ原因と向き合う方がバランスが取れます。
歯だけ無理やり白くしても歯茎の色がくすんでいたり肌が衰えているとバランスが取れませんが、歯が黄ばむ原因であるタバコやコーヒーを控えるのであれば、歯茎の色や肌も改善する可能性があります。
他にも健康的な食生活や運動を取り入れることで全身から若返りますし、姿勢や髪質なども改善されるかも知れません。
そもそも唾液には歯を再石灰化する成分が含まています。口呼吸を改善したり、いびき防止対策をして健康な身体になれば、巡り巡って唾液の質も改善されて歯も年相応の白さに戻るかも知れません。
しばしば補正下着で若々しいスタイルの年配女性を見かけるものですが、スタイルだけ無理やり若くしても顔の皺や皮膚のたるみから不自然さが漂っているものです。
年配の男性が髪を黒々と染めていると、かつらのように浮いてみえることもあります。
コンプレックスを解消するための努力することは素晴らしいですが、何事もやりすぎには気をつけてほしいと思います。
まとめ 年相応の魅力を引き出そう!
芸能人でも長く活躍している方というのは、年相応の魅力を上手に引き出しているものです。
いつまでも若々しいファッションをしているわけではありません。
松田聖子さんは「聖子ちゃんカット」をしていませんし、森高千里さんもミニスカートを履いていません。
その時々の年代に合わせた最適なファッションや髪型を取り入れています。
若かりし頃のファッションや髪型を引きずってしまうと、若々しい印象にならずに若作りになってしまいます。
特に男性は髪型やファッションを変える方が少ないので、多くの中年男性が中途半端な若作り状態になってしまっています。
実年齢よりも明らかに白髪が増えてしまっているのであれば、適度に染める分には良いと思いますが、真っ黒にしてしまうと肌質とのバランスが取れなくなってしまいます。
髪も肌も瑞々しい20代であればダメージジーンズでも清潔感があるものですが、ある程度の年齢になると不潔な印象になってしまうかも知れません。
同年代の人と比べて若々しい人というのは、きちんと年代に合わせて髪型やファッションをアップデートしている方です。
年相応の髪型やファッションだからこそ、本当の魅力が引き出されます。
好きなファッションブランドの洋服を着ることが悪いとは言いませんが、若者をターゲットにしているブランドの洋服を中年男性が着てしまうと、残念な若作りにうつってしまうので気をつけてください。
どんなに高価な洋服でも有名ブランドでも、合わないものは合いません。
どうしても大好きで着たいのであれば、自宅で着ればいいだけです。
わざわざ人前で自分の魅力を下げるような髪型やファッションは取り入れるべきではありません。
歯を白くすることも悪いわけではありませんが、そこだけを改善してもバランスが取れないので、全身のバランスをとるように心がけてほしいと思います。
手っ取り早く歯を真っ白にホワイトニングしても、唇や歯茎の色がくすんでいるとバランスが取れないものです。
足の冷え性で悩んでいる方が、足湯をしても冷え性が改善するわけではありません。一時的に痛みや辛さが緩和されるかも知れませんが、足の指先まで血液を届けられるように、全身の筋肉に刺激を与えることの方が冷え性改善には効果的なようなことです。
足湯をすることが悪いわけではありませんが、それだけで解決する問題ではありません。
わざわざお金をかけて歪んだ魅力を醸し出すのではなく、本当の魅力を引き出せるようになってほしいと思います。
しっかりと自分の身体と向き合い、年相応の魅力を存分に引き出しましょう!
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