女性が男性に求めているオシャレな要素を理解しよう!
女性が求める男性のオシャレ
当ブログでは以前にオシャレが好きな男性は女性にモテないといった内容のものを紹介した事があるのですが、
そもそも「オシャレである事」の定義は凄く曖昧な要素なので、女性によっても受け取り方が違いますし、流行といった時代の変化でもオシャレな印象にもダサい印象にもなってしまいます。
しばしばファッション雑誌などで「今女性にモテるオシャレはコレだ!」のような特定のファッションをあげている事がありますが、あくまでも相手の女性の好みの問題であり、全ての女性が求めている要素とは限りません。
多くの女性が求めている男性のオシャレな要素というのは、意外とシンプルです。
抜群にオシャレである事よりも、ダサい要素や不潔な要素を避ける傾向があります。
女性が憧れる男性の部屋
少し前にネットニュースで「女性が憧れる男性の理想の部屋」といったものが紹介されており、何人かの女性がそれぞれポイントを語っていたのですが、当然好みのポイントは人それぞれ違いました。
これはオシャレといったものも同じであり、特定の正解例があるわけではありません。
一方で共通していたのが、女性が幻滅する要素です。
潔癖症過ぎる完璧に整った男性の部屋がマイナスだったり、散らかっている部屋もマイナスでした。
他にも本棚に自己啓発系や恋愛テクニック系の本があるとイヤだとか、筋トレグッズがあるとイヤというものもありました。
清潔感がない部屋がイヤなのは当然の事として、もう一つの大きな要因として女性にモテようようと意識しているのがイヤだというものがありました。
ろくに努力もせずに良いスタイルをキープできるものではありませんが、それを隠す事なく前面に押し出されると引いてしまう女性が多いわけです。
寝ぐせが付いたままのボサボサ頭の男性が好きな女性はいませんが、逆に鏡を持ち歩いて頻繁に髪型をチェックするようなナルシストな男性も女性に嫌われます。
それなりにレベルは求めてきますが、そこに執着し過ぎているのもマイナス要因となってしまいます。
男性だってセクシーな女性がタイプだとしても、これ見よがし過ぎると引いてしまうような事です。
私はある女性の部屋に初めて行った時に、ラブホテルの内装のようなインテリアでドン引きしてしまった事があります。大人のグッズも隠す事なく置いてあり、どんだけ男を連れ込んでいるだと不安になり、急な予定が入ったふりをして何もせずに部屋を出た事があります。
特別な個性はハマるとプラスに働きますが、そうではない人にとってはマイナス要因にしかならないので、あまり余計な事は取り入れるべきではありません。
これはファッションやオシャレといったものにも当てはまる事であり、多くの女性は男性に対してファッションモデルのような完璧さを求めているわけではありません。
逆に言えば、最低限のレベルさえクリアしていれば、それほど問題にはならないという事でもあります。
ただこの最低限のレベルの基準が、男女では大きくかけ離れているので誤解が生まれてしまいます。
最低限の清潔感の差
女性が男性に求めるファッションとして「清潔感」をあげる女性が多いので、多くの男性も「清潔感さえあれば十分だ」といった捉え方をしてしまうのですが、この清潔であると感じられるレベルに男女差があります。
男性が思う清潔感というのは、きちんと洗濯をしていたり、ボロボロの服を着ないといった程度なのですが、女性が求める清潔感のある男性というのは、その男性の体型やタイプに合っている洋服だったり、TPOに合っている洋服だったり、流行遅れになっていない洋服だったりします。
全身が最新の流行ファッションが良いという意味ではなく、ダサい印象ではないかといった要素の方が印象を大きく左右します。
特別オシャレな洋服でなくても、悪くはない洋服であれば多くの女性に嫌われる事はありません。
男性が女性の部屋に求める要素も同じではないでしょうか。ぬいぐるみだらけの少女趣味だったり、イケメンアイドルのグッズが満載の部屋だと良い気はしないはずです。
男性のオシャレといったものでも、「ちゃんと洗濯しているから問題ないだろ」といった程度の認識だと、洗濯したてでも襟が伸びたシャツを平気で着てしまったり、TPOを無視した自分よがりなファッションになったり、中途半端に昔の流行を引きずってしまうので、女性からすると「清潔感がない男性」といった印象になってしまいます。
頻繁に新しい洋服に買い替えている男性であれば、これらの要素は回避しやすくはなるのですが、洋服が傷む原因といったものに向き合う事がないと、日常の動作が雑なままなので清潔感(品)のない男性に映ってしまいます。
例えば定期的に靴磨きをしている男性だと、靴が傷む原因がわかるようになるので、靴を脱ぐ動作といったものが丁寧になり、乱雑に擦り合わせて脱ぐような事がなくなります。
口臭を気にしている男性であれば、食後にミンティアを食べるような事をすると思いますが、デートの前日に匂いやすいメニューを避けるといった事も意識できるようになります。
コンビニで飲み物を買うような動作でも、雑な男性だと冷蔵庫の扉を開けた後に手を離してドンっと閉めてしまいますが、多くの女性はきちんとドアに手を添えて音を立てずに閉めるものです。
こういった事も清潔感に含まれるので、「新しい洋服さえ着ておけばいいんだろ」という考え方では、内からにじみ出る清潔感が身につく事がありません。
「清潔感があれば十分」なのは確かなのですが、その清潔感(品や誠実さを含む)の捉え方が男女で大きく違うので、女性から嫌われるファッションになってしまうわけです。
普通のレベルを引き上げろ!
女性は生理があるので体臭ケアには敏感ですし、ムダ毛処理といったものも日々向き合っています。お手洗いに行く度に鏡の前でメイクや髪型の崩れといった要素をチェックしています。
一方で男性は体臭ケアなら「制汗スプレーをすればいいだろ」といった認識なので、洋服に染み付いてる汚れや口臭ケアといった要素を見落としてしまいます。
トイレの鏡の前で身だしなみをチェックする習慣もないので、肩にフケが乗ってても鼻毛が飛び出ていても気がつきません。
女性と同レベルの清潔感を男性に求めているわけではないのですが、最低限の清潔感といったものにも開きがあるので、多くの男性は間違えてしまうわけです。
女性にとってオシャレとは、これらの清潔感を保つ事も含まれています。
ファッション雑誌で紹介されている最先端のオシャレを取り入れても、靴同士を擦り合わせて脱いでいるようだと、一ヶ月も経たずに汚れてしまいますし、Tシャツを脱ぐ時に襟元を持って広げているようだと、洗濯して綺麗な状態になってもヨレヨレの襟元になってしまいます。
ズボラな男性に母性本能がくすぐられる女性もいるので、必ずしも好かれないわけではないのですが、その他の多くの女性からは避けられる要因となってしまいます。
女性が憧れる男性の部屋といったものでも、それぞれ好みが違うので正解例があるわけではないのですが、嫌われる要因は共通しているので避けた方が無難です。
女性が求める男性のオシャレも同じです。特定の個性を求めているわけではなく、最低限のレベルをクリアしていれば、大きな問題にはなりません。
ただその最低限のレベルが、男性が思っている以上に高いので誤解してしまっている男性が少なくありません。
特別なオシャレな要素を取り入れるより、普通のレベルを引き上げた方が、多くの女性から避けられる事がなくなり、結果的に「悪くはない」といった評価になり、選択肢の1人として滑り込める可能性が高まります。
オシャレに興味が無い男性からすると、スーツ姿の男性はみな同じように見えるかも知れませんが、しっかりとサイズを合わせてシャツやネクタイのバランス(コーディネートだけでなく、ネクタイの長さや結び目の大きさなども)を取り、日々メンテナンスをしながら着こなしている男性は多くないので、女性からすると同じスーツ姿でも評価が分かれるわけです。
スーツ姿の男性が好きな女性は多いですが、スーツをきちんと着こなせている男性は多くありません。
それでもスーツは一般的な洋服と違って細かくサイズを合わせて選ぶので、ズボラな男性でもそれなりに似合う可能性があるのですが、扱い方が適当だと皺だらけになってしまうわけです。
きちんとしたハンガーにかけないと型崩れしてしまいますし、頻繁に洗濯できないだけに洋服ブラシをかける習慣があると、細かなホコリを落とせるだけでなく、生地の繊維の向きが整って良い風合いを保ちやすくなります。
どんなに高価な革靴を購入しても靴磨きをする習慣がないと、皺に汚れが入り込んで革が傷んでしまいますし、シューキーパーを入れないと靴底が反り返っていくので、残念な印象に映ってしまいます。
これらのように新しい物を身につければOKという問題ではありません。日常の動作や扱い方が清潔感の差となって表われてしまうので、どんなに新しい洋服でも清潔感を感じられません。
当ブログではしつこいぐらいに普通のファッションが良いと紹介しているのですが、この普通のファッションを丁寧に着こなす事こそが、女性が男性に求めるオシャレに当てはまるのではないでしょうか。
まとめ 逆の立場で考えてみよう
女性が男性に求めるオシャレとは逆に、男性が女性に求めるオシャレで考えてみても分かりやすいと思います。
好みのファッションは人それぞれなので、男性にモテる女性ファッションに正解があるわけではありませんが、明らかに似合っていない洋服や年相応ではない洋服や場違いな洋服に好感をもつ事はないと思います。
露出の多い洋服が好きな男性でも、清潔感のない太ったおばさんだと嬉しくないですし、ムダ毛が見えてもガックリするのではないでしょうか。着物に色気を感じる男性でも、まるで品のない仕草の女性だと台無しです。
一方で女性が好きなネイルのような要素に惹かれる男性も少ないと思います。爪が伸びて汚れが挟まっているような爪は流石にイヤですが、女性同士が褒め合うオシャレなネイルアートをしていても、男性にとってはたいしてプラス要因にはならないものです。
女性のオシャレは男性の為だけでなく女性同士で競い合う要素も強いので、同性からの評価も気にする必要があるのですが、男性同士でオシャレを競うような事はほとんどないので、無理に個性を取り入れても特になる事は滅多にありません。
特定の女性に好かれる為に、ピンポイントで取り入れるようなオシャレであれば、プラスに働く事もありますが、それ以外の女性からするとマイナス要因になってしまいます。
多くの男性にとって女性に求めるオシャレというのも、いたって普通のオシャレなのではないでしょうか。女性同士が褒め合う可愛い下着など、男性からすると(もっとシンプルなものでいいのに・・・)と感じるような事です。
ただ普通といってもスエットが良いわけでもないはずです。清潔感がにじみ出ている部屋着のような恰好でデートに来られてしまうとガッカリしてしまいます。
普通のオシャレといっても時代によって変わるので、一概に正解があるわけではないのですが、やはり年代に合っている洋服や体型や肌の色にあっている洋服や流行を程よく取り入れた洋服が良いわけです。
要するに似合っていればOKです。似合っていないとNGです。
いかにも時間をかけてきめた髪型よりも、清潔感があって似合っていれば十分です。
ホストやホステスのような世界であれば少し事情が変わってきますが、一般の男性にそこまでのレベルを求める女性はいません。
程よく流行を意識した(流行遅れではない)清潔感のあるファッションであれば、多くの女性からオシャレな男性だと認識される事になります。
なんてことない普通のファッションの女性でも、きちんと身体にフィットしている洋服を着ていると女性らしいボディラインを感じられて魅力的にうつるように、男性もきちんとサイズを合わせた清潔感のあるファッションであれば、多くの女性に男性らしさをアピールできるものです。
一部の人からしか好かれない特定のオシャレより、多くの女性から避けられない普通のオシャレとしっかりと向き合ってみてください。
鞄や財布といった小物にも、余計な個性が入り込むと幻滅されてしまいます。女性の鞄にジャニーズのキーホルダーがぶら下がっていると、多くの男性は良い気がしないように、特定の個性は諸刃の剣です。
オタク文化が好きなのは個人の自由ですが、そのような要素をオシャレとして取り入れてしまうと、オタク以外のその他多くの人にとっマイナス要因になってしまうので気をつけてください。
オシャレは個性が大事だという人も多いですが、丁寧に普通のオシャレを極めている男性は少ないので、それも立派な個性として女性から認識してもらえるはずです。
ファッション雑誌やモデルのような世界は、全員がレベルの高い容姿やスタイルを持っているので、個性を引き立たせて違いをアピールする必要がありますが、普通の容姿やスタイルの男性が圧倒的に多い一般社会では当てはまらない事です。
男性が女性に求めるオシャレが普通なように、女性が男性に求めるオシャレも普通の事なので、その普通のレベルを引き上げて、周りのライバルの男たちから抜け出してください。
周りの男たちは違いに気がつきもしませんが、男性よりも圧倒的にファッションレベルが高くて清潔感の基準が厳しい女性からすると、その違いは一目瞭然になりますよ。
【関連記事】
※オシャレレベルを高める事が良いわけではない
ディスカッション
コメント一覧
少し前にこちらのブログを知って勉強させてもらっているのですが、今回も安定の普通推しですね(笑)
それだけ普通のファッションとしっかりと向き合っている男性が少ないのでしょうね。女性にとっての当たり前が男性とのズレがあるということを胸に刻んでおきます!