睡眠時の口呼吸を治すテープは危険!?試してみた

自分磨き

口呼吸改善の重要性

当ブログでは以前に口呼吸の改善の重要性について紹介したことがあるのですが、

日頃から口呼吸でいると単純に見た目の印象が悪くなるだけでなく、様々な弊害があるものです。

おかげさまで私は口呼吸のデメリットを理解した事で、日中の口呼吸は改善することが出来たのですが、睡眠時の口呼吸は治っていませんでした。

私はどうしてもベッドで横になると無意識に口呼吸になってしまい、毎朝のどが乾燥して痛む生活を何十年も続けていました。

睡眠時の口呼吸の改善は難しいとあきらめていたのですが、たまたま見かけたテレビで睡眠時の口呼吸を改善させる為に、唇の両端にセロハンテープを貼る方法が紹介されていました。

睡眠中の呼吸は無意識なだけに、テープで強引に閉じてしまえば自然と鼻呼吸になるのだそうです。

理屈は分かりますが、セロテープなど貼って大丈夫なのかと不安になり、詳しく調べてみると、睡眠時の口呼吸を治すためのいびき防止テープなるものがある事を知りました。

セロハンテープの他にも絆創膏を貼る方法も見つかり、肌に負担を掛けないとは思うのですが、唇に触れるとイヤな味がしそうだったので、思い切っていびき防止テープを購入して試してみる事にしました。

口呼吸を改善するテープ

口を閉じておく為だけのテープなら、セロハンテープやガムテープでも代用できそうなものですが、やはり無意識の睡眠時のことを考えると危険性がないとは思えないので、専用のいびき防止テープの方が安全性が高いように思えます。

いびき防止テープの素材はマスキングテープに近い感じで、粘着力が強すぎないので安心感がありました。強引に口を開こうと思えば開ける程度の粘着力です。

またこのテープの中心部には粘着力がない事もあり、皮が薄い唇の事も考えられているようでした。剥がすときにも痛みが出るような事もなく、荒れる事もありませんでした。この辺は流石専用のテープといったところでしょうか。

ただ私はいきなり睡眠時に試すのが怖かったので、日中にいびき防止テープを張って、しばらく生活をしてみると、まったく問題なく生活が出来ました。

横になってテレビを見ても苦しくなることはなく、飲み物を飲もうとしたときにテープを貼っていた事に気がついたほどです。

そしておそるおそる、いびき防止テープを張ったままの睡眠を試してみることにしました。

試してみた結果は・・・

試してみた結果・・・初日は失敗でした。

朝、目が覚めるとテープがどこかに消えてしまっていました。

改めて注意書きをよく読むと、口の周りを清潔にする必要があるとのことだったので、次の日はテープを張る前にウェットシートで口周りを綺麗にしてから張りました。

 

 

すると・・・

 

 

成功しました!

 

 

目が覚めてもテープが剥がれておらず、のどの痛みも全くありませんでした。これは本当に嬉しかったです。

さらに朝の口臭も抑えられていました。鼻呼吸で口の中が乾燥していないので、当然と言えば当然なのかもしれません。

私は鼻炎持ちというわけではないのですが、毎朝鼻水が出るのが日課でした。おそらく睡眠時に口呼吸になることで鼻がつまり、目が覚めて鼻呼吸に戻る際に鼻つまりを解消する為に鼻水が出ていたのだと思います。

それもほとんどなくなりました。これも長年のことだったので本当に嬉しかったです。毎朝のティッシュの使用量があきらかに減りましたから(笑)。

結果的に睡眠時の口呼吸防止テープは大成功だったと感じています。

睡眠時の口呼吸はいびきの原因になるような事だけでなく、睡眠の質を大きく下げてしまいますし、口の中が乾燥して口内環境も悪化してしまいます。

唾液には歯を再石灰化させる成分も含まれているので、虫歯予防といったものにも役立ちます。

当ブログでは主にファッションに関する情報を紹介していますが、どんなにカッコよく洋服を着こなしても、健康状態が悪いと魅力は半減してしまうので、私と同じように日中の口呼吸はもちろん事、睡眠時の口呼吸に悩んでいる人は参考にしてみてください。

睡眠中に口にテープを貼るのに抵抗がある人も多いかも知れませんが、私のように日中に張って慣らしていくのも良いかと思います。

リスクの分散

睡眠時の口を強引に閉じてしまう事で鼻呼吸になる仕組みというのは、頭で理解できても恐怖感が伴うのではないでしょうか。

私自身もいびき防止テープのリスクについて色々調べてみましたし、初めて睡眠時に試す時は本当にドキドキしました。

ただ現在では試してみて本当に良かったと思っています。毎朝苦しんでいたのどの痛みが無くなっただけでなく、口臭も随分と改善されたように感じています。

試してみるだけなら、セロハンテープや絆創膏で代用するのも良いのかも知れませんが、恐怖感がある人ほど専用品の方が安心感があると思うので、個人的にはお勧めです。

それほど強力な粘着力があるわけでもないですし、それこそ日中に張って感覚を確かめてみるのも良いかと思います。

鼻炎持ちの人や鼻詰まりが多い人にとってはリスクになるかも知れないので、誰にでも勧められる商品ではないのかも知れませんが、本気で口呼吸を改善したい人は、日中だけでも鼻呼吸に少しずつ慣らしていく意味でも相性が良いのではないでしょうか。

たかがテープに1000円ぐらい掛けるのがもったいないのであれば、粘着力が弱いマスキングテープのようなもので試してみるのも良いかも知れません。

ただ睡眠時に限っていえば、やはり専用品の方が安心感があると思います。餅は餅屋という言葉があるように、特に健康に関する物は適当な物で代用しない方が良いかと思います。

まとめ 睡眠の質の向上

私は睡眠時の口呼吸を防止するテープのおかげで、見事に睡眠の質が向上してくれました。たまに付け忘れてしまうと見事にのどが痛くなってしまうので、かなり役立っている事を実感しています。

どうしても無意識の睡眠時の事となると、リスクが0だとは言えないので、あくまでも自己責任の事ではありますが、本気で口呼吸を改善したい人は日中からだけでも試してみる価値があるのではないでしょうか。

睡眠の質が改善されるいびき防止テープは、下手なサプリメントや栄養ドリンクよりも、ずっと健康に効果があると思います。

口呼吸というのは単純に健康に悪いだけではなく、見た目の印象も悪くなってしまいます。ぼーと口を開けている姿というのは、やはりみっともないものです。

学生時代の話ですが、同級生にスポーツ万能のイケメンがいたのですが、なぜか女子人気が低く、その理由を仲の良かった女子に聞いてみると、

「だっていつも口あけてバカみたいじゃん」

と言っていたことが印象に残っています。その日を境に私自身も口呼吸を気にするようになったのですが、なかなかそれだけでは改善しませんでした。

それこそファッションに興味をもつようになり、健康面といった要素も大事なのだという事を理解できたからこそ、改めて口呼吸の改善とも真剣に向き合う事ができたのですが、睡眠時の口呼吸に限っていうと努力だけではどうしようもありませんでした。

だからこそ、専用の口呼吸防止テープに頼って正解だったと感じています。

ちなみに私が購入したテープはこちらです。

他のテープを試した事がないので、これがベストだとも言えないのですが、通気性の説明やパッチテストも示されており、レビューも参考に選びました。

レビューの中には外れやすいといった低評価もあるのですが、逆にその方が初めて試す私にとっては良かったと感じています。

他にも似たような物がたくさん売られているので、お金に余裕がある人であれば、より高性能っぽいものを選ぶなり、医学的な見地から開発されたものを選んだ方がより安心かも知れません。

他のグッズは試していないので何とも言えませんが、私が購入したテープは粘着力が本当に弱く、呼吸が苦しくなれば少し力を入れるだけで口を開くことができるのも安心材料になりました。

これは撮影用にわかりやすく粘着面にインスタントコーヒーの粉を振りかけてみたのですが、このように真ん中辺りには粘着力がないので、ガッチリと口を固定する構造にはなっていません。

個人的にはこの辺の安心感も、ありがたかったなと感じています。

普通のテープや絆創膏だと、流石にここまで考えられてはいないので、やはり専用品の方が危険性は少ないのではないでしょうか。

私と同じように口呼吸防止テープの使用に不安がある人は、まずは日中に試してみてください。

鼻呼吸で過ごす時間が長くなればなるほど、鼻の通りもよくなって自然な呼吸ができるようになると思います。意外なところでは鼻毛や鼻くその処理といった事も関係しているかも知れません。

誰もが赤ちゃんの頃は鼻呼吸をしているのだそうです。そのほうが人間としても自然なのではないでしょうか。

もちろん相性の問題もあるので、誰もが口呼吸防止テープで成功するとは限りませんし、逆にセロテープで代用しても問題ないのかも知れませんが、口呼吸防止テープに不安がある人の参考になれば嬉しいです。

追記 テープが剥がれやすい状況

いびき防止テープが剥がれてしまわぬように、口周りを清潔にすると紹介しましたが、男性は連休などで髭を剃るのをさぼってしまうと、すぐに剥がれてしまうので気をつけてください。女性でもリップクリームなどが残っていると剥がれやすくなるかも知れません。

髭が伸びるペースは人それぞれ違いますが、睡眠中でも髭は伸びていくものなので、髭が濃い人や伸びるペースが早い男性だと、粘着力が弱いテープだと相性が悪いかも知れません。

あと私の身体に限っていうと、右向きで寝る時は鼻呼吸が楽なのですが、左向きになると口呼吸になりやすい傾向がありました。

寝ている最中に寝返りをうつのは仕方がありませんが、寝入りの姿勢だけでも鼻呼吸と相性が良い向きがあるかも知れないので意識してみてください。

私は一度眠ってしまえば、苦手な方の向きになっても大丈夫なのですが、その向きで寝ようとすると、どことなく違和感があって眠れません。これはあくまでも私のケースなので誰にでも当てはまるとは限りませんが、寝入りのしやすい姿勢と口呼吸が関係しているかも知れないので、自分の身体の状態を観察しながら試してみてください。

鼻呼吸が楽な方の向きが分かれば、日中のソファーの上の短時間の昼寝ぐらいから試してみるのも良いかも知れません。

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