Tシャツの脱ぎ方の違いでも男らしさが出るらしい

ファッションコラム

Tシャツの脱ぎ方の違い

少し前に知り合った男性がサウナ好きだという事で、サウナで整う方法を教えてくれる事になり、いっしょに地元のスーパー銭湯に行きました。

結論からいうと、我慢して水風呂に入っても整う(気持ちよくなる)事はなかったのですが、それよりも私が印象に残ったのが、脱衣所で洋服を脱いでいた時に彼から

「もしかして・・・ゲイ?」

と言われた事です。

「いや、普通だけど・・・なんで?」

と聞き返すと、「Tシャツの脱ぎ方が女子っぽかったから」と言われました。当ブログでは以前にTシャツの寿命を延ばす方法を紹介した事があるのですが、

参考Tシャツの寿命を延ばす方法

ここでも紹介したように、私はTシャツの襟が伸びるのがイヤなので、手をクロスさせて裾を持ち、Tシャツが裏返しになるように脱いでいます。

その事を伝えると、「そういう意味か」と納得してくれたのですが、まさかの彼の発言に私自身が驚く事になりました。

オシャレな男性に対してゲイ疑惑をもつ人がいるのはイメージできるのですが、私のファッションはいわゆるオシャレが大好きな人のような個性的なものではなく、いたって普通のファッションを丁寧に着こなすといったスタンスなので、今までゲイと疑われた事がなく、少しショックでした。

ゲイバーに飲みにいった時にママと話していると、ゲイの人達はファッションや仕草といったもので、お互いに直ぐに分かるとのことで、「俺は?」と聞くと「全然違う!」と本職の人にも断言されていました。

まさかのTシャツの脱ぎ方でそのように思われた事に驚いたので、サウナからあがって脱衣所にいる時に、さりげなく他の男性の洋服の脱ぎ方を観察していると、確かに手をクロスさせて脱ぐ男性は、それほど多くありませんでした。

年配の男性も多かったので、五十肩といった問題もあったのかも知れません。

両手で襟元を広げながら脱ぐ人や、首の後ろあたりの生地を持って引っこ抜く人や、腕から抜いて上に持ち上げるように脱ぐ人もいました。

それからTシャツの脱ぎ方が気になるようになり、自宅で色々と試してみたり、ネットで調べてみると、思わぬ発見がありました。

男らしいTシャツの脱ぎ方

それは一部の女性は、男性の荒々しいTシャツの脱ぎ方に色気を感じるといったものです。

色気を感じる男性の仕草として有名なのは、車をバックする時に助手席に手を掛けたり、ネクタイを緩めたり、腕まくりをするといったものがありますが、Tシャツの脱ぎ方にも当てはまるようでした。

特に首の後ろの生地を掴んで引っこ抜く脱ぎ方が、女性受けが良いようでした。

両手で襟を広げながら脱いだり、先に手を抜いてから持ち上げる脱ぎ方ではありません。

そもそも何故に男女で洋服の脱ぎ方に違いがあるのかというと、様々な説が見つかったのですが、女性は髪が長いので引っかからないように、裾をまくり上げる方法が主流なんだそうです。

その脱ぎ方だと顔のメイクが触れにくい事もあり、多くの女性はそのような脱ぎ方になっているようでした。

またファッションレベルが高い女性ほど、きちんと身体にフィットしたサイズの洋服を選ぶので、生地にゆとりが少なくなり、最も負担の掛からないクロス式が多くなるのだそうです。

一方で男性の多くは適当に大きめのサイズを選ぶので、強引な方法でも脱ぎやすいのだそうです。

私自身がクロスする脱ぎ方になったのは、子供の頃に母親から教わった記憶があります。それ以来当たり前のように行っていたのですが、男性の中では少数派のようでした。

男性らしい色気が漂う首の後ろから引っこ抜く脱ぎ方を試してみると、どうしてもアゴにTシャツの襟が引っかかってしまうので、襟が伸びてしまうのが気になるのですが、この脱ぎ方の方が人前では良いのだと勉強になりました。

逆に改めて腕をクロスさせて裾を持って脱ぐ方法が、いかにTシャツの襟を伸ばさずに済むという事も学びました。私も身体にフィットしたサイズの洋服を好むので、尚更違いを感じられるのかも知れません。

まとめ 脱ぎ方を使い分けよう

そもそも人前でTシャツを脱ぐような機会は、それほど多くないので気にする必要はないのかも知れませんが、暑くなって重ね着している洋服を人前で脱ぐような時は、クロスさせて脱ぐのは控えようと思いました。

クロスして脱ぐとTシャツが裏返しになり、そのまま洗濯するにもメリットがあるので、自宅と外出先で使い分けようと思います。

参考洋服を裏返して洗濯するメリット

流石に両手でTシャツの襟元を広げて脱ぐ方法は、一気に寿命を縮めてしまうのでイヤですし、袖から腕を抜いてから持ち上げる脱ぎ方も、袖が伸びてしまうので微妙でした。

やはり洋服を傷めないという点で考えると、クロスさせて脱ぐのが理想ですが、人前では首の後ろ側を持って引っこ抜く脱ぎ方を選ぼうと思います。

当ブログでは以前に、男性のハンカチに色気を感じる女性について紹介した事があるのですが、

参考男性のハンカチは意外と武器になる?

これらのように男性が思ってもいないところに、女性が色気を感じる事があるかも知れないので、Tシャツの脱ぎ方といったものでも、意識して使い分けられると良いのかも知れません。

ちなみにTシャツの着方について調べてみても面白かったです。私は両袖に腕を通してから着ていたのですが、先に頭を通してから片腕ずつ袖に通したほうが、男らしい着方なんだそうです。

これも実際に試してみると、袖に負担が掛かって伸びてしまいそうで怖いのですが、そんな事を気にしないぐらいの方が、男らしい印象になるのかも知れません。

これらは今まで無意識に行っていただけに、新しい発見となりました。

Tシャツの襟元を広げて脱ぐのはおすすめしませんが、後ろから引っこ抜く脱ぎ方は覚えておいて損はないのかも知れません。

もちろん襟に負担を掛けないクロスして脱ぐ方法も同様です。上手く使い分けられるのが理想です。

ちなみにTシャツの脱ぎ方を調べていた時に、面白い脱ぎ方があったので紹介しておきます。

ある意味では凄く男らしい脱ぎ方なのかも知れません(笑)。

靴の脱ぎ方や履き方も寿命を大きく左右するので、適当に押し込んで履いたり、靴同士を擦り合って脱ぐようなことは避けた方が良いと思いますが、あまりにも靴を大事にするあまりに、小上がり席などで靴を脱ぐ時に、丁寧に靴紐を緩めて丁寧に脱ぎ、靴紐を揃えて内側に入れてから下駄箱に揃えておくような事は、あまり男らしくないのかも知れません。

この辺のバランスは難しいところですが、ピッカピカに鏡面磨きした革靴というのは、ナルシストっぽい雰囲気が漂ってしまうので、ほどほどにした方が良いような事です。

女性によって受け取る印象は変わるのでしょうが、脱いだコートを時間をかけて丁寧に畳んだりすると、完璧主義者や潔癖症のような印象をもたれて、避けられてしまう事もあるのかも知れません。

乱雑にコートを放り投げるのも良くありませんが、パッと軽く畳むぐらいの方が、バランスが良いのではないでしょうか。

中にはコートを乱雑に放り投げる男性の方が、女性の母性本能をくすぐって良いという事も考えられるので、一概に正解は決められるものではありませんが、常識の範囲内で少しだけ質を高めるようなバランスを意識したいものです。

ファッションでもズボラなのが良いわけではありませんが、キメ過ぎても問題になるものです。いたって普通の洋服でも、きちんと身体にフィットしていたり、清潔感があるといった事の方が、より多くの女性に好感をもってもらえる(嫌われない)のではないでしょうか。

たかがTシャツの脱ぎ方といったものでも、色々なバランスがあるようなので、それぞれのメリットを理解して上手く使い分けてみてください。そうそう使い分けるチャンスなどありませんが・・・。

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