ダサいメンズファッションの例に惑わされるな!勘違いを治すのが先

ファッションコラム

ダサいメンズファッションはコーディネートが悪い?

しばしば「ダサいメンズファッション」の例として、代表的なコーディネートがネットや雑誌などで特集されているものですが、その対策として特定のコーディネートを勧めている事があります

それらを参考にした結果、ダサいファッションから抜け出せる事がないとは言いませんが、これはラーメンで例えると隠し味や特定の具材を足すような事であり、不味いラーメンが美味しくなるわけではありません。

この辺の事を勘違いしている男性が多いので、特定のファッションアイテムさえ購入すればダサいファッションから抜け出せるのだと考えてしまいます。

その特定のファッションアイテムを売りたい側からすると、まさに思うツボなのですが、不味いラーメンにチャーシューを増やしたところで美味しくならないに、根本的なダサさから抜け出せるわけではありません。

そもそもオシャレなファッションというのは好みの問題であり、分厚いチャーシューが好きな人もいれば、脂っこい背脂が好きな人もいれば、薄味が好きな人もいます。

誰にでも美味しいラーメンがあるわけではないように、特定のオシャレなアイテムというのは万能ではありません。

ダサいメンズファッションというのも同じで、ロレックスを身につけるだけで良い評価をしてくれる人が全くいないとは言いませんが、決して万能ではありません。

無精ひげに寝ぐせだらけで顔色や姿勢も悪くて清潔感のないファッションの男性がロレックスを身につけていても、偽物にすら見えてしまうかも知れません。

ロレックスが悪いという事ではありませんが、それだけで解決するとは限りません。主婦向けにお得な商品をアピールしている営業マンが身につけていると、うさん臭さが増してしまうかも知れません。

特定のファッションアイテムというのも同じで、一部の層から評価されるかも知れませんが、その一方でその他多くの層から嫌われる可能性があります。メリットよりもデメリットの方が大きくなるかも知れません。

ダサいメンズファッションのコーディネートの例というのは、

「今時ラーメンにナルトを入れるなんて古臭いぜ!」

というような事であり、ナルトの変わりに煮卵を入れてからといって解決する問題ではありません。ナルトの盛り付け方や厚みや数を改める事で、グッとバランスが良くなる事だってあるかも知れません。

あくまでもラーメンを美味しく作る事が大切なのであり、そこと向き合わずをせずに何か追加しても多くの場合は解決しないように、ダサいメンズファッションを改めたいのであれば、まずはダサく見えてしまう要素を理解して改善する必要があります

ダサさや不味さは万人に共通

こだわりの強いラーメンやオシャレなファッションは好みが分かれますが、不味いラーメンやダサいファッションというのは万人に共通して嫌われます

少し前に行ったラーメンが見事に不味くて印象に残っているのですが、粉っぽい麺でスープに雑味も多く、具材の味付けが濃くてバランスが無茶苦茶でした。

おそらく麺を茹でるお湯を頻繁に変えていなかったり、スープを灰汁を取っていなかったり、具材とスープの味付けのバランスの事を考えていません。

よくテレビでラーメン屋の店主が茹で上がった麺の湯切りを大げさな動作で行っているものですが、あれを怠ると茹で汁の雑味がスープに混ざって薄くなったり、粉っぽくなってしまいます。

大げさな動作で湯切りをする必要はないのですが、しっかりと湯切りをしないだけでもラーメンは不味くなってしまいます。

チェーン店などに多いのですが、作る人が変わるとこの辺の作業に差が出るので、店舗によって随分と味が違ったり当たり外れが出やすくなります。その対策として大手ラーメンチェーンでは、湯切り専用の掃除機のようなものまで導入しています。

全く同じ具材やファッションでも差が出るのは、このような基本的な事の差です。

ナルトが乗っていても美味しいラーメンはありますし、ユニクロのような価格の安い洋服でもオシャレに着こなしている男性がいるように、特定のアイテムによってダサく(不味く)なるわけではありません。

好みが分かれるオシャレなアイテムや目立つ具材というのは、相手によってプラスにもマイナスにもなってしまいますが、基本的な事を疎かにしている手抜きは万人に共通してマイナスになってしまいます。このマイナスを避ける事こそがポイントです。

マイナスを避けるのがポイント

ダサいメンズファッションか抜け出したいのであれば、基本に忠実な着こなしと向き合う事しかありません。この辺の事については別のところでも紹介したのですが、

いくつかの簡単なポイントをあげると、

  • サイズ合わせ
  • TPO
  • メンテナンス
  • 清潔感
  • 姿勢

といったところになるでしょうか。洋服のサイズが合っていないとバランスが悪くなるのは誰でもイメージできると思いますが、ダサく見えてしまう人ほどしっかりとサイズを合わせていません。

あえてオーバーサイズの着こなしをするオシャレもありますが、あれは絶妙なバランスの上に成り立っているものであり、適当にサイズを上げれば良いわけではありません。

料理の盛り付けでもやたらと大きなお皿の上にチョコンと盛り付けているものがありますが、よほど高級なお店でもない限り、おかしなバランスになってしまいます。ファミレスやラーメン屋でそんな盛り付けをしても誰も得をしません。

しっかりとフィットするサイズ感を分かっている人だけが、狙った通りのオーバーサイズの着こなしが出来るのであり、ダサい人が安易に取り入れるテクニックではありません。

顔や首からスマートな体型を維持しているのが伝わるからこそ、あえてダボっとした着こなしをしても不潔に見えませんが、パンパンの顔や二重顎の人がそのような恰好をしてしまうと、余計にだらしなさを強調する結果となってしまいます。

TPOに合わせる事も凄く重要です。あまり気にしていない人でもお葬式ぐらいは黒のスーツや革靴を合わせていくものですが、その程度の認識しかないので詰めが甘くなってしまいます。

ファッションセンスが高い人というのは、この場や相手に合わせる精度が研ぎ澄まされています。一流の料理人が食材に合わせて調理法を変えるように、微調節をする技術があるからです。

黒いネクタイでも適当に結んでしまうと礼節に欠けてしまいます。通夜や葬式で明らかにネクタイを緩めてだらしのない結び方をしている男性は少ないですが、ディンプルと呼ばれる結び目の下のくぼみが出ている人は珍しくありません。

ディンプルはカジュアルなネクタイの結び方であり、お葬式に向いてはいません。ビジネスの場であればオシャレで軽快な印象になる事もあるのですが、大切なお金を預ける銀行員が細いカジュアルなネクタイをしていると軽薄な印象で不安になるように、軽さがデメリットになる事もあります。

ここまで求めるのは酷かも知れませんが、「黒の革靴なら何でもいいんだろ」といった認識の男性も多いので、常識人っぽい年配男性でも装飾のある革靴を履いている事が珍しくありません。

これもビジネススーツに合わせるのであれば悪くはないのですが、クレーム対応の人や謝罪の場になると軽さが際立ってマイナスになるかも知れません。

カジュアルな普段着だとここまで意識する必要はないのですが、ちょっとオシャレなレストランに行く時に部屋着のような恰好で行ってしまうと、お店の雰囲気をぶち壊すので他のお客さんの迷惑にもなってしまいます。

クラブに行く時にB系ファッションをするのであればTPOに適していますが、普段からそのような恰好をしていると周囲から浮いてしまうので、多くの人からマイナス評価を受けてしまいます。

他にもファッションアイテムのメンテナンスも大切です。どんなにハイブランドの高価なアイテムでもメンテナンスを怠ると、せっかくの良さを引き出す事ができません。

高価な洋服ほどメンテナンスが大変なデリケートな天然素材の生地なので、メンテナンスの差がもろに出ます。

カシミヤのセーターなど凄く大変です。ろくにメンテナンスができないとワンシーズンも持たずに台無しになってしまいます。むしろメンテナンスが簡単なアクリルの安価なセーターの方が、シーズン中盤ぐらいから状態が良いかも知れません。

白いワイシャツだと襟や袖の汚れが目立ちやすいだけに、しっかりとメンテナンスをしている人が多いのですが、カジュアルな洋服だって目立たないだけで同じように汚れています

それらの洋服もきちんとメンテナンスをしないと、汚れがどんどん頑固になっていって悪臭を発しながら傷んでしまいます。

清潔感が重要なのも誰もが理解していると思いますが、清潔感が保たれている基準が人それぞれ違うので、自分では十分だと思っていても、周りの人から見ると不十分だという事が珍しくありません。

「定期的に新しい洋服に買い替えていれば十分だろ」

といった程度の認識の男性が多いだけに、ろくにメンテナンスもしないでどんどん清潔感が失われていきます。

靴などはメンテナンスの差が顕著に表れます。自分が他人の靴が気にならなくても周りの人が同じだとは限りません。

「髪は毎月切っているから清潔感は保てている」

と疑いもせずに信じている男性も多いのですが、髪の伸びるペースは人それぞれ違いますし、私の例でいうと耳の上の両サイドのボリュームがあるので、一ヶ月も放置してしまうとバランスが悪くなってしまいます。

なので現在の私は2週間に一度ぐらいのペースで、価格の安い床屋でカットしてもらっています。

カットが5000円の美容室に毎月通うより、半月毎に2500円のカットをしてもらった方が、トータルの期間を通して清潔感が保てるのはイメージできるのではないでしょうか。

もちろん髪型や髪質にもよるのですが、新しい洋服でもメンテナンスを怠ると清潔感を保てるのが最初だけのように、メンテナンスのしやすさや相性といったものと向き合わないと、知らず知らずのうちに清潔感が失われてしまいます。

年齢を重ねる毎に肌ツヤや髪は衰えてくるので、若い頃と同じ頻度では清潔感が保てなくなる事もありますし、口臭や体臭のケアといったものも変わっていきます。

しっかりと現在の自分に相応しい清潔感を保つ方法にアップデートしている男性が少ないだけに、多くの男性が不潔な印象になってしまいます。

姿勢の崩れもダサいファッションの人に当てはまる要素です。最近はスマホの影響もあってか若い世代でも姿勢が悪い男性が凄く増えているのですが、どんなにしっかりとサイズ合わせをしてメンテナンスをしている洋服でも、姿勢が悪いとカッコ良く着こなす事はできません。

背中が丸まっていると洋服の前側の生地が弛んで縦のシワが増えてしまい、逆に後ろ側には引きつった横のシワが増えてしまいます。

せっかく美味しくできたラーメンでも盛り付けが適当だと美味しく見えないように、姿勢の崩れが原因でダサい印象になってしまっている男性は少なくありません。この辺の事についても別のところで詳しく紹介しているのですが、

清潔感のない姿勢の悪い男性がどんなにオシャレな洋服を着たところで、プラス評価になる事はありません。

一般的に筋トレのメリットというのは、盛り上がった筋肉で男らしい体型になる事だと思っている男性が多いのですが、洋服の上からでも分かるボディビルダーのように見事な体型にでもならない限り、狙っていたメリットは得られません。

ただ筋トレを始めると、姿勢の崩れは割と短期間で改善される傾向があります。筋肉を大きく発達させるにはとんでもない努力と期間が必要ですが、姿勢が良くなるだけで見た目の印象がグッと良くなるので、結果的に洋服が似合いやすくなる傾向があります。

もちろん姿勢が良くなると身長だって高くなります(元に戻る)し、洋服の購入時に試着した通りのバランスを取り戻せるかも知れません。試着時は誰でも姿勢を正すだけに、普段の姿勢が悪いとズレが生じてしまいます。

姿勢による魅了の違いは女性の体型で考えてみても分かりやすいのですが、ボンキュッボンの理想的な体型ではない女性でも、姿勢が良くなると女性らしいボディラインが浮き出るので魅力的になるような事です。

崩れた姿勢のままオシャレなファッションを取り入れたところで、大した意味がないので、しっかりと理解してほしいと思います。

ガニ股で腰が引けて背中が丸まって顎が前に出ている人が本当に多いです。姿勢の悪さだけで身長が5cmぐらい小さく見えてしまう事も珍しくありません。そもそも上着は肩で着るものなので、猫背で肩が前に入っているとフィットしようがありません。

きちんとサイズを合わせた新しい洋服でも、姿勢が悪いだけでダサくなってしまう事を覚えておいてください。

これらのように基本的な事を疎かにしたまま新しいファッションアイテムを購入しても、ダサく見えてしまう要素が変わらないので意味がありません。

洋服の清潔感ぐらいは改善されますが、ろくにメンテナンスできないと直ぐに不潔になってしまいます。

ファッション誌やネットで紹介されているダサいファッションから抜け出す方法だと、解決策として売りたいファッションをアピールしてくるものですが、基本的な事が改善されない事には解決しないで、日頃からしっかりと手持ちの洋服と向き合う事が大切です。

まとめ コーディネートの問題だけではない!

ダサいメンズファッションの特徴としてコーディネートの問題ばかりが取り上げられるのですが、コーディネートは好みの問題なので、それだけで解決するものではありません。

よほどのアクの強いファッションをしているのであれば、普通にするだけで評価が良くなるかも知れませんが、それはあくまでもマイナス評価が0に戻っただけであり、プラスになったわけではありません。

不味いラーメンに何か足しても美味しくならないように、まずはマイナス評価になっている箇所を改めない事には、せっかくのプラスアイテムが活きてこないので、ここを勘違いしないでください。先にやるべき事がたくさんあります。

売りたい側は、さもそのアイテムさえ身につければオシャレになるようなアピールしてきますが、そこに踊らされているといつまで経ってもマイナス要因が改善されません。

コーディネートの問題だけなのであれば、雑誌のコーディネートやお店のマネキンをそっくりそのまま真似れば良い事になりますが、それだけで解決する問題なら世の中にダサいファッションの男性はいなくなっているはずです。

洗濯の仕方によっても清潔感に影響がありますし、適当なハンガーのせいで型崩れするような事もあります。姿勢が悪いばっかりに特定の箇所だけが擦り切れてしまったり、適当な歩き方のせいで靴底が偏ってすり減って益々歩き方が悪くなる事もあります。

定期的に新品に買い替えていれば、ある程度は解決できるかも知れませんが、TPOに合っていないとマイナス評価になりますし、鼻毛が飛び出ているだけでも一気に清潔感は失われてしまいます。

靴を脱ぐ時に靴同士を擦り合わせていると、新品の靴でも数週間でボロボロになってしまいます。

ダサいメンズファッションから抜け出すには、これらの基本的な事と向き合わない事には全て無駄になってしまいます。特定のコーディネートを真似たところで上手くいくものではありません。

有名ラーメン店の美味しいラーメンを真似て作れるようになったとしても、店内が汚いままだったり、接客が悪いままだと同じような評価を受ける事はありません。

それらも改善してお客さんが満足してくれても、食後にトイレに行った時にとんでもなく汚いと二度と行きたくなくなるように、些細な粗やスキを改めない事には意味がありません。

ファッション初心者やダサいファッションの人ほど、これらのような基本と向き合う事なく、手っ取り早く解決できそうな分かりやすい選択をしてしまうのですが、そのままだと常に流行のファッションを買い続けるような事になってしまい、せっかくお金を掛けているのに期待しているほどの評価を得る事はできません。

いわゆる成金ファッションのような事です。本人は満足気にしているものですが、はたから見ると滑稽にうつってしまいます。

もちろん背脂たっぷりのこってりラーメンが好きな人がいるように、お金持ちアピールができる成金ファッションが評価される事がないわけではないので、金目当てで寄ってくる女を食い物にしたい男性にとっては有効かも知れませんが、自分の周りの人からの評価を上げたいのであれば、マイナス評価になっている箇所を改める方がずっと簡単です

一部の層に強烈に好かれる事はないかも知れませんが、多くの層から避けられる事がなくなるので、仕事でも友人でも恋愛でも関係が良くなる可能性が高くなります。

特定の女性を狙っていて、その女性の好みのファッションに合わせるのであれば悪くはないのかも知れませんが、特定の個性はその他多くの層からマイナス評価になってしまうので、しっかりとコントロールしなければなりません。

TPOに合わせてファッションをコントロールする事ができれば、このような事も可能ですが、長髪のようにコントロールが難しい要素を取り入れてしまうと、メリットよりもデメリットの方が上回ってしまうものです。

長髪の男性が好きな女性がいないとは言いませんが、おそらく数%しかいません。長髪のイケメン芸能人が髪を切ると大抵は評価が上がるように、長髪だから人気だったのではなく、イケメンだから人気だっただけです。

特定の個性は諸刃の剣です。時と場合によっては凄く有利に働くケースがありますが、トータルで考えるとデメリットの方が上回ってしまいます。

オシャレなメンズコーデの例なども同じです。流行のアイテムほど流行遅れに巻き込まれます。来年にはダサいメンズコーデになっているかも知れませんし、メンテナンスを怠ると2週間でダサくなるかも知れません。

フィット感がイマイチだったり、姿勢が悪いままだと購入した日からダサいかも知れませんし、全て完璧に合わせても悪臭を発しているままだと評価は上がりません。

ダサいメンズファッションというのは、単純にコーディネートの問題だけではないという事を理解していただけたでしょうか。ここを勘違いしたままだと、いつまで経っても根本的な解決につながらないので気をつけてほしいと思います。

しっかりと靴紐を結ぶだけで歩き方が改善し、日頃から全身の筋肉をバランスよく使えるようになって姿勢も改善し、内臓の機能も改善して肌ツヤや髪質が良くなり、自然と胸を張った良い姿勢で洋服のシワが減り、グッと印象が良くなる人だっているかも知れません。

「風が吹けば桶屋が儲かる」

という諺があるように、些細な事が巡り巡って大きな結果となっている事が珍しくありません。口呼吸を改善しただけで、歯の黄ばみが減ったり、口臭が少なくなったり、呼吸の質が上がって疲れにくくなったり、唾液の分泌が増えて消化吸収が良くなったりする事もあります。

ダサいファッションというのも些細なポイントから発展しているケースが多いです。多くの男性のファッションは適当でどこかしらかにマイナスがあるので、しっかりと基本と向き合って、「悪くはない」評価になると周囲の男性から頭一つ抜きんでる事ができます

特定のアイテムで一部の層からの評価を上げるより、全体のレベルを引き上げて多くの層から嫌われなくなった方が、あらゆる場面で有利に働くのはイメージできるのではないでしょうか。中途半端にこだわってしまったばっかりに、女性受けの悪いアイテムを身につけている男性がいるものです。

多くの人から愛されているラーメン屋やファミレスのように、特別な個性がなくても悪くはない状態だと激戦区でもしっかりと戦えるものです。

お金持ちだったり、イケメンだったり、マッチョだったりと何かしらの武器がある男性であれば、それをアピールする事で一部の層の女性を層取りできるのかも知れませんが、私を含めて多くの一般男性はそのような武器をもっていないと思うので、基本に忠実に万人受けする要素を磨いた方が、結果的に周りの同レベルの男性と比べて有利に働くはずです。

偉そうな事を語ってきましたが、私自身もファッションに目覚めた頃に同じような道をたどってきました。せっかく大枚をはたいても上手くいかず、むしろ評価が下がるような事も多かったです。

ファッション雑誌を読み漁りながら数年間は試行錯誤していたのですが、ある時にそれほど容姿やスタイルも良くないのに女性からの評価が凄く高い男性と出会い、彼の洋服が高価なブランド服ではない事に衝撃を受け、それからファッションの基本と忠実に向き合うようになり、姿勢や清潔感といったものも改めていった事で、昔の自分から考えられないほど女性にモテるようになり、仕事で出会った人からも高評価をしてもらえるようになりました。

昔の私はファストファッションが似合うのはスタイルの良いイケメンモデルだけだと思っていたのですが、市販の洋服のサイズがフィットしやすいのがモデル体型なのであり、しっかりとサイズを見極める事が出来ると、誰でもスマートな着こなしができるようになります。

ただそれもメンテナンスや清潔感やTPOや姿勢が適当だと、せっかくの良さを活かせません。

○○の洋服がオシャレなのでもなく、△△の洋服がダサいのでもありません。あくまでも相性の問題であり、自分の体型やライフスタイルに適している洋服が似合うだけです。

私はこの事に気がつくまでに随分と掛かってしまったのですが、本気でダサいメンズファッションから抜け出したい人こそ、しっかりと基本と向き合ってみてください。そこで得られる気づきや学びは一生モノのスキルになってくれますよ。

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