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革靴が雨で濡れた時の手入れ方法!カバーで濡らさないという手段も!

ゲリラ豪雨の恐怖

天気予報では晴れだったのに、突然のゲリラ豪雨に見舞われることがあるものです。そんな時に大事な革靴が、雨に濡れてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

雨でぬれたアスファルト

雨の程度にもよるのですが、革靴の内側にまで雨が侵入してきた場合、革靴の手入れが必要になってきます。

この手入れを怠ると、革靴の形が崩れ、雨染みが出来てしまい、最悪の場合はカビまで発生させてしまいます。

そこで今回は革靴が雨に濡れた時のお手入れ方法について紹介します。またいざという時の対処方法も紹介します。

雨に濡れた革靴の手入れ方法

革靴が雨に浸ってしまった場合は、まずは革靴の水分を全て拭き取ります。紐靴であれば紐を外し、中敷きも外し、靴の内部の奥まで水分を残さずに拭き取ってください。

軽く雨に浸った程度であれば、これだけでOKです。

それなりに革が水分を吸い込んでしまった場合は、革靴の中に新聞紙を入れて水分を吸い取るのがおすすめです。最初の新聞紙は直ぐにビチョビチョになるので、2~3分で取り換えてください。次の新聞紙からは、もう少し時間をかけて水分を吸い込ませてからでOKです。

これを何度か繰り返してください。放置してしまうと新聞紙のインクが革靴の内側にうつってしまうことがあります。

英字新聞

ここがポイントです。めんどくさがらずに水分がつかなくなるまで繰り返してください。後が楽になります。

新聞紙に水分がほとんど付かなれば、後は新聞紙を取り外して陰干しで乾燥させます。ただし、この時にシューキーパーは入れないでください。特に押し付ける力の強いバネ式は危険です。

バネ式シューキーパー

水分を吸って革が柔らかくなっているので、必要以上に伸びてしまう可能性があります。またシューキーパーを入れてしまうと、触れている面の乾燥が遅れてしまいます。

参考シューキーパーのおすすめは?

木製のシューキーパーの場合は水分を吸い取ってくれますが、それは僅かなものなので、雨に浸ってしまった革靴を乾燥させるときは、あえて一晩ぐらいシューキーパーをしないほうが良いかと思います。

ちなみに革靴の靴底も革の場合は、靴底が浮くように壁に立てかけると乾燥しやすくなります。

あるところで雨に濡れた革靴を、ドライヤーの熱風で乾かすという方法が紹介されていたのですが、これはかなり危険なので止めてください。熱で革が縮んでしまいます!

もし素早く乾燥させる必要があるのであれば、ある程度距離をとって扇風機の風を当てるのであれば問題はないと思います。その場合は「強」ではなく「弱」で十分です。

扇風機

強風で無理やり乾かすのではなく、湿った空気を入れ替えることが目的なので「弱」で十分効果が期待出来ます。そのほうが自然な仕上がりになります。これは洗濯物を早く乾かすテクニックと同様です。

参考洗濯物を早く乾かす方法

また雨が止んでいれば、日の当たらない屋外で自然な風に当ててもOKです。

靴の中敷きも洗えるタイプであれば水洗いしてしまいましょう。中敷きには汗が染みこんでいるので結構汚れているものです。

汚れた中敷き

靴紐は軽くゆすぐ程度にしてください。力を入れると先端の硬い所(シューレースパイプ、アグレットとも言います)が崩れてしまいます。

そして靴紐も中敷きも十分に水分を拭き取り、軽く振って水分を飛ばしてから吊るして干してください。

また安い靴紐は水分を含んだ状態で擦れると毛羽立ってしまいます。靴紐の毛羽立ちは元に戻ることはありません。あまり高いモノではないので交換してしまうのがおすすめです。

良質な靴紐は蠟引きで耐久性もありますし、見た目にも高級感があります。また安い革靴は靴紐の品質も低いので、靴紐を高級な物に変えるだけで風格があがる可能性があります。高級と言っても靴紐なので、それほど高くないので安心してください。

カジュアルな革靴であれば、茶靴にあえて黒の靴紐を合わせるというオシャレも出来ますよ。

革靴のローテーション

雨が染みこんでしまった革靴は、基本的には次の日には履かないでください

革靴が一足しかない場合は仕方がないですが、続けて履くと革靴の寿命はかなり短くなります。

完全に革の中まで乾燥させるには、はっきりいって一晩では全然足りません。見た目では乾いていても革の内部は柔らかくなっているので、型崩れしやすい状態になっています。

一晩以上置いて、しっかりと乾燥させたあとは、靴クリームを落とし、油分を足し、靴クリームで保護し、シューキーパーを入れ、さらに一晩置いてください。

参考靴磨きは100円ショップで十分!?

ここまでやるのは大変ですが、革靴の寿命に大きくかかわるので頑張ってください。

このような靴磨きが出来ない方でも、とにかく最初の新聞紙の交換だけは頑張ってください。雨に浸ってしまった革靴の水分は放置すると、型崩れするだけでなく悪臭を発生させてしまいます。

革靴を濡らさないカバー

突然の雨に見舞われた場合の対処法として、少し変わった防止方法を紹介しておきます。

一番手っ取り早いのは、革靴を雨で濡らさないことです。

水たまりがそこら辺に出来てしまうような大雨の場合、究極の奥の手があります。

人の目を気にしないという覚悟が必要ですが、台風のような大雨の場合、誰も他人の靴なんか見ていないので開き直ることができます。

その方法は革靴にカバーをかけてしまう方法です。

この商品はコンパクトなので鞄に入れておいても邪魔になりません。

この商品の存在を知らなかった頃、一度スーパーのレジ袋で代用したことがあるのですが、上手く袋を結べていなかったせいか、雨の中で途中で外れてしまい、結局片方の革靴だけびしょ濡れになってしまいました。

やはり専用品だと形も考えられていて、しかもゴムで固定してくれるので、この商品を見つけた時は即買いしてしまいました。

いざ購入して備えると、なかなか出番が訪れないものですが(苦笑)。

革靴の簡単な雨対策として、防水スプレーという方法もありますが、あくまでも軽い雨にしか効力が発揮しないので過度な期待はしないでください。

どうしてもレジ袋で対処しなければならない場合は、二枚ぐらい重ねて輪ゴムなどで固定してみてください。完璧とは言えませんが、何とかなる可能性があります。

さらに最終奥義として、あえて靴を履かないという選択肢もなくはありません。近距離であれば靴下だけでもなんとかなるものです。

まとめ 雨は突然に・・・

革靴に限らず、革製品は水に弱いイメージがあると思います。

確かに雨に濡れたまま放置してしまうと、カビが発生して悪臭が漂ってしまいます。

ですが、多くの場合はきちんとケアをすれば問題ありません。革専用の石鹸なども売られているぐらいです。

雨染みが残ってしまった革靴であれば、あえて完全に水に浸し、このような革製品専用の石鹸で洗うと染みが落ちると言われています。もちろんその後は、しっかりと乾燥させる必要がありますが。

雨に濡れて革が柔らかくなっている状態のまま、革靴を履いてしまうと一気に傷んでしまうので気をつけてほしいと思います。

これはスニーカーにも当てはまることです。濡れたまま放置するとカビが発生して型崩れの原因にもなります。

参考スニーカーを長持ちさせる方法

ちなみに日本を代表するスニーカーのオニツカタイガーの制作過程が、あるテレビ番組で紹介されていたのですが、何と仕上げに水洗いをしていました。

そうすることで革や生地が馴染んで履き心地が向上するのだそうです。一般的なスニーカーでは、このようなことはしないそうです。

一般的な靴も持ち主の汗を吸っては乾燥を繰り返しながら、革や生地が伸び縮みして足に馴染んでいきます。

革靴やスニーカーも、きちんと手入れをしながら大切に履くことで、寿命を飛躍的に延ばすことができます。多くの方の靴の寿命は、靴底がすり減ったからではなく、適当に押し込みながら履いて、見た目が傷んでしまうからです。

踵を踏みつけたり、靴紐を緩めて履いていたり、靴同士を擦りあわせながら脱いだりすることで、靴はどんどん傷んでいきます。

「足元を見る」という言葉があるように、靴からでも人間性を判断する情報が溢れています。

参考足元からわかる情報量をなめてはいけない

雨に濡れた革靴の手入れを怠ると、革がヨレて型崩れして悪臭を発生させてしまいます。そして革の寿命を大きく縮めてしまいます。

安い革靴だからと適当に扱う方もいますが、安い革靴でもきちんと手入れをして扱える方は、人間性も素晴らしいのではないでしょうか。

自分より立場が弱い方にも愛情を注ぐことが出来る素晴らしい人なのだと、私は判断します。

逆にどんなに高級な靴でも適当に扱っている方は、立場の弱い方に対して厳しいタイプが多いと感じます。この辺の判断は人それぞれだとは思いますが。

きちんと革靴の手入れをしながら、きちんと履いてあげてください。突然の雨にも対処できるように準備しておいてほしいと思います。

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