男なのにくびれが出来て驚いた!簡単な方法を紹介します

自分磨き

くびれを作る筋トレ

一般的にくびれを作る為のトレーニングというのは、腹斜筋と呼ばれる腹筋のサイドを鍛えると効果的だと言われています。

普通の腹筋の動作にひねりを加えたり、サイドプランクと呼ばれる横向きで行う腹筋トレーニングを行うと、くびれが出来やすいと言われています。この辺の情報についてはネットで探せばいくらでも見つかるものです。分かりやすい動画があったので紹介しておきます。

これらのくびれを作るトレーニングが悪いわけではないのですが、私はたまたまある武術の本で紹介されていたトレーニング(ストレッチ?)を見よう見まねで行っていると、自分でもびっくりするぐらいくびれが出てきてしまいました。

そもそもくびれを作る為に行っておらず、全く期待していないポイントだったこともあり、自分でも驚いてしまいました。運動部だった学生時代の頃のような引き締まったお腹周りです。

そもそも男にくびれが必要かどうかという問題もありますが、普通の腹筋を頑張っているのにお腹が凹まないという男性は、試してみる価値があると思います。

とても簡単なので今回はその方法を紹介します。洋服をカッコよく着こなす為にもお腹周りをシェイプアップさせましょう。

男のくびれを簡単に作る方法

くびれを簡単に作る方法というのは、腰の横から背中にかけての筋肉をストレッチする動作です。

ハードな筋トレで鍛えるというよりも、普段あまり使われないお腹のサイドから背筋のかけての腹斜筋を、たまたま大きく動かす動作をしていると、くびれが出来てきました。

ポイントさえつかめば座りながらでも行えるのですが、初めは立った状態で行った方が分かりやすいかと思います。

まずは肩幅よりも少し広く足を広げ、軽く腰を落として下半身を安定させます。しっかりと骨盤が起き上がっているのがポイントです。

そして軽く手を握り、手のひらが上向きになるようにして腰骨に両手を添えます。いわゆる空手の構えのような状態です。ボクシングの構えのように斜めにならないようにしてください。

この状態のまま背中側に飛び出た肘を背骨の方に引き寄せます。手が腰から離れないように意識してください。これだけで肩甲骨がグッと背中側に寄せられて、普段あまり刺激されない筋肉をストレッチする感覚が分かるはずです。

ここまでなら一般的なストレッチとそれほど効果は変わらないのですが、ウォーミングアップもかねて何度か気持ちの良い範囲で繰り返してください。

次は片手を前に突き出します。空手の正拳突きのような恰好です。力を入れる必要はなく、軽く突きをしている状態にします。この時に反対側の手は腰に触れたままです。

ここからが簡単にくびれを作るトレーニングになるのですが、初めて行う場合は極端には追い込まないでください。普段使われていない筋肉を刺激することになるので、想像以上に効いて筋肉がつってしまうかも知れません。

腰をひねらないように気をつけながら、ゆっくりと突きをしている側の手を前に押し出していき、腰に触れている側の手の肘を背骨の方に引き寄せていきます

これは空手の型をやるような動作なのですが、素早く突きを出すような事ではなく、ゆっくりと遠くにこぶしを伸ばしながら、反対側のこぶしが腰から離れないように肘を背骨の方に引き寄せます。

この時に首が前に出たり姿勢が崩れないように気をつけてください。背骨がピンと伸びた状態で肩だけをひねるようなイメージです。腰はひねらないでください。

以上です。

ものすごく簡単な動作ですが、実際に試してみると想像以上に腰の裏側の筋肉が伸びるのを感じることが出来ると思います。本当に調子にのってやり過ぎると背中の筋肉がつってしまうので気をつけてください。

私はこのトレーニングをするようになって2週間ぐらい経ちますが、やる度に腰の裏から背中にかけての筋肉が熱くなるのを感じられています。

腰裏や背中の筋肉のストレッチとして効果があると感じていたのですが、まさかのくびれが出きてしまうという驚きの効果がありました。くびれに気づいたのは1週間ぐらいでした。

既にガチガチに鍛えている人だと、そもそもくびれが出来る余地がないので、見た目にわかるほどの効果はないかも知れませんが、ある程度身体が絞れている男性であれば、腰のサイドの筋肉がグッと引き締まって1週間ぐらいでくびれが出てくる可能性があると思います。

お腹の前や背中の上の方を鍛えるトレーニングはたくさんありますが、腰の裏の筋肉をここまでピンポイントで刺激(伸ばす)できる方法というのは、そう多くありません。

それこそひねるような動作で一時的に刺激を与えることは出来ますが、そこを限界まで伸ばすことが出来るのが、今回紹介したゆっくりと拳を突き出す動作です。

騙されたと思って試してみてください。普段からそれなりに鍛えている男性でも、想像以上に伸びる感覚が得られると思います。運動不足の人はやり過ぎに気をつけてください。

2週間経った現在でも、やればやるほど伸びていく感覚があるので、この記事を書く前にもつってしまいました(苦笑)。

まとめ 武術の奥深さ

当ブログでは以前にも古武術のテクニックを応用したトレーニング方法を紹介したことがあるのですが、

古武術のトレーニングは近代スポーツの筋トレのように、効率良く筋肉を大きく強くする為に行うものではなく、筋肉を思い通りにコントロールする為に、しなやかな筋肉を取り戻す目的が多い傾向があります

ボディービルダーのように鍛えることが悪いわけでもありませんが、しなやかな筋肉を取り戻す為のトレーニングというのは、身体が若い頃のように不安なく動かせるような事なので、おそらくボディーラインも若々しくなってくれるのではないでしょうか。

これはヨガなどで考えると分かりやすいのですが、筋肉が大きく発達しにくい女性でも、ヨガのようなストレッチの効果で若々しいボディラインを保っている年配の女性がいるような事です。

洋服をスマートに着こなす為にも、中年太りやだらしのないボディーラインでは難しくなるので、今回紹介したくびれが出来るトレーニングをぜひ試してみてほしいと思います。

おそらく脂肪が多い女性よりも男性の方が、くびれが簡単にできるので試す価値があると思います。

調子にのって筋肉がつってしまうほどやる必要はありませんが、日常の動作や一般的な筋トレやストレッチでは、なかなかない刺激が与えられるので、それなりに鍛えているという男性でも試してみてください。

ちなみにこの方法が紹介されていた本はこちらです。

筋トレやストレッチの本ではありませんが、格闘技に興味がある男性なら物凄く面白く読み進めることが出来ると思います。

ちなみに私がくびれが出てきて驚いたトレーニングは、パンチ力をアップさせる方法として紹介されていました。背中の筋肉を上手く使えるようになることで、威力が劇的にアップする仕組みが解説されています。

パンチ力というとパワーがものをいうように感じる人も多いかも知れませんが、これは野球のピッチングで考えると分かりやすいかも知れません。

剛速球を投げられるピッチャーだからといって、誰もがマッチョではないように、全身の筋肉の力を指先に上手く伝える技術がポイントです。

むしろバーベルなどを持ち上げて特定の筋肉ばかりが発達してしまうと、スムーズなピッチングフォームからかけ離れてスピードが落ちてしまうものです。

よく小手先のテクニックという言葉がありますが、手や腕の筋肉だけで行おうとしてしまうと、限界が低いので上手くいきませんが、腕から肩、さらに背中の筋肉まで使うことが出来ると大きな力を発揮できます。

実はこれで分かりやすいのはスプーン曲げです。指の筋肉だけで曲げようとしても曲がるものではありませんが、誰だって両手でぐいっと曲げれば簡単に曲がります。

手品のようなスプーン曲げも、背中の筋肉から引き寄せて行うと誰でも簡単に出来るようになります。私も背中から手前に引くようにやってみると、本当に指先に力を入れずとも簡単にふにゃっと曲がってしまいました。

プロはスプーンに相手の視線を集中させる巧みな話術で、その事を悟られないようにしているわけです。

茶道などでお茶を差し出す動作ひとつとっても、小手先の動きだけだと相手は雑に出されたように感じてしまうものですが、達人が差し出すと全身の動きから丁寧さが伝わってくるので、相手側も気持ちよく感じられるものです。

料理を運んでくるウェイターでも、バイト初日で緊張しているとぎこちない動作になってしまうように、まさに身体が緊張していると上手く筋肉を使えなくなってしまいます。

このような事に気がつくようになると、ファッションの方向性も変わるかも知れません。大事な商談に相手がヨレヨレのスーツや寝ぐせ頭でこられると、本気度を疑ってしまうものですが、清潔感のある恰好でハキハキと爽やかな印象があると、こちら側も真剣に向き合おうという気持ちになるのではないでしょうか。

書類を差し出す動作ひとつとっても、全身から大切にしている事が伝えられるようになるかも知れません。名刺交換をした後に雑に扱われて良い気分がする人がいないように、ちょっとした動作や仕草で相手側の気持ちは揺らぐものです。

この感覚が研ぎ澄まされていくと、相手のタイプに合わせてファッションを変えるような調節も出来るようになるかも知れません。若いベンチャー企業が相手なら流行を抑えたファッションや髪型のセットが有効かも知れませんし、保守的な企業が相手なら落ち着いた色のネクタイや髪型という選択肢になるようなことです。腕時計や革靴の選択も変わるかも知れません。

数字上では有利な取引だとしても、どうも信用ならないと感じて避けたような経験が誰にでもあると思いますが、これらは無意識に違和感を感じ取っているからです。

主婦を相手にお買い得商品を売り歩いている営業マンの腕に、高級腕時計が光り輝いていると怪しさが増すようなことです。逆に高額な投資や商品を扱う営業マンが、おもちゃのような腕時計や偽物っぽいものを身につけていると警戒してしまいます。

くびれの話から遠ざかってしまいましたが、普段あまり使われない腰の横から背中にかけての筋肉を刺激できると、あらゆる場面で活きる可能性があるという事です。

男性の身体にくびれが出来たとしても、それが直接活きるような事は海やプールぐらいでしかないかも知れませんが、間接的には様々な場面で役立つ可能性があります

一流の役者は後ろ姿からでも若者や老人を演じ分ける事ができるように、若い人のようなくびれがある身体になると、普段の何気ない行動でも若々しい印象につながるのではないでしょうか。

一般的な筋トレでくびれを作るのも良いですが、ちょっとした身体の使い方の違いだけで普段あまり使われない筋肉を刺激できるようになると、筋肉がしなやかになってボディラインが若返るだけでなく、内臓から健康を取り戻す事につながると思います。

おそらく色気のある男性というのは、このような身体の使い方や所作などから醸し出されるオーラを相手側が無意識に感じ取るからです。

男性の身体にくびれが出来たからといって、直接モテるとは言いませんが、姿勢が良くなると洋服も似合いやすくなりますし、内臓の機能も活性化して肌の血行や髪質だって良くなるかも知れません。

活力が漲っていた若い頃の身体を取り戻したい男性は、くびれのあるボディラインを目指してみるのも良いのではないでしょうか。

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